昨日はシリーズチケットのコンサート。今脚光を浴びている指揮者ネゼ=セガンを聴きに
仕事が終わって家に戻り、夕食の支度をしてから上野まで行きました。
2016年5月31日
フィラデルフィア管弦楽団
アーティスト
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン

Yannick Nézet-Séguin カナダ生まれのこの指揮者は名前からすると
ルーツは東欧なのかしら・・
プログラム:
ベートーヴェン/マーラー編曲:弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」(弦楽合奏版) (セリオーソは serious という意味)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
なかなか個性的なオケでした。
音の洪水の中にいたみたいで、こういうコンサートに行きたいと思っていました。
再び図書館からドヴォルザークのチェロコンツェルトを借りて来て、聴いていたのですが
ロストロポーヴィッチのは昔の録音のせいか音が良くありませんでした。

フラディルフィア管弦楽団は弦も管楽器も良かった。それを引っ張っていく指揮者も。
日本の山田和樹とかネゼ・セガンとか北欧のサロネンとか次世代のいい指揮者も育って来ていますね。
ベートーヴェンのマーラーテイストの音も素敵でしたが、疲れていたのか
拍手の寸前で一瞬の眠りから醒めました。
ブルックナーはあの饒舌な交響曲。初めて聴いたのはカラヤンが日本に来た時、FMで。
その時聴きに行ったのは「田園」だった。すごい緊張感のある田園だったけれど
フルートがすごくよかったことを覚えています。
アンコールの選び方も何か指揮者のパーソナリティを感じて、また重いコンサートの最後の気分を戻すような
その選曲が嬉しいものです。
今回のアンコールはアンコールが一番よかったと思うようなそんな感じです。
メータのカヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲やパーヴォ・ヤルヴィーは最近シベリウスの
「悲しみのワルツ」ばっかり。
アンコールは何とバッハです。前日にヘルムート・リリンクのパイプオルガンでコラールをちょうど聴いていたところでした。
疲れていたので横になって聴いていました。
『羊は安らかに草を食み』は、バッハ作曲のカンタータ『楽しき狩こそわが悦び』BWV208の第9曲。
通称『狩のカンタータ Hunting Cantata』。『Sheep May Safely Graze』とも題される。
今回は「ストコフスキー版」と掲示されていました。
この安らぎに満ちた曲は以前レオン・フライシャーのピアノでブログにアップしています。
2009年12月に。あっという間に年月が過ぎ、恐ろしい速さです。今後に残された時間もこの間の長くて3倍弱。
音の流れの中に浸ることができた、永遠に浸っていたいようなコンサートでした。
何か時間を超えてしまいそうな。
来週は何年ぶりかのヒラリー・ハーン。今回はバッハから現代音楽までのプログラムで
楽しみです。

この日のコンサートで素敵な和服姿の方を見かけました。紫と黒の縞でつづれ織りの白地の帯をしていました。
籠を下げて、帯はお太鼓が低く、きりっとしていました。池田の店主の方も帯枕はできるだけしない方向にと
話していました。
仕事が終わって家に戻り、夕食の支度をしてから上野まで行きました。
2016年5月31日
フィラデルフィア管弦楽団
アーティスト
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン

Yannick Nézet-Séguin カナダ生まれのこの指揮者は名前からすると
ルーツは東欧なのかしら・・
プログラム:
ベートーヴェン/マーラー編曲:弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」(弦楽合奏版) (セリオーソは serious という意味)
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
なかなか個性的なオケでした。
音の洪水の中にいたみたいで、こういうコンサートに行きたいと思っていました。
再び図書館からドヴォルザークのチェロコンツェルトを借りて来て、聴いていたのですが
ロストロポーヴィッチのは昔の録音のせいか音が良くありませんでした。

フラディルフィア管弦楽団は弦も管楽器も良かった。それを引っ張っていく指揮者も。
日本の山田和樹とかネゼ・セガンとか北欧のサロネンとか次世代のいい指揮者も育って来ていますね。
ベートーヴェンのマーラーテイストの音も素敵でしたが、疲れていたのか
拍手の寸前で一瞬の眠りから醒めました。
ブルックナーはあの饒舌な交響曲。初めて聴いたのはカラヤンが日本に来た時、FMで。
その時聴きに行ったのは「田園」だった。すごい緊張感のある田園だったけれど
フルートがすごくよかったことを覚えています。
アンコールの選び方も何か指揮者のパーソナリティを感じて、また重いコンサートの最後の気分を戻すような
その選曲が嬉しいものです。
今回のアンコールはアンコールが一番よかったと思うようなそんな感じです。
メータのカヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲やパーヴォ・ヤルヴィーは最近シベリウスの
「悲しみのワルツ」ばっかり。
アンコールは何とバッハです。前日にヘルムート・リリンクのパイプオルガンでコラールをちょうど聴いていたところでした。
疲れていたので横になって聴いていました。
『羊は安らかに草を食み』は、バッハ作曲のカンタータ『楽しき狩こそわが悦び』BWV208の第9曲。
通称『狩のカンタータ Hunting Cantata』。『Sheep May Safely Graze』とも題される。
今回は「ストコフスキー版」と掲示されていました。
この安らぎに満ちた曲は以前レオン・フライシャーのピアノでブログにアップしています。
2009年12月に。あっという間に年月が過ぎ、恐ろしい速さです。今後に残された時間もこの間の長くて3倍弱。
音の流れの中に浸ることができた、永遠に浸っていたいようなコンサートでした。
何か時間を超えてしまいそうな。
来週は何年ぶりかのヒラリー・ハーン。今回はバッハから現代音楽までのプログラムで
楽しみです。








この日のコンサートで素敵な和服姿の方を見かけました。紫と黒の縞でつづれ織りの白地の帯をしていました。
籠を下げて、帯はお太鼓が低く、きりっとしていました。池田の店主の方も帯枕はできるだけしない方向にと
話していました。