茶室のほうへもどっていく和服の後ろ姿。こんな色の着物、母は持っていなかった。残念。
ちょっとこれより濃い紫の鮫小紋がありました。
本堂
ききもせずたはしね山の桜花
吉野の外にかかるべしとは
「束稲山の桜を見て、奈良の吉野山以外にこれほど桜の見事な山があろうとは思いもよらなかったと驚嘆しています。
西行は桜の歌を多く詠み、吉野の桜は吉野山中に草庵を結んだほど愛していました。束稲山の桜は西行にとって
吉野山に匹敵するほど素晴らしかったのでしょう。」
西行は2度平泉を訪れていますが、2度目は義経が逃げ込んだ1年前、そして藤原氏滅亡の
1年後に西行はその生涯を閉じたといわれています。
芭蕉の句碑はあちこちにありましたが、あまりに有名なので
撮ってきませんでした。
芭蕉が西行の跡を訪ねて、旅をしたということを初めて知りました。
みちのくの旅の終わりです。
東北に花開いた文化を訪ねて、自然の中の美しい寺や庭を巡りました。
April 28 2013 Hiraizumi