花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

「Art e Dossier(4月号)」別冊「Cecco del Caravaggio」。

2023-05-27 21:12:55 | 読書

4月に拙ブログで、アカデミア・カッラーラ(ベルガモ)で開催中の「Cecco del Caravaggio(チェッコ・デル・カラヴァッジョ」展を紹介した。

https://blog.goo.ne.jp/kal1123/e/bcc539271303dae1cdbb15a458bf7eb5

で、なんと「芸術新潮」6月号にこの「チェッコ・デル・カラヴァッジョ」展のレポート記事が2頁にわたり掲載されていた。(むろさんさん情報に感謝

この展覧会はできれば私も本当に観たかったし(残念)、特にカラヴァッジョの弟子としてどのように画業に関わったのか興味があった。まぁ、残された作品から透けて見えるものがあると思うが、チェッコ作品として特定された作品もまだ多くはなさそうであり、多分、この展覧会を機に研究が深まって行くものと思われる。

ちょうど、ボローニャのFさんから「Art e Dossier 4月号(408)」別冊「Cecco del Caravaggio」(Gianni Papi著)を送って頂いたばかりで、私的にグッドタイミングだった。(Grazie>Fさん)

電子辞書を片手に読み始めたばかりだが、さすが、カルヴェージ(Maurizio Calvesi, 1927-2020)が関わった雑誌であり、このジャンニ・パピによる別冊付録の巻末には年表&文献一覧まで付いていて、その充実ぶりに感動してしまった😢。

パピ自身も書いているが、展覧会が開催されたものの(パピが監修)、チェッコの出生や没年情報をはじめ、チェッコをめぐる謎はまだまだ多いようだ。私的にも今後の研究に期待したい。


オイルパステル。

2023-05-01 23:11:21 | 使うもの

最近、ヘタのもの好きでお絵描きを始めた。絵画教室に通うわけでもなく、ド素人が自分の楽しみとして始めただけなのだが...。もちろん、美術館で絵画作品を観ている方が断然向いているよなぁ、と自分でも分かっている

デッサンは難しくて苦手だけど、色を混ぜ合わせるのは好きという超初心者だが、とりあえずやってみよう! と始めた。(何事もチャレンジよね

以前も「塗り絵」に挑戦してみたものの、画材(色鉛筆)の方に興味が向いたり、結局は塗り絵に飽きてしまった前科がある。故に、最初は子供用の「サクラマット水彩」13色から始めた。もう、心は小学1年生🌸(笑)。

なにしろ、色の塗り方も良くわからないから、Youtubeで見つけた柴崎先生の動画で、描き方を参考にしようと色々見ながら研究中である。

https://www.youtube.com/channel/UCPiQ_mEXdEbB-3Yhiq7gq5w

で、柴崎先生の動画にはオイルパステルの紹介もあったのだ。

ずっと以前、ゲストの桂田さんからセヌリエのオイルパステルを頂いた。もの凄く発色が良くって、特に白を上から塗ると、まさに印象派 な色になり、恐るべしセヌリエ!だった。もったいなくて(白が減るのも恐くて)、時々色をまぜまぜしながら楽しんでいた。が、柔らかいテクスチャーなので、油絵経験のない私にはお絵描きは難しすぎるのが残念ながら難点でもあった

柴崎先生もセヌリエの動画では、やはり初心者には難しいかもしれないとおっしゃっていた。で、カランダッシュのネオパステルの動画では、なにやらセヌリエよりは扱いやすそうだった。

ということで、私もつい、Amazonぽちっとな、しましたぁ。(ルミナンスよりはリーズナブル

もちろん、柴崎先生みたいな複雑で芸術的な絵は到底描けませんっ。なので、Youtubeで初心者の私にも挑戦できそうな動画を探したら...あったのですよぉ~

「1日で油絵を完成させたいOhtani」さんの動画...

https://www.youtube.com/watch?v=VOrDmIu2_vA

もう、見よう見まねで描いたのが下である。(お目汚しスミマセン!!)

いやぁ、私にもそれらしく描けましたぁ~!! ちょっとカラヴァッジョ風の明暗表現だわ。動画のOhtani先生に感謝!!

ネオパステルは意外に扱いやすいかも? お絵描きの楽しみがふえました