不思議なことがよく起こる。
昨晩は祈りをわすれていた私が寝る前に祈ったら
白い光が見えた。光。
子どもの頃から夜も朝もよく祈っていたけれど、いつの間にかそういう習慣は
消えてしまっていた。今は主人の魂に毎朝手を合わせるだけ。
昨日は忙しいSの代わりにツタヤによってCDを借りて来てあげた。案の定本人でないとだめで
私もメンバーになったが、最後になってお客様の年齢だと入会無料ですだって。嬉しいような微妙。
きっと借りているCDの内容から本人でないと思ったのでしょうね。
自分のも借りようと思ったらクラシックなんてほとんどない。
Sが軽井沢で昔妹が持ってきたEnyaの曲"One Time"が聴きたくなって、家にある唯一のCDに入っていないことが
わかり借りるリストに入っていた。自然そのもののようなEnyaの曲は自然の中で聴くのが一番と
思って聴いていなかったけれど寝る前に聴いてもすごくよかった。地球にいるという感じがする。
癒しの音楽。時に賛美歌のように。
車で移動中はサザンを聴いたり、ユーミンだったり陽水だったりしたのだけれど
着いた先の森の中ではエンヤを聴いていたり別世界でした。娘もこの年で結構陽水とか好きだったりして。
知らないところで影響受けています。
今日は朝そのCDを返して、そのまま終わりが近いクラナッハ展まで、細かい雨の降る中出かけて行った。
意外なほど新しい感覚。それに男性の肖像画もすごくいい。まなざしを描く画家なのね。
夫婦像のうち女性は何か外の世界を拒絶しているようにも見えたけれど、満足感に溢れているとか。
青ざめたマリア。最初の版画を見ていたらすぐデューラーを思い出したけれど、デューラーの作品も並んでいた。
ビロードとかの材質感も見事だったけれど、なんといってもあの独特な首から肩への流れとデフォルメ。
ポーズ。冷ややかな表情。らせん工房の林辺先生が好きだったらしく原宿の工房のトイレの前にクラナッハの絵が
貼ってあった。あのエロティシズムは林辺先生にも通じる感じがした。
ヴィーナスはロミー・シュナイダーを思い出したけど。
何となくピーコック・グリーンがかった青がクラナッハのカラーかと思っていたけれど、水色もきれいだった。
それほど混雑していなくて、ゆっくりと楽しめた。いつもクラナッハは展覧会で1枚か2枚くらいしか
入っていないけど、こんなに来るなんてすごいことですね。
古さを感じさせず、保存やメンテナンス状態もすごくよくて、生き生きとしていました。
警告と誘惑のアンビバレンシーという説明が面白かった。
帰りに予約していたヨガに行って、イベントで先生が台湾で習ったヨガを教えてもらいました。
昨日の夜はお刺身が安く手に入ったので、お刺身オンパレード
単なるマグロの中トロと他にはイナダのカルバッチョ。柚とオリープオイルと塩だけで作ります。
他はめちゃくちゃ海鮮ごはん。アボガドと珍しく紅鮭のお刺身があったのでレモンオリーブオイル、ガリの千切り
マヨネーズで和えて、ご飯の上に乗せて。いくらの醤油づけを少しだけトッピング。お正月の残りか値下げして
売っていたものも。
星岡で特注の短い柳刃包丁の出番です。
お正月の終わりのごちそうでした。