脱原発 ・・・ ＮＯ ＮＵＫＥＳ

先日テレビのニュースで小泉元首相が原発0を主張しているところを見た。
新聞を探しても消費税8％のことばかりで１日の名古屋市での講演は新聞記事になっていない。
今朝の天声人語に出ていて、他はネット配信のニュースに出ていた。
論理は明快で、核のゴミを処分する方法がなく、廃棄を含めコストを計算すれば高いものになる。
この状態を長引かせず早くゼロに向かおうとのこと。

「今からでももう一度首相をやってもらいたい思いがする。」とブログに書いていた人がいた。
処理できないもの、取り扱えないものを人間は持ってはいけない。まさしくプロメテウスの火。

小泉元首相は、この8月世界の唯一のフィンランドの核のゴミ処理施設を見学したそうだ。
フィンランドは原発が4基あるが、この施設では2基分を地下500ｍに埋設し10万年保管する。
もう2基分は目処が立っていないとのこと。

小泉さんのようにインパクトの強い人がこういう意見を言ってくれるのを
待っていました。

今でも原発は汚染水を海に垂れ流し、次々ともう慣れっこになってしまったニュースが流れる。
そしてオリンピック誘致の時に堂々と安全をアッピールする安倍首相。
あのパフォーマンスには本当に驚いた。国民に向かって話したこともなかったこと。
池澤夏樹も１日の朝日新聞に書いている。

「汚染水の影響は完全にブロックされている」という発言、本当にそうならいいのだけれど福島の
ここまでは嘘と隠蔽と失敗と漏洩ばかりだった。それをそれを承知でああ言いきってしまうのが
政治家なのだろうか。

小泉元首相の言うように「早く方針を出したほうが、企業も国民もゼロに向かって準備もできる、努力も
できる、研究もできる」と思う。先送りしていてはそれだけ取り掛かるのも遅れるだけである。

のわる舎のI君も「のわる舎通信」の「太陽光発電リポート」の中で「ここ数十年の原発の歴史の中で、政治力＝権力を行使して
原発を停止させたの政治家は、たった一人しかいなかったと思います」と書いていました。

1～２か月前くらいに同じ朝日新聞に六カ所村のことが書いてあったけど、今「八重の桜」でやっていた
会津藩が移った斗南にあり末裔の人が村長か何かで原発を誘致したりしていた。何も産業が起こせない貧しい土地に
やっとの思いで得た産業だったのだろう。何重にも会津の人に苦労を強いているのではというような
ことが書いてありました。

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『小泉元首相「原発進める方が無責任」 名古屋で講演
朝日新聞2013年10月1日（火）20:17

小泉純一郎元首相が１日に名古屋市で講演し、「今こそ原発をゼロにする方針を政府・自民党が出せば、世界に例のない循環型社会へ結束できる」と語った。シンクタンクなどが主催した約１時間の講演で、最近力を入れる脱原発の訴えに終始した。

「経済界では大方が原発ゼロは無責任だと言うが、核のゴミの処分場のあてもないのに原発を進める方がよほど無責任だ」と強調。「原発ほどコストのかかるものはないと多くの国民が理解している」と続けた。

「捨て場所もないような原発を経済成長に必要だからとつくるより、同じ金を自然エネルギーに使って循環型社会をつくる方が建設的じゃないか」と語った。

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今日の午前中は休暇を取って大学病院で無呼吸の検査結果を聞き、気になっていた循環器の方のコンサルも
受けてきた。私は無呼吸症候群の軽度だったけど一晩で１００回以上も呼吸が止まっていたとのことだったので
驚いた。それも１分以上のこともあった。高血圧ともとても関係のあることらしく、１泊入院しての
検査が必要だけれど、混んでいて２か月先くらいになるらしく、先にマウスピースを作って
無呼吸を起こさないようにすることが必要とのことだった。入院しての検査の前に歯科に行って器具を作り
今度はそれをつけて家で記録をとり、正式な検査を入院して行う予定となりました。
幸い心臓の方はたいした異常ではないとのことでした。

そこから出社の途中にバートンの小さなおうち英語版がバーゲンになって積んであり
すごくほしくなりましたが、ひとまず振り切って仕事に行きました。