春はどこから来るかしら~
春はマンサクの花から、梅の香りの中から、水仙のファンファーレの中から、寒桜の花から・・
今日は最も冷え込んだ冬の一日となりましたが、銀行の用事を済ませてから、春を探しに小石川植物園に行ってみました。植物園でも「植物園関係者に新型コロナ感染の疑いが発生したため1月8日より臨時休園していましたが、PCR検査の結果、感染していないことが確認できましたので、今後も感染防止対策を行いながら13日より再開いたします」とホームページにお知らせが載っていました。
年賀状が来なくて心配だった友人もメールが来て、元気でいることがわかり、何年振りかでお会いしました。もう何年たったかも忘れてしまうくらい前が最後にお会いした時でした。40年以上も前の海外旅行で知り合った方で、お付き合いがずっと続きました。私も背が少し縮んだのですが、彼女も少し小さくなっていましたが、とても元気にヴォランティアをされていて活躍しています。この時期お会いするなら公園かどこかだと思っていたので、行く予定にしていた小石川植物園に一緒に行ってお話しました。
ソシンロウバイ
ロウバイ
温室の前の池のキタミソウが見たかったのだけど・・・
後から写真で確認したら、かすかに写っているのがそうだったのかしら・・・ 花の直径2mmの小さな花です。
暖かい温室をひとまわりした後、温室の外のベンチでお弁当で持ってきたバインミーサンドと無花果とチョコレートのパウンドケーキを食べました。ポットに入れてきた暖かいミルクティーで。
今の時期だと後は梅しかないので、今までなかなか行けなかった日本庭園を回ることにしました。
ツバキ園のツバキもあまり咲いていません。 「紅唐子」
春曙光
寒桜
黒雲
甲州最小
静かな植物園。私たちの他に一組女性同士が来ていたほか、望遠のすごいカメラを持った男性が一人と、若い男の子が一人いただけでした。友人は若い男の子に二人の写真を撮ってもらおうと頼んでいて、何枚も撮ってくれて親切な子でした。研究者か学生のようでした。
シジュウカラの群れがいて、エナガもたくさん来ていました。マクロレンズだったし、光の具合もあり、うまく撮れませんでした。
証拠写真になっただけです・・
そしたら、なんと青いものが水面を飛んで行くではありませんか・・
このはるか先に止まって・・
拡大してもやっといるのがわかる程度・・・ 入り口でも職員の人がカワセミが時どき来ますよと教えてくれました。
望遠レンズでも難しい距離ですが、今度は望遠レンズをつけてこようかと思いました。
ミツマタ
猫が目の前にそっと現れて、逃げて行ってはこちらを見て、追いかけて来てと言ってまるで遊んでいるようでした。
扇流し
甲州最小
寒い一日でしたが、ほのかにロウバイや梅の香りが流れて、気持ちのいい冷たさでした。
帰りにはやっぱり暖かいカフェに入ってコーヒーを飲んで帰りました。多分5年ぶりくらいに会った友人との思いがけない時間でした。彼女は20代の後半で知り合って、建設会社のアトリエで絵を描くきっかけを与えてくれた人です。そこから多くの人達に出会い、世界が広がりました。
Jan.15 2021 Koishikawa Botanical Garden
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