The Last Waltzより前に借りていた2本の映画はケネス・ブラナーのシェイクスピアとジェームス・ディーンの第2作目
「理由なき反抗」でした。熊野の後、軽井沢に行って帰ってから見たものです。
「理由なき反抗」でした。熊野の後、軽井沢に行って帰ってから見たものです。
から騒ぎ
MUCH ADO ABOUT NOTHING
1993年 アメリカ
111分
ケネス・ブラナーのシェイクスピアはとにかく躍動感にあふれていて楽しかったです。それと言葉の洪水。
エマ・トンプソンとは今は離婚しているけど夫婦だっただけにすごく息もあっていて掛け合いも軽快でした。
キアヌ・リーブスがなんともさえない役どころではありましたが・・・
ハムレットの時もそうでしたが、こちらのカメラもとてもよかったと思います。
才能あふれるケネス・ブラナーはなんとなく野村萬斎に似ているな~なんて思ったりして・・
話も単純なのですが、娯楽映画として楽しむことができました。
理由なき反抗
1955年製作/111分/PG12/アメリカ
原題:Rebel Without a Cause
配給:ワーナー・ブラザース映画
日本初公開:1956年4月5日
原題:Rebel Without a Cause
配給:ワーナー・ブラザース映画
日本初公開:1956年4月5日
製作国アメリカ
監督ニコラス・レイ
キャスト ジェームス・ディーン、ナタリー・ウッド、サル・ミネオ
監督ニコラス・レイ
キャスト ジェームス・ディーン、ナタリー・ウッド、サル・ミネオ
ジェームス・ディーンの作品は最近見直して、子供の頃にはわからなかった彼の演技力のすばらしさに驚いて次々
見ましたが、3本目に見たのは「理由なき反抗」。子供のころ見て、全然面白くない映画だったことを覚えています。
見ましたが、3本目に見たのは「理由なき反抗」。子供のころ見て、全然面白くない映画だったことを覚えています。
ストーリーとしては満たされない裕福な家庭の子供のいらだちを描いたもので、反抗にははっきりとした理由がありました。
現代の方が問題はもっと深刻なような気がしますが、いつの時代にも成長の過程にはあるようなことです。父親に強さを
求めるジミーが演じた青年、父親の愛情を求めるナタリー・ウッド、まったく愛されていないサル・ミネオの間に流れる
愛情。まるで家族のように支えあおうとする3人の高校生。特にジェームス・ディーンの演じたジムはそのやさしさが
あふれ、問題のある子供では全くありません。アメリカの経済の成長期に見落としてきたものを描いたのかしら・・
現代の方が問題はもっと深刻なような気がしますが、いつの時代にも成長の過程にはあるようなことです。父親に強さを
求めるジミーが演じた青年、父親の愛情を求めるナタリー・ウッド、まったく愛されていないサル・ミネオの間に流れる
愛情。まるで家族のように支えあおうとする3人の高校生。特にジェームス・ディーンの演じたジムはそのやさしさが
あふれ、問題のある子供では全くありません。アメリカの経済の成長期に見落としてきたものを描いたのかしら・・
この映画に出演した3人が3人とも劇的な亡くなり方をしたと知りました。ナタリー・ウッドの水死は知っていましたが、
サル・ミネオの死は知りませんでした。
サル・ミネオの死は知りませんでした。
とにかくさまになっていたジェームス・ディーン。24歳で亡くなってしまったなんてなんとも
惜しいです。
惜しいです。
彼の出た映画はやっぱり、見直した順に素晴らしかった映画でした。「エデンの東」は断トツですが
「ジャイアンツ」もナチュラルな演技で見ている方も心がえぐられるようなところもありました。
「ジャイアンツ」もナチュラルな演技で見ている方も心がえぐられるようなところもありました。
私は彼ほどに孤独な人間をほかに知らない。 デイヴット・ダイアモンド
気難しい性格で、反抗的かつ感情的でありながら同時に冷静な一面も持ち合わせており、シニカルで傷つきやすい。J.スタインベック
気難しい性格で、反抗的かつ感情的でありながら同時に冷静な一面も持ち合わせており、シニカルで傷つきやすい。J.スタインベック
高校時代に読んだ「星の王子様」の言葉が彼の信条になったと知って、なんだかとても身近な人に思えてきました。