Reflections

時のかけらたち

日本の美の世界  ・・・ Japanese beauty

2015-02-16 23:51:13 | art
昨日は着付け教室で座学でした。
これからの季節、夏に向かう着物の常識と
京都の工房スコープ・ココのかたの話しと
作品を見せていただきました。
江戸時代の小袖も展示していただいて(なんとそれを撮っていませんでした。)
見せていただいた帯なども博物館に展示してあるもののような
すばらしいものでした。
古典的なものや斬新なものもあり、京都の老舗加納幸の次男が立ち上げた
工房とのことでした。

私は説明を受けながら思わず写真撮ってもいいですかと言葉が出てしまいました。
スマホでも結構撮れました。刺繍の帯を見せていただいたときです。
加納幸の作品は美智子皇后もお気に入りでよく締めていらっしゃるそうです。
色合いが地味でとても上品な感じがします。




















































ウィリアム・モリスから取った模様






お話しの後、いくつか持ってきてくれた反物のコーディネイトをして試してみます。
セーターの上から反物を巻きつけて、顔に合うかどうか遊んでみました。
塵よけも合わせてみて、帯締めもばっちりでした。


















後ろの方は紫に迷彩柄の帯です。

時間を忘れて美しいものと遊んでしまいました。

最初の刺繍の帯などは100万円単位なので、職人さんも減っていってしまうそうです。
作っても売れないから・・ こういうものを国が守るとかしてくれないのかしらね。
今では振り袖もインクジェットで作っているところがたくさんあるそうです。
ちゃんと作ったらこれも100万単位になってしまうからとか・・

京都の呉服はお茶をやっている人で持っているような雰囲気でした。
そもそもお茶をやる人は裕福な人が多いしね。文化守ってほしいです。
コメント (5)
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