モデナのエステンセ美術館で「TER BRUGGHEN. DALL’OLANDA ALL’ITALIA SULLE ORME DI CARAVAGGIO」が開催されている。(Fさん情報に感謝!! Grazie!!>Fさん)
■「TER BRUGGHEN. DALL’OLANDA ALL’ITALIA SULLE ORME DI CARAVAGGIO」展
(テル・ブリュッヘン:オランダからイタリアへカラヴァッジョの足跡を辿る)
・期間:2023年10月13日(金)~2024年1月14日(日)
・会場:「エステンセ美術館」(モデナ)
「オランダの画家ヘンドリック・テル・ブルッヘン(1607 – 1608)に捧げるイタリアで初めての大規模な展覧会であり、私たちの国(イタリア)での芸術家の並外れた滞在の記憶をたどります。テル・ブリュッヘンの痕跡であるイタリアでの初期段階の絵の発見は最近の出来事です。画家は少なくとも6年から7年の間(1607〜1608年から1614年頃)にローマとイタリアに住んでいたことが知られていましたが、いままでの研究はこの初期の修行時代を掘り下げてはきませんでした。
ジャンニ・パピとフェデリコ・フィシェッティによって企画されたこの展覧会は、テル・ブルッヘンに関する最新の研究の非常に重要な結果を提示し、カラヴァッジョ革命から生まれた最初の自然主義運動の主人公たち、カラヴァッジョ「schola」(カラヴァッジェスキ)に連なるリベーラや、他の参加者、すなわちバルトロメオ・マンフレディ、チェッコ・デル・カラヴァッジョ、スパダリーノとともに、そのイタリア時代に属するすべての作品をまとめます」(美術館サイトより。一部意訳あり)
※ご参考:Youtube動画
https://www.youtube.com/watch?v=u9AQvHcwNGg
https://www.youtube.com/watch?v=tBYeqUW46mE
https://www.youtube.com/watch?v=0bGVrc0wEvI
オランダにおけるテル・ブリュッヘン研究は進んでいるようだが、イタリアにおける修業時代にスポットライトを当てた大々的な展覧会は多分初めてだろうし、私的にも非常に興味深く(嬉しくも)、大注目の展覧会である。