つまようじ犯逮捕

つまようじ混入少年逮捕　建造物侵入容疑　滋賀県の電車内で確保
次々と犯罪動画を上げながら逃走していた犯人がようやく逮捕された模様です。

最初はいつもの考えなしの犯罪自慢バカかと思っていましたが、どうやら過去に逮捕歴があるようで、今回の動画でも執拗に警察を挑発するなど、例の遠隔操作犯の時と同じ性質の逆恨みが動機にあるみたいです。悪いのは警察などでなく、明らかに最初に軽はずみな書き込みをした自分なのですが、こういう自らが正義で被害者だと言う思い込み、自己弁護、責任転嫁、論理のすり替えなどは、一体どこの新聞の態度を見て学んでいるのでしょうか（笑）また「未成年だから捕まらない」という主張もしていたようですけど、未成年の罪が軽いのは更正に重きを置いているからです。当然人間はいつまでも保護されるべき未成年でいることはできませんから、保護されている期間を特権だと勘違いして反省しないような輩は、責任ある成年となってもまたバカを繰り返すことになり、その際には普通の初犯以上に重い罰が下されることになるわけです。学校では、何か失敗しても一度謝れば大抵許してもらえるわけですが、２度３度繰り返すほど許してもらうのが困難になるということも、しっかりと義務教育で教えていかないといけませんね。

今回、自分はこの件のyoutubeの動画は一切見ていませんでした。最近の動画サイトでは見たい動画の前に広告動画が流れることが多くなっていますが、あれがどうも動画投稿者の報酬になる仕組みがあるという話を聞いたので、あえて見ないようにしていました。もし皆が動画を見て再生数が増え、そこから犯人が逃走資金を得ていたとしたら、見た人は犯罪を助長させてしまうことになります。しかし、あえて見なくてもテレビで繰り返し流されたりするので、気になって見てしまった人はたくさんいるのではないでしょうか。まあお金を得ていたかまではまだ分かりませんが、注目を集めたこと自体が犯人にとってのモチベーションになっていたことは間違いないでしょう。劇場型犯罪では、このように様子を伝えるマスコミやネットの一般人が、かえって犯人を喜ばせ逃走を助けてしまうことがよくあるのです。この手の愉快犯というか注目を集めたいだけの構ってちゃんには、逆に注目を集めさせないことが最大の攻撃になりますから、そっと動画の削除申請だけしていれば、これほど大きな連続つまようじ逃走劇には発展しなかったことでしょう。動画サイト側でも、犯罪に関連するものやその恐れがある動画はガンガン削除していく必要があるでしょうし、少なくとも警告は発するべきです。ＣＭスポンサーも今後はちゃんと提供する動画の質を考慮する必要がありますね。あとはタイトルの「つまようじ犯」のように、事件報道ではなるべく惨めで情けない俗称をつけてあげることも有効でしょう（笑）少なくとも、これから起こるであろう模倣犯には適切に対処していきたいですね。

そういえば昨日名古屋にいて今日滋賀で逮捕と言うことは、一昨日に美濃加茂で起きた縫い針混入事件もやらかしていたのでしょうか。名鉄電車で太多線に乗れば行けなくはない場所ですが・・・まあ、爪楊枝と縫い針では明らかに攻撃力が違いますし、彼の器では不可能な気もします。自宅で爪楊枝入りのお菓子が発見されたらしいですから、もしかしたら逮捕後のことまで考えて事件自体が捏造で混入させてから律儀に購入していた可能性もありますし、万引きも「そう見えるように撮影した」だけの可能性もありますからね。いずれにしても、動画をＵＰする目的があるので、余罪や編集の有無は携帯を調べればはっきりするでしょう。窃盗なら１０年ですが、最低でも建造物侵入の３年と言う所でしょうか。

つーかよく考えたら自分も昨日名鉄線に乗って名古屋にいたよな（笑）まさかのニアミスだったかも！？