10月18日
moon tree ホームスパンとバッグ展
布と出会い
布と暮らす
ホームスパンの工房、清野工房で一緒に学び、制作活動している仲間による作品展です。
ホームスパンの楽しさは羊からもらった素材そのものから作るということにあります。
泥のついた羊毛を洗う。染める。ほどく。カーディングする(色を混ぜて紡ぎやすいようにブラシで梳く)。
紡いで糸にする。デザインを考えて織る。縮絨する。
紡いで自分の糸を作り、織って自分だけの布を作る喜びばかりでなく、感じるのは羊毛が自分のところに来るまでに
たどってきた時間やそれを見守っている人や自然のことです。シェトランドウールなら遠いシェトランド諸島の断崖を
思い浮かべます。泥にまみれた羊毛を洗う時、枯葉や蕾、種などがついていると、この羊はどこを歩いていたんだろうと
想像してのんびりとした気分になります。
古代ギリシャから女性は糸を紡いでいたらしいので今、都会で紡毛機を回していることが不思議に感じられます。
織りあがった後の縮絨も羊毛の織物には一番大切な作業です。石鹸水の中で踏んだりかき混ぜたりした後、乾くと
柔らかく軽くそして暖かな羊毛ならではの風合いが生まれます。触ると優しく幸せな気持ちになります。
そしてそれぞれの羊の毛の特徴を味わうことができます。
特にその軽さにはみなさんは驚かれるでしょう。
一本のマフラーから長い羊の旅を味わってください。
個性的で楽しい編みや革のバッグ、手織りのキッチン小物も並びます。
Moon Tree は清野工房で月曜と木曜に習っている生徒さんのグループ名とお聞きしてすてきなネーミングだと
思いました。
アルバトロスさんと久しぶりにお会いして、神楽坂フラスコギャラリーで開催が始まった明子さんの展覧会に
行きました。
始まったばかりの午前中に原毛から紡いだ糸を使って作る作品展にはもう人が集まっていました。
この私の大好きな黄色がFBに紹介されていた時に、これが作品展に出ていたらいいと思っていました。
媒染します。また全然違う色ですね。
この展覧会にはすぐ手が出てしまいます。前回のフワフワした小さなマフラーに続いて、このコブナグサで染めた軽いマフラーと
なんとも言えない感触のゴッドランドコリデールのナチュラルカラーに魅かれました。
実際に使っているところを見るとまた違ってきます。
通りすぎたウィンドウには矢来能楽堂と書いてありましたが、この場所には能楽堂はありませんでした。
イタリアベネチア料理のステファノです。
このすてきな縞の帯はおばあさまのものだとのこと。お着物も大好きな感じです。
メインのパスタはカニとトマトのクリームソースのタリオリーニ
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