花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

オランダで撮った写真(1)

2019-02-26 23:53:40 | 海外旅行

オランダで撮った写真をチェックしながら、面白いかもと思った写真を少しだけピックアップしてみた。

先ずは、アムステルダム到着日に1泊したホテルの部屋からの眺望。アムステルダム中央駅の線路を跨いで建物が通路で繋がっているのだ

で、次は有名なユトレヒトのミッフィー信号 青渡れ♪ 

同じユトレヒトにて、2018年版ホイジンガー『中世の秋』を見つけた書店に平積みされていた村上春樹・著『海辺のカフカ』。オランダ語訳も出ているのね

ということで、お茶濁しでした(^^;;


アムステルダムの日曜日。

2019-02-25 22:25:05 | 海外旅行

約1週間の短いオランダ旅行でしたが、無事に仙台に戻りました(^^ゞ。頑張り過ぎて足に故障が出てしまい、歳には勝てないなぁと反省してしまいました

さて、最終日の日曜日、日本への帰国便は午後からだったので、朝一番で「ハートの本」を探しにもう一度アムステルダム国立美術館に行ってきました。ホテルから歩いて10分もかからない距離なので、思い立ったら...というところでしょうか

《聖ヒエロニムスとアレキサンドリアの聖女カタリナ》

で、中世展示室にありました!!(ゲストの山科さんに感謝!)やはり、私の見落としでしたね(^^;;;。ハート型の本が愛らしいです

ついでに、前回パスしていた3階も覗いてみました。この階まで足を運ぶ客は少ないようで、閑散としていました

小規模な展示室で、近代というよりも現代寄りの美術作品が並んでいます。これで、各階を全踏破したことになりますね。

今回の旅行はタイトな日程でしたが、とりあえず収穫は多く、できたら後日詳細を書きたいと思っています。


アムステルダムの土曜日。

2019-02-24 16:13:24 | 海外旅行

アムステルダムの土曜日、街中は人々で混合っていました。ということで、人々の群れを縫いながら「エルミタージュ美術館アムステルダム分館」を訪れました。

二つの企画展(?)を観て、その後は「レンブラントの家」に。こちらも「レンブラントのネットワーク」という小企画展をしていました。

「レンブラントの家」のレンブラントのベッド

で、今バタバタしてますので、詳細は時間があったら、または、帰国してからということで


アムステルダムにて。

2019-02-23 17:21:50 | 海外旅行

ホテルから歩いて行ける美術館地区です。毎日足を使って(歩いたり、階段上り下り、立ち続けたり)頑張っているので、足底筋膜炎(右足)&捻挫後(左足)の両足が痛んでいます

さて、映画「みんなのアムステルダム国立美術館」が面白過ぎた、リニューアル後初めての国立美術館です。

写真の中央の垂れ幕でもわかるように、レンブラント没後350年展覧会「ALL THE REMBRANDTS」展が開催されており、まずはこの展覧会から観ました。

若い頃の自画像から始まり、多くの版画・素描に油彩画を絡ませ、レンブラントの足跡をたどる展覧会でした。これだけでもかなりのボリュームです。

で、展覧会場を出た後は、ゲストの山科さんとむろさんさんご推薦のクリヴェッリ《マグダラのマリア》を探して中世展示室へ。

硬質で冷たい眼差しとともに、その指の表現が魅力的ですね。女性の長髪の持つ魔力みたいなものも感じます。もちろん、クリヴェッリのサインも確認できました。

でも、中世展示室で山科さんご推薦の「ハート型の本」を探したのですが見えません。館内の他の展示室も観たのですが、残念ながら見つけることができませんでした(涙)。

さて、レンブラント《夜警》が鎮座する17世紀オランダ絵画の展示フロアに、東京都上野の森美術館で観たばかりのフェルメール《牛乳を注ぐ女》が戻っていました!!

都美上野の森の展覧会では近くに寄れなかったのですが、やはり間近で観るのが相応しい作品です。フェルメールの光へ感性と描写力に魅了されます。

映画で頑張っていた東洋セクションの学芸員が印象的だったのでアジア館も覗いたり、カフェで昼食を取ったり、かなり長居をした後、すぐ近くのアムステルダム市立美術館に移動しました。

近現代美術を扱う市立美術館、ここでは何といってもデスティール派ですよね。 

この作風に至るモンドリアンの変遷も了解されます。

ということで、アムステルダムでも絵画漬けの一日でした(^^ゞ


アムステルダム⇔ユトレヒト(1泊)

2019-02-22 05:47:56 | 海外旅行

昨日はアムステルダムからユトレヒトに移動し、ユトレヒト・セントラル・ミュージアムで展覧会&常設展を、その後、カタリネ博物館を訪ね、もう足が動かなくなるほど疲れ果ててしまいました

