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冬季五輪も日本開催?

2014年12月07日 | 時事
平昌五輪のそり競技、日本開催検討=ボブスレーなど長野か
日本分散開催「検討していない」=平昌冬季五輪組織委
2018年に韓国で開かれる冬季五輪ですが、ここの所一部を日本開催にするとかしないとか、情報が錯綜している模様です。

というわけで、同日に配信されていた同じ時事通信の記事をリンクしてみました。時間軸から言うと「日本開催、やるなら長野か」→「そんな検討はしていない」という順番なので、噂が広まってしまい、ソレを打ち消したという形のようです。というか、この時点で前記事は裏づけミスの誤報ですし、もし事実無根なら時事通信社の捏造ということになってしまいます。真偽の程や詳しい経緯は良くわかりませんけど、根底にはどうやら韓国側の冬季五輪の準備が致命的に遅れている実情があるようで、おそらく水面下で日本に助けてもらえないか交渉をしていた所マスコミにばれ、慌てて否定したという感じのようですね。JOCの竹田会長も「正式には聞いていないが、要請が来たら協力する」とコメントしており、少なくとも何らかのアクションがあったことは事実のようです。「火のないところに煙は立たず」と言いますし、この前の安倍総理の「解散言ってない発言」からの~解散(笑)からも分かる通り、大きな政治判断の前には特定秘密のようなものが付きまといますから、今回の件も安易に「日本開催の情報はマスコミの流したデマだった」と鵜呑みする必要はなさそうですな。

ちなみに、もし本当に一部でも日本開催となれば、関連して各国の選手団や報道陣、応援に多くの外国人が日本にも訪れることになりますから、宿泊・観光業等に外貨が落ち、間違いなく日本の経済効果が高まります。しかも長野では過去に冬季五輪も開かれていますし、会場施設的な受け入れ態勢にも問題ないでしょう。追加で必要なものも、韓国側に「急遽受け入れた」ことを強調すれば、さらに好条件を引き出し、それほど日本側に負担なく開催できる気もしますしね。何より東京五輪開催が決まった時にも感じたように、オリンピックは「開催地に選ばれるまで」こそが真の国を挙げた戦いであり、落選すればソレまでの投資が無駄になってしまうわけです。この次期冬季五輪の候補地戦に全く日本は関与して来ませんでしたから、まさに日本にとってノーリスク、ハイリターンの申し出であり、そんな夢のような話を今のマスコミが捏造・誤報するはずがないわけです(笑)
まあ、今回その水面下の打診の段階でばれてしまったことで反日の塊である韓国世論に火がついてしまったようですし、今回の件はおそらく夢物語で終わることでしょう。そもそも共同開催については今の所認められておらず、その縛りを外すかどうかが今まさにIOCで議論になっている最中のようですし、OKとなってもすぐ平昌に適用されるかすら微妙のようですしね。つーか、国際機関にルールを変えてもらってでも助けを求めないと運営が厳しいような状況で、よくのん気に立候補できるよなあ・・・日本にとっては特に残念がる必要もなく、むしろそれはそれで良かったのかも知れません。つーか、早めに立ち消えて良かったとさえ思っています。はっきりさせておかないといけないのは、今回は明らかに「韓国が困って泣きついてきたから仕方なく検討してあげた」という話であり、決して「東京五輪を絡めた相互協力」みたいなお花畑発想をしてはいけないということです。日本人はつい「タダでもらったら悪いからおあいこにしましょう」と考えがちですけど、他国でその手の謙遜美徳は通用しません。そのうち勝手に「日本が競技を盗んだ」ことにされ、理不尽な要求をしてくるに決まっていますからね。何しろ、最近では銃弾支援の記憶が新しいですが、そもそも有史以来あの国に関わって、その後の日本が良くなった試しは1度もないのですから。

そんなに日本が嫌なら北朝鮮とでも共同開催すればよいのですがね。