昨日はお茶の水の整形外科に膝の様子を確認に行く日で、その前に友達とランチの予定でしたが、
なんと彼女は包丁で指を切って、それが化膿してしまって病院に行くことになって延期となってしまいました。
年を取ると免疫力が低下するので思わぬことになってしまいます。テープを貼り替えたら、腫れあがって
しまったとのこと。一昨日の夜に痛くてという電話をもらったので、できるだけ早く救急外来に行った方が
どんな菌が入ってしまったかわからないからいいのではと話しました。そんな話をしているうちに主人のことで
何度救急車で夜中や朝に病院に行ったことかと思い出してしまいました。娘が小さい頃は義理の姉に来てもらって
私は深夜まで病院にいたこともありました。恩人の姉のことを久しぶりにほんとうにお世話になったと思い出しました。
クラシックのコンサートに誘ってくれて都民劇場に行くようになったのも姉のおかげです。
整形外科では久しぶりに先生に診ていただきましたが、「山に行って大丈夫だった?」と心配されました。12月の鞍馬の件です。
よくなってきているけどまだ左足には違和感が・・ まだ少し左足がむくんでいるようですが、筋肉状態も動きもよくなって
いるとのことで、もう少し筋肉をつけるリハビリを時間があったらやって行った方がいいとのことで機能リハビリテーション
の予約を続けた時間で取ってもらいました。セラピストから足の筋肉をつける体操とお茶の時の正座が無理なくできるように
その前に特にするといい運動を教わりました。そのせいか、今日のお茶の稽古の正座はほぼ大丈夫でした。ブランケットも
持って行ったのですがはさまなくても大丈夫でした。そして昨日のセラピストの診断では正座が膝から来ているふくらはぎが
固くなっていることが影響しているかもとのことでした。膝が痛くなってから足が外向きになりがちなのも影響しているかも
しれません。内側に重心が来るように意識することも大切です。
今日のお茶の稽古には和服で行こうかと思っていたので、ちょっと迷っていましたが実行。和服は祖母が着ていた鳳凰みたいな
鳥が描かれているものか、宝尽くしの柄の型染に黒字の定番の唐草と梅かどちらかかと思ったのですが、なぜか祖母の着物が
とても着たくなってそれにしました。帯は吉祥さんの今は亡くなられたご主人が出来上がった時にお手紙をつけて送ってくれた
オーソドックスな袋帯。
私が和服を着始めてすぐからいろいろ教えていただいたのが吉祥、しぎや、池田さんです。そうそう銀座三越の今はないサロン
・ド・キモノの小板橋さんも。今一番行っているのが骨董通りに銀座から引っ越してきた「とみひろ」の宮良さん。でももう
行かないことにしました。今あるものを生かすこと。
また道明の帯締めになってしまいました。どれにでも合ってくれます。
和服で出かけたら、地下鉄に乗った時に若い男の子がちょうど座ろうとしていて
私が乗ってきたのを見て、どうぞこちらへと手招きしてくれたのでおかしかったです。
着物を着ていると大事に扱ってくれるのね。
表参道のいつもの曲がり角のスペースです。
第4水曜日の茶の湯の稽古は13:00~スタート。
前回もかけてあった掛け軸は
「春入千林處々鶯」
春、千林(せんりん)に入る處々の鶯。
同じ方の書で、もっと春という字が大胆でした。林も本当に林のような字でした。
新春のお茶席によく掛けられるとのこと。表千家家元の初釜では元伯宗旦筆のこの句の軸が毎年掛けられるそうです。
今回は私の次の方が急にお休みになったとのことでゆっくり2回お稽古させていただきました。
お茶は覚えなくてはならないことがたくさんあるので大変です。その場で2回してももう忘れているのだから、
家に帰ってからメモでは定着しませんね。いつもポストイットに書いて貼って並べていますが、今日は帰ってから
大きなノートに書いたら2Pにもなってしまいました。
美しく、無駄のない動きの所作。難しいですね。でも根本はおいしいお茶を点てること。フォームにこだわっていて本質を
忘れてはいけません。
15:30過ぎまでお稽古だったので、最初に計画していた根津美術館はどうしようかと思ったのですが、こんなに近いので
今日行くのがベストです。28日に企画展が終わるのでもう時間もありません。
見たかった展覧会です。
奈良時代の上代裂の色も細かい折りも素敵でしたが、江戸時代の能装束がすてきな色合いでその世界に
浸りました。これが江戸時代の色かと・・・大好きな色合いやデザインです。江戸時代は長かったけど
なかなか今まで今一つ興味がわきませんでしたが、北斎や若冲やなんとも斬新な世界です。
冬のお庭散歩もなかなかです。
もうカフェが閉まっていて、お昼をほとんど食べていないので、おなかが空いてしまいました。
お庭を一回りして、係の方の手が空いたときに写真を撮っていただきました。
夕方寒くなってはいけないと思い帰ろうと思っていたのですが、つい足がレジュ・グルニエに向いてしまって
水分等補給をしました。
OMOHARAREALより写真をお借りしました。
ほろ苦い思い出の場所です。
いつもはオレ・グラッセですが、ブレンド・コーヒーもおいしかったです。
もうおなかがすいてしまってガトーショコラと・・・
家に帰ってから全身の写真がなかったので鏡で撮りました。
そのうち娘も帰ってきたので、娘に撮ってもらいました。
着物もお茶ももっと上手になりたい私です。
Jan. 24 2024 Minami-Aoyama
これは和装コートなの?
金髪のショートヘアとよく似合っていますね。
根津美術館の期限が迫っているのを忘れていました。
教えていただいて助かったわ。
充実した一日でしたね~。お稽古も二回繰り返され、しっかり身に付いたのではないでしょうか。
復習もちゃんと。えらいです。
そして私もコートのデザインが気になりました。
コートは立ち襟でミシンでしたててあり、ポケットも付いていて便利です。落合のしぎやさんで和服を着始めた時に
たまたまバーゲンの日に行ったので20%引きくらいで作ってもらいました。しぎやさんは万葉烏梅染で、色が気に入らなくて
染め直してくれて納得する色を出してくれていました。こげ茶なのにどこかピンクが隠れているような気がします。
風がありましたが、寒くなくて良かったです。コートはこれしか持っていないの。
根津美術館のこの企画はもすぐ終わるので慌てて行きました。点数は少ないけれど美しい作品とお庭も散歩できるのでよかったです。
和服はやっぱりショートカットがいいですね。
なかなかうまく着れなくて、少しずつでも進歩できればと思っています。
お茶の時は袱紗を洋服だとベルトにはさむのでなんだかそれが嫌で和服でできるだけ行きたくなります。
お稽古は先生にいつも同じことを言わせてしまって申し訳ないですが、きっちり教えてくださるのでありがたいです。今、ここで習っていることが信じられないくらいです。