Reflections

時のかけらたち

静かな時間が流れる・・・ time goes by slowly

2012-09-15 20:18:15 | art


今回はフェルメールを見なくてもいいかなと
思っていたけど、ベルリン美術館展があさって終了と聞くと
初めて見る真珠の首飾りを見たくなった。他にクラナッハの絵も
あるし・・・

青いターバン or 真珠の耳飾は 20年位前にマウリッツハイス美術館展が
同じ西洋美術館であり、誰もいない中で飽きることなく見つめていた時を
思い出して、今回のブームの中行く気がしませんでした。

今日やっと時間を見つけて髪を切りに原宿まで行って、そのまま地下鉄で
上野まで。

ルーカス・クラナッハのルクレティアを見ると、昔らせん工房にクラナッハの
小さなカードが貼ってあって、あの不思議な林辺正子先生を思いだます。
マニエリズムという美の世界・・

肖像画もいくつかあって、ルターは小さい絵ながら迫力がありました。
その人をあらわしてしまうという肖像画の表現に驚きます。
目の力・・口元・・がその人間性を表わします。






「真珠の首飾りの少女」
そのまわりがパッと明るくなるような絵。光そのもののようで・・
以前にフェルメールとその時代展を見たときも、フェルメールはその同時代の中
の絵と全く違うと思いました。明るく澄んでいるのです。
そして絵の中で時間がゆっくりと進むのです。少女と驚きとときめきと
なにか静かに感動が伝わってきます。
コメント
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