Reflections

時のかけらたち

イタリア文化会館へ ・・・春の中へ Ⅷ

2009-06-20 21:28:54 | a day in the life
千鳥が淵からイタリア文化会館へ行くことにしました。
千鳥が淵の前に馬酔木をたくさん玄関に植えている家がありました。
それもピンクです!








並んで白も・・・









すごくなつかしい花を見るようです。





何年か前に建替えられて物議をかもした文化会館の建物。
まったく違和感ありません。何が問題だったのかしら?




停まっていた車までカラフル




建物の裏にベンチが・・・





おしゃれなバイクも駐車中。





本の展示をしていたので入ってみることにしました。




中にはイタリア関係の日本語の本がたくさん・・・




おまけに大好きな須賀敦子さんのコレクションまで・・















建物は変わっても、スピリットは変わっていない感じを受けました。
イタリア語を習っていた頃は、語学だけでなくいろいろな催しやレクチャーを聞くことができました。
エトルリア展やヴィスコンティの映画、バロックのコンサートなど教室のあとで聴いたり
イタリアに浸かっていました。 今は亡き若桑みどりさんのルネッサンスやマニエリズムなど
美術についての講義も楽しかった・・

美大や音大の生徒、出版社の人たちが来ていたイタリア語講座・・
最期近くまで残ったのは大学のフランス語の先生や白水社に勤めている人と
数人でしたが、もう少しでイタリア文部省の証書が出る寸前で
挫折しました。最期はマキャベッリを読んだのですが・・もう難しくて
文化会館の図書館でイタリアの地方について調べてオーラルで発表させられたり・・
批評などに入ったときもう限界という感じでした。
今はなつかしく残念にも思います。 フェアモントホテルのテラスでノートを
写させて上げた体育大の先生はその後TVでオリンピックの歴史とか
話しているのを見ました。その後留学でもしたのかな?




イタリア人の女の子がエスプレッソコーヒーを入れてくれてサービス中・・
フェアモントホテルがなくなったため、お茶ができずにいたのでラッキーでした。
娘にはちょっときつかったようでした。




今まで靖国神社には行ったことがありませんでしたが、はじめて入ってみました。

薪能の会場は4月にハイライトで載せていますので
他に桜の木を一つ載せます。まるで奥村土牛の日本画のようです。




その後市ヶ谷まで歩いて、ゴンドラでケーキを買って帰ったのでした。




外堀にはたくさんの鳥が来ていました。




いつも通勤の窓から桜を見るのが楽しみです。





マンションのまわりの桜です。

長い春の一日が終わりました。おつかれさま。



コメント (6)
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