「ユトレヒト・セントラル・ミュージアム」入口

 

「カタリネ博物館」入口

ということで、ユトレヒトに一泊し、今日の午後、アムステルダムに戻りました。思いがけず早めに戻れたので、今回はパスしようと思っていたゴッホ美術館をサクッと観てしまいました。アムステルダム国立美術館は明日訪ねる予定です。

 

今回は「ゴッホ美術館」 の新しいエントランス(2015年)ができてから初めての訪問となりました。

さて、ユトレヒトに行ったのは、セントラル・ミュージアムUtrecht, Caravaggio and Europe」展を観るためでした。なにしろ今度の旅の主目的でしたからね、 ユトレヒト派カラヴァッジェスキ3人衆(テル・ブリュッヘン、ホントホルスト、バビューレン)にスポットライトを当てた内容なので、私的には絶対外せない展覧会だったのです。

Utrecht, Caravaggio and Europe展」会場入口

ちなみに、会場は写真撮影が可(一部不可&フラッシュ禁止)でした! それから、カラヴァッジョ作のモンセラート美術館《聖ヒエロニムス》が展示されていました

カラヴァッジョ《聖ヒエロニムス》モンセラート美術館

で、今回の私的一番に嬉しかった作品は↓です

ヘンドリック・テル・ブリュッヘン《受胎告知》ディースト市立美術館

展覧会図録は英語版があり、もちろん購入しましたが、ハードカヴァーでめちゃ重く、今回の旅のコンパクトなキャリーケースではこれ以上買い物はできません。ユトレヒトDOMU前の本屋で見つけ、欲しくなった本も泣く泣くあきらめました。あの『中世の秋』なのですが、2018年版なので、画像が満載で素晴らしいんです!!

https://www.bol.com/nl/p/herfsttij-der-middeleeuwen/9200000096808318/ 


今、アムステルダムです(^^ゞ

2019-02-20 03:26:37 | 海外旅行

なぜか今、アムステルダムにいます。寒いだろうなぁと覚悟して来たら、気温は仙台とあまり変わらないような気がしました。もしかしたら仙台よりも少し暖かいかも。

上の写真は東京駅ではありません アムステルダム中央駅です。やはり似ていますね(^_-)-☆

で、アムステルダム中央駅をサクッと探検してみました。JR駅ビル(アトレなど)よりもずっと小規模ですが、お店が色々あり、スタバも入っていたし、バルやレストランもありました。

ちなみに、小腹が空いていたのでイタリアン風のお店で一休み。

ミントティーがとてもワイルドでした


ウィーン美術史美術館「ブリューゲル展」感想(3)

2019-02-15 23:30:43 | 展覧会

突然思い出したかのように「ブリューゲル展」感想の続きを超サクッと 

左は《子供の遊戯》、右は《謝肉祭と四旬節の喧嘩》。

アントワープから《悪女フリート》も展示されおり、残念ながら撮影禁止だった、が、それを知らずに撮ってしまった(汗)。やはり道義上画像は出せないよね

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Pieter_Bruegel_d._%C3%84._023.jpg

それにしても、恐れ知らずの《悪女フリート》はしみじみカッコイイ♪♪と思う。観ながら、大友克洋『AKIRA(アキラ)』に登場する銃の腕前が半端ないエプロンおばさんを想起した。エプロンおばさんもすっごくカッコ良いのだわ 

さて、「季節画」展示室に移ると、クレジットには不在のMET《穀物の収穫》の小さな写真と説明があり、続いて、なんとプラハの《乾草の収穫》が展示されていたのだった。初見なものだからしっかり観察。

ピーテル・ブリューゲル《乾草の収穫》(1565年頃)ロブコヴィッツ宮殿(プラハ)

収穫の季節の農村風景であるが、細部が興味津々だったので、カメラを近づけて撮った。 

この3人の若い娘たち、特に向かって右端の帽子を持った娘は、ブリューゲルにしてはまっとうな美人(簡略化もしていない)に描いているので、もしかして画家はモデルに好意を抱いていたのかもしれないなぁなんて思ってしまった。道端に咲く赤い花も可愛いし♪

で、のどかで可愛いばかりでないのがブリューゲルだ。中景の小高い丘の上には処刑台が描かれている。 

首吊り処刑された死体まで描き込まれており、そこに群れる鳥たちと、獲物を狙って近づく狼(?)が見えるのだ。冷徹な画家の眼差しと言うべきなのだろうか。


ようやく原状回復(;'∀')

2019-02-07 01:22:56 | Weblog

以前、ブログで愚痴ってしまった「現状回悪」の再工事が終わり、ようやく原状回復しました(ほっ)。上階の排水管漏れ事故は去年の6月頭で、紆余曲折もありましたが、こんな年越し作業になるとは思ってもいませんでした。立春とともに、やっと新年を迎えたような気分です