熊野旅行のクライマックスに近づいてきました。
3日目いよいよ中辺路の発心門王子から本宮大社を目指して歩きます。
碧空ゲストハウスの私の泊まった部屋からの眺めです。
コロナのため食堂は使用しないで、部屋に食事を運んでくれました。トースターも持ってきて
パンは自分で焼くようになっていました。バターはエシレのようでとてもおいしかったです。
バスは本宮大社前のバス停まで歩くつもりでしたが、なんとゲストハウスの近くに大日越登り口の
停留所があり、そこから乗ることができました。本宮前を通り、発心門王子までバスで行きました。
発心門王子のバス停です。
ここから本宮に向かって歩き始めるわけですが、少し戻って、スタート点に当たる発心門まで行ってみました。
ここからがいよいよ熊野古道のハイライトと言われる道が始まります。
発心門は悟りの心を開く入り口とされここから聖域から神域に入ると認識され
熊野詣の重要なポイントとされていました。
この前の古道を通って、鳥居を越えてここに到達するわけですが、この鳥居の下の道は
途中湯の峰温泉に行く道(赤城越)との分岐点多あります。友人はここから下の様子を偵察に行って、
戻ってきました。ゲストハウスの人が言ったようにあまり整備されていない険しい道であることを
確認しました。継桜王子から発心門王子までに至る道が中辺路で最も体力のいるコースとされています。
初心者の私は自分の体力に見合った、発心門からの最後のコースを選びました。
まずは道中の無事をお祈りしました。
里山の気持ちのいいコースです。
子安地蔵
時々視界が開けて、下のバスが通る道が見えます。
水吞王子
コロナ以前には海外からの多くの巡礼者でにぎわったと思われる休憩所です。
ここまでほとんど人には会わないで歩いてきました。
少しだけ休憩してまた歩き始めました。
苔もきれい・・
珍しい花はシコクママコナ?
途中、にぎやかな声が聞こえたと思ったら、下の方の道路に猿の群れがいました。
近くでなくて良かった。山には熊もいると脅かされていたので、やっぱり自然の中なのだ
と思いました。
民家の近くでは茶や紫蘇が栽培されていました。
Oct. 3 2022 Kumano