katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやの作品のテ‐マ

2008-11-30 22:19:45 | 世界遺産をみんなでつくろ!
それは瞑想…辞書では雑念を払い目を閉じて静かに深く考える事。と書いてある。これがこの作品で一番伝えたい事。まだ小話まではまとまらないから、新説竹取物語とでもして置こう。これは最後のシ‐ンなのね。それまでは無理難題で4人の男達に諦めさせて来た訳だが、帝だけはそうではなかった…去って行くのを惜しむ訳だが、結局月に行ってしまう…これが本来の話だが、こう考えるとどうなるだろうか?視点を4人の男達にすると、ありもしない貢ぎ物を捜させられ、挙げ句の果てには,権利無しと言われた訳だ。だが潔い男なら無かったのだから仕方無しと考えるだろうから、これは納得せざるおえない。しかし問題は帝。貢ぎ物は関係無く愛される訳だ。しかも帰りたくない…とまで言われ最善を尽くすも月の使者に連れて行かれてしまう…これってどうだろう?心奪われ引き裂かれる…おいおい、かぐや姫さんまずは、あんたの使者にあんたの想いを伝えて何とかしろよ~こっちも努力してんだから…そんな気持ちになっても良いんじゃない?帝さんとしてはさ。まっ綺麗な結末だから最古の物語なんだろうし、昔の冬ソナみたいなもんなんだろうね。これが憎悪や痴話喧
嘩じゃ三流誌になっちゃうだろうからね。ただ俺の知る限り、かぐや姫さんは月の使者に頼まないのね…帰りたくない…残りたいとね。つまり諦めてしまった。そうなると結果はどうであれ失態だね。伝え無かったのは…諦める選択をしたとも言える。そこで瞑想って題になる。言わないのも言うのも本人が決めるで結構なんだろうが、俺は相手が望む事が自分の望む事になれば…それが理想。勿論、中々そうにはならないものだが、理想を掲げなければ、常に流動的で偶然。これは俺の考えだから、元に戻して、これから弟子のかぐやにもこう言う悩み事に何度となく出くわす事だろう。そんな時にもあたふたせず常に瞑想し、確かなる答えを出して欲しいと願う。辛い場面に出くわした時に、どう相手に力になれるのか?何が自分に出来て、何が望まれているのか?そんな場面になる前にこれを見て、何かを感じ取る事が出来る…そんな作品を作りたいと思っている。

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