2月25日
牛天神から傳通院に向かいました。
安藤坂という坂道を登って行きます。この辺は坂が多いところです。江戸時代にはここまで海が入り込んでいました。牛天神あたりも、葛飾北斎の浮世絵でも海の向こうに富士山が見えています。
傳通院には外から見ているだけで、まだ中まで入っていませんでした。徳川を中心に著名人のお墓もたくさんあるようです。
徳川関連の女性や子供のお墓が多かったです。子供については第28男とかもうたくさん子どもを持っても早くに亡くなる世継ぎ候補者も多く、将軍って徳川家のために大変だったのだなと思ってしまいました。それにもまして悲惨だったのは女性の運命です。ここには家康の母、於大の方や千姫のお墓がありました。家の都合で結婚させられたり、離婚させられたり、すごい時代です。於大の方は自分がどこにいようとも家康のことを思い続けたと説明に書いてありました。この時代の人々の日記とか思いをつづった文学もなさそうですが、唯一残されているのが手紙なのですね。そこで思いを知ることができます。
於大の方(徳川家康の生母) の墓
一番大きかったのは千姫のお墓でした。時代の波に翻弄された苦労の多い人生を哀悼するように大きなお墓です。
日本史にはあまり興味がなかったので千姫の生涯も最後まで知りませんでしたが、姫路城に住んでいたことがあったのですね。愛情のある結婚をしてもその人を大阪城落城の日と同じ日に31歳で亡くして江戸にもどったということです。その後は結婚せず、二人の夫の菩提を弔って生きたとのことです。
千姫については下記のブログに詳しく載っていました。
千姫とは~徳川家の娘として波乱の人生を歩んだ戦国時代最後のヒロイン
庭には入れませんでしたので、外から撮りました。
ここから善光寺坂を通り、こんにゃく閻魔に向かいました。
Feb.25 2021 Denzu-in
つい自分が散歩している気分になれて楽しかったので
コメント残します(^^♪
コロナが収まってくれないとどこにも出かけられないですが、こうやってたくさんの写真とともに解説してくださっていると、
本当に自分で歩いた気になります。
ありがとうございます~~
コメントを残してくれてありがとうございます。
散歩にお付き合いくださり嬉しいです。時系列に載せているだけで工夫のないブログですが、流れがわかるといいなと思っています。
バスで20分くらいで行ける場所なので、気軽に行っています。公園が閉鎖されているので、植物園に行ったり・・・早く社会活動が伸び伸びできるようになりたいですね。