今日(3月21日 )放送のBS日テレ「ぶらぶら美術・博物館」は練馬区美術館「本と絵画の800年」展 ~12世紀の“巨大聖書”からゴッホ、シャガールまで!本と絵画の歴史を辿る〜だった。
https://www.bs4.jp/burabi/articles/ly2glnqp4ywadaif.html
https://www.youtube.com/watch?v=UOc_zqtBkWM
吉野石膏コレクションからの作品展なのだが、非常に興味深かったのは中世手書き写本などの稀覯本も収集していることで、今回の番組では展示本からの紹介があった。特に、レオネッロ・デステ発注の時祷書の零葉はぜひ肉眼で観たいと思った。
時祷書零葉(聖セバスティアヌス受難の場面) 1435年頃 吉野石膏コレクション
で、番組初頭、私の目を捉えたのは、展示会場の壁に、なんと!初期ネーデルラント絵画の複製(実物のハズはないでしょ!)が展示されていたのだ!!字幕(吉野石膏)に隠れながらも、ペトルス・クリストゥス《若い女性の肖像》&ヤン・ファン・エイク《アルノフィニーの肖像》(ベルリン国立絵画館)、多分《アルノフィニー夫妻の肖像》(ロンドンNG)が確認できたのだ。
いったい何故!なのだろう?? ブルゴーニュ公お抱えの写本制作者(?)ジャン・ミエロの紹介があったからなのだろうか??
ともあれ、面白そうな展覧会のようで、できれば、ぜひ、山形美術館に巡回して欲しいです!!>吉野石膏さま