快晴の空を飛ぶ“フライライン”です 早朝の天の川で久しぶりにフライフィッシングを楽しみました
心配事もなんとなく収まったかな?ということで今朝は5時から“Walking&Fishing”
6番のタックルにフローティングラインをセットし 自宅からテクテク歩き 以前下見をしたポイントを目指します 川沿いに歩いていると 結構「鯉」がいます さすが朝マズメ 真昼の下見時とはポイントが違います すぐ近くで数も多く活性が高いポイントがあったので川へ降り鯉用フライをセット 思えばば4月の岐阜の高原川以来のフライフィッシングです
この時期の都会の近郊の川です 水温も高く水質もイマイチ 臭いもチョット フライフィッシングの場合は川の中に立ちこんだ方がポジションも良く 釣りやすいのですが 今の「天の川」に浸かる気にはなれません 苦労しながらキャストしますが“心配事”が尾を引いているのか思い通りいきません そんな「精神的なことかな」などと考えキャストしていると お気に入りの“スコットのロッド”が「あんたの腕 こんなもんでしょ」という振動を伝えてきます 「そうやわな いつもこんなもんやわな」とラインを回収しながら返事をしていると“ググ~”あら あっけなくヒット 「デアイガシラ」というやつです たいして苦労もせず40センチほどの鯉が近くまできます
上記の様な川の状況 鯉を水中から出すのも気の毒な話です 写真は鉤ハズシ(2003年 Good Design賞受賞!!Hook Releaser) 私の毛鉤はバーブレス(返しナシ)なのでこれをラインに引っ掛け魚の口までもっていきクルリとひねると毛鉤が外れます 魚に触らず 水から上げず 魚にとってのダメージも最小 こちらも魚に触らなくて済む
釣った魚=食べると思っている方も多いかと思います スポーツフィッシングという概念はまだ十分浸透していませんが フィッシングの楽しさは理屈では説明できません 楽しませて頂いた限りは 魚に対しても 自然に対してもなるべくダメージを少なく というのがスポーツフィッシングの身上です
ダメージを少なく 自然 人間 心配事の元と先 そんな風に考え 移動しながら竿を出しましたが“スコットのロッド”の仰せの通り 久々の腕では暑くてイライラしている鯉に 私の毛鉤は「食べるモノ」には見えなかったようです
休日にも関わらず“プレゼンテーションの良し悪し”を思い知らされ散々歩きました 8:15になると魚の気配が一斉に消えました 大汗かいてトコトコ歩いて帰りました 結構な運動になる“Walking & Fishing”でした