Reflections

時のかけらたち

サロネン/フィルハーモニア管弦楽団のコンサートと館野泉の北欧のピアノ曲 ・・・ recent concert & CD

2020-01-27 23:55:54 | music
1月24日

フィルハーモニア管弦楽団
東京文化会館 大ホール

アーティスト
指揮:エサ=ペッカ・サロネン



曲目
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)

※アンコール曲
ヒンデミット:ラグタイム
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」より 妖精の園

半年に4回ある都民劇場音楽サークル定例コンサート。今季最後はサロネンの指揮でした。
若手で超パワフルです。フィルハーモニア管弦楽団も大規模で弱音がとても素敵でした。
曲もストラヴィンスキーでパワフルでした。春の祭典はベジャールのバレエが最高だったことを思い出し、
「火の鳥」はもう終わらないのではないかと思ったカール・ベームのコンサートを思い出します。ベームの指揮は
幽玄の世界と言うか微睡の中に入っていきそうでした。
アンコールの「マ・メール・ロワ」にホッとしました。このまま終わってはハードすぎてデザートのような
音楽が必要でした。




なぜか家に帰ってから、最近よく聞く館野泉のフィンランドの曲を流しました。
最近は自然のような館野泉の北欧の音楽を聴きながら寝ることが多いです。
母が高齢になってから人の役に立てなくて生きている意味がないとよく言っていたことや
主人が絶望的な病状でもいつも明るかったことを良く思い出して、涙が出て来てしまいます。
やっと身体的に衰えていくことがどういうことなのかわかりつつあります。
館野泉の左手で復活したアルバムも聴いていますが、指先から人を感動させるエネルギーが
あふれています。左手だけとは思えない豊かな響きです。伴奏をつけられないので
ちょっとギターの曲のような感じもします。

宮古に行く飛行機の中ではブルーのことをすごく思い出していたら泣けてきました。旅行の時はいつも心配していたブルー・・
今心配しないで行けるようになったことが申し訳なくて。
死をも含めて生きることを考えるこの頃です。
編み物をほどきながら(また失敗した!)アンナ・ネトレプコのルサルカを聴いてもせつなくなってきます。



パルムグレンの「3つの夜想的情景」 Op.72 星はまたたく・夜の歌・曙 
粉雪 Op.57-2 が自然の音を聞くようでキラキラして透明感があります。








1月の中旬ころまではあまりヨガに生けなかったので、後半集中しています。今日もヨガの帰りに久々の
食料品の買い出し。リュックにいっぱい入れて、両手に持って歩いて帰ってくれば、ショートカットの
小高いところにある小さな公園にギーと言う鳴き声で、見ればコゲラが自由に飛び回っていました。
木もあまり大きくないので、近くにいました。カメラを持っていたら・・と思いました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年1月の星岡 ・・・ Hos... | トップ | ベルカントレッスン~歌う喜... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

music」カテゴリの最新記事