
さすがに、ちょっと可哀想になってくる。
NHK大河「平清盛」の視聴率が10%台を記録した。
10・2%だから、あとほんのわずか低かったらヒトケタだ。
しかも、この日は、前半のクライマックスといわれた「保元の乱」。
こうなると、毎回のテーマなどとは関係なく、「とにかく見ません」という人が多いということになる。
番組冒頭に、ちょっとした解説部分を設けるなどの努力も、チャンネルを合わせてくれないことには効果が無い。
それに、裏で、ロンドン五輪出場がかかった女子バレーボールの試合だったしなあ。
とはいえ、以前なら「大河」のファンは、裏が何であれ、大河を見ていたものだ。
そういう大河の固定客も、今回は流動的になっているということか。
制作陣は、また、あちこちから責められて、大変です。
「平清盛」 21話で最低の視聴率10・2%
松山ケンイチ(27)主演の2012年NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の第21話が27日に放送され、平均視聴率が10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが28日、分かった。
これまで最低だった第13話、第16話の11・3%からさらに下げ、第21話にしてこれまでの最低を記録した。
17話からスタートした第2部でも、スタート当初は徐々に上げ、第19話では約2か月ぶりの14%も回復していたが、前回の第20話では再び3%近く一気に落とし、11・8%となっていた。
(スポニチ 2012.05.28)