katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ご新規さん教室とのりちゃんのお母さんの新作下地

2012-08-23 05:03:05 | モザイク教室
朝、完全にミスからのスタ-ト。ご新規さんから電話が入り到着しているのですが・・・
と・・・。えっ?確か10時からでは・・・?いや、9時から10時の間に・・・

今すぐ行きます・・・すみません・・・・・とアトリエへ。
幸いだったのは、そろそろ出なくちゃ・・・って所だった・・・。

やっちゃったのね・・・大失態。そんな中のスタ-ト・・・・全く余裕無し。
今日のご新規さんはここでは珍しく男の人でね、・・・・何だか事情があっての体験。

ここでは書く事が出来ないが、その内容は十分知っての上での教室だったので、
いつもとは違った緊張感があったのに、スタ-トからつまづいた・・・。

とは言うものの、いつものようにぺきぺと山周タイルの違い等の説明をして、
ぺきぺきで絵を作る事になり、それではモチ-フとなり、馬となる。

では馬を作るに当たって・・・の説明で、体全部を入れるとこの大きさではリアルