Reflections

時のかけらたち

音楽・宇宙・無常 ・・・ music, cosmos, ever-changing life

2013-09-14 23:48:14 | thoughts
ひさびさに寝るときにホセ・カレーラスの
イタリア民謡やカタリを聞いた。
なんだか心に沁みこんで、こんなに
乾いたところに水がしみ込むように
満たされ、潤った感覚は久しぶり。







大変な時期には音楽を聞かないではいられなかった。





そして今は乾ききっていたことを知る。
そんなに大変ではないのに。

久しぶりに音楽の喜びを感じる。

今は生活のちょっとしたことで
喜びを分かち合う人がいないのが
寂しく感じられる。

ベランダの鉢を整理しながら
たくさん花を咲かせてくれたTを
思う。
こちらのマンションに越してからは
できなかったけど、以前は
花でいっぱいにしてくれて
室内の観葉植物も
花が咲くと二人で喜んだ。

Sep.11  2013


                   


「どこかで 信じられない何かが 知られるのを待っている」
カール・セーガン


2週続けての「探検:バクモン」という番組の宇宙は面白く見ました。
三鷹の国立天文台からです。1回目は人類は宇宙を目指す「太陽編」
2回目は「銀河編}でした。

宇宙の果てはまだわからないんですって。
そこまで行ったこと、観測したことがない人間。そして宇宙に関しては
知れば知るほど今人類がわかっていることが少ないことがわかったそうです。
90何パーセントわかっていないとのことです。


2日続いて会議の後で懇親会があり、お酒を飲んで帰ってしまいました。
いろいろな話が出てくる中で、昔は担当の研究会にもよく聞きに行ったりしていたことを
思い出しました。
内容はわからなくても研究に対する姿勢や、未知のものをわかろうとする科学が
面白く、ちょうどカール・セーガンの言葉と重なりました。

2日続けて夜が遅くなり、Sに家族も大事にしてと言われてしまった。
仕事で長くお世話になった委員の送別会も兼ねることになったので
1つは急に参加することになったもの。会社を超えて協力し合える
体制ってすごいと思う。

Sep.13  2013


                   


ヨガのシャバーサナのポーズでは
頭の中もすべてからにすることが必要。
無になること。体も頭も開放する。
今日は先生の頭の中に起こることをすべて
打ち消すという言葉がなかったので
いろいろな思いが入ってしまった。
二度と来ないあの時・・
皆が元気だったころのこと・・

思えば人生はあの時だけでなくすべて二度と
来ない。
今日は二度と来ない。
毎日が新しい一日です。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と
すみかと、またかくのごとし。」という方丈記の出だしを
久しぶりに思いだした。水の表面は同じに見えても
新しい水が流れている。

二度と戻らない一日一日を大切にしたいと
改めて思いました。

Sep.14  2013
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする