私は所謂グルメではなく、どちらかと言えばシンプルな料理が好みだし、それに開放的な空間も好きだから、前回ご紹介したレストランも皆さんが考える「良いレストラン」と少し違うかもしれない(汗)。
あのふたつのレストランもロケーションの魅力があって写真を撮ったので、料理は案外気が向いた時にしか撮っていない。ということで、 今回の「カフェテリア・レストラン篇」も、たまたま撮っていた写真からの紹介になるので、お薦めでも何でもないから、念のため(^^;
◇プラド美術館(マドリード)
去年はマドリードに2回も行ってしまい、殆どプラドに入り浸っていたような気がする(笑)。ティッセン=ボルネミッサのカフェレストランはちょっとスノッブな感じで落ち着かず、プラドの広々としたカフェテリア・レストランの方が自由で利用しやすかった。夕方、レストラン部が閉まった後のカフェ(Bar)も利用したし。大体において、展覧会&あの膨大なコレクション鑑賞のためには、休憩を取りながらでないと体力が持たない。なにせ年寄りなもので(^^;
鶏肉のグリルと温野菜の付け合せ&ガスパチョ。夏の冷たいガスパチョは大好き!! 次の日はパエリアにしたり、このメニューと交互に食べていたような気がする(笑)。ちなみに、脂っこいもの苦手&野菜好きなので、このようなシンプルな料理が一番口に合う。
◇ヴァティカン博物館(ヴァティカン)
システィーナ礼拝堂や絵画館を訪れても、レストランまで利用する日本人は案外少ないかも。一日中、朝から晩までヴァチカンに入り浸った日に利用させてもらった。 さすがのヴァティカンだから、レストランも世界各国からの観光客で混みあっていた。イタリアの美術館はカフェ(Bar)はあってもレストラン併設の所は少なく、それもカフェテリア方式というのは私の知る限りここヴァティカンだけだ。あっ、ヴァティカン市国はイタリアではなかったね(笑)。
パスタ(ペンネ)と細切れズッキーニのサラダ?とフルーツサラダ。見た目はあまりぱっとしないが、さすがイタリア(の中)だから味は結構イケる。でも、ロケーションは良くないし、混んで落ち着かないし、食後はさっさと見学に戻った。 だって観るべきものが山ほどありますもん(^_-)-☆
◇メトロポリタン美術館(ニューヨーク)
日本人も多く利用している館内のカフェテリア・レストランだ。料理の種類も多いし、自分に合った量で調整できるし、私的には利用しやすい。街中のレストランだとチップで悩んでしまうし、美術館カフェテリアって意外に楽かも(^^ゞ
あっさりランチ。鶏肉のグリルとトマト・いんげんの付け合せ、そしてサラダ。旅先では「野菜を食べなくちゃ」という強迫観念にとらわれてしまうのだよね(^^;
ちなみに、メトロポリタン美術館やMoMAなどはメニューが充実しているけれど、アメリカの地方都市美術館は、どこも皆似たようなメニューで驚いてしまった。次回は、そのワンパターンぶり(私のチョイスがワンパターン)を特集したい(笑)