朝起きて何気なくTVをつけてしまうのだけどNHKの早朝インタヴュー「ここから」は
渡邊 あゆみアナウンサーが小松政夫に植木等の話を聞いている途中だった。
私が学生時代、千歳船橋あたりだったか歩いていたら、小松政夫が頭をかきながら
歩いていた。近くに確か森重久弥の家があったように記憶しているけど・・
ハナ肇の付き人してたかと思っていたけど、植木等の付き人だったのね。
植木等の人柄というのがもう亡くなって10年たつのだけど今さら驚かされる。
とてもあたたかく、きっちりした人だったのです。
アナウンサーの最近の芸人という呼び方どうですかみたいな質問に、
自分たちはコメディアンでヴァラエティといえば歌もコントもあらゆることを
するそういうニュアンスでしたねと語る小松政夫。笑いの陰には悲しみがあり
その両方を表現するのがコメディアンと。
私も芸人という呼び方に最初不慣れだったけど、今の芸人って口先、目先の面白さ
だけのように思えてしまう。吉本とかの売り方がいけないのだろうけど。
数年前のTVのコラムにいかりや長介でさえ「お笑いブームと言われる今と比べて
どれだけ気品にあふれていることか」と書かれていて、「笑いにとどまらず
晩年はドラマに存在感を示したコメディアンの泣かせる演技も見たかった」と続いていた。
永六輔も亡くなって、あの「夢で逢いましょう」が最高のヴァラエティでしたね。
コントが楽しくて、中嶋弘子さんの首を横に振ってのごきげんようが最高でした。
今TVで1964年がライバルと言っているのはその時代を知っている世代じゃないかと。
クレイジー・キャッツの大人の漫画とか見ていたのは小学生の頃?
大学生の頃はNHKの楽しいフランス語のニコラ・バタイユの作るコントが
すごく楽しくて、これは最高の娯楽番組と思って見ていた頃があります。
今日は敬老の日。私ももれなく高齢者に分類され、統計の一部になっているのだろうか?
働いている高齢者が思ったより多いのに驚いている。私の場合は車は急には止まれないで
健康のため少し仕事をしてと思っていて、その機会があり社会参加しているけど。
時間を完全にコントロールできれば仕事をしなくても大丈夫なのだけど
自由時間が多すぎるとかえってやりたいこともできない。働き続けたことの
後遺症ですね。
そういえば昨日だったか久しぶりに題名のない音楽会を見れて、五嶋龍と上原ひろみの
コラボがとても楽しかった。いつも朝市に行ったり、ヨガでなかなか見ることができなくて。
たまたま昨日は二葉苑に型染の講習会に出かけたので午前中は用事を入れませんでした。
今日はヨガの後で、BUNKAMURAへピーター・ラビット展に行って3時間近くかけて
見ていました。すごく充実していて、ひとつひとつの物語を読むように、そしてポターの
生涯もたどりながら・・ 若い人や子供も多く、その人気の高さに驚きました。