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実は、結構楽しみにしていました。
ジョージ・クルーニー主演の映画「ファミリー・ツリー」。
なにせ舞台が、大好きなハワイだったし。
ハワイ・オアフ島で生まれ育った弁護士のマットは、妻と二人の娘たちと何不自由なく暮らしていた。カメハメハ大王の血を引く彼は、祖先から受け継いだ広大な原野を所有しており、それを売却し巨額の富を得るか自然を守るかの決断に迫られていた。そんな中、妻がボートの事故でこん睡状態に陥ってしまう。さらに妻には恋人がいて、離婚を考えていた事が発覚する。そればかりか娘が妻の浮気を知っていたと告白、マットは動揺する。
・・・・って話なんだけど、どーにもずるずる、ぐだぐだした感じから脱することなく、終わってしまいました。
困った(笑)。
ストーリー自体がピリッとしない上に、どの登場人物にも(クルーニーさえ)、思い入れできないというか、共感できないというか。
特に、クルーニーの娘の彼氏だという男がまたトホホで、しかも、こいつ(呼ばわりだ)がずっとこのクルーニー・ファミリーにくっついているのが、よく分からない。
分かりたくもないけど(笑)。
ハワイの風景さえ、何だかくすんでおりました。
残念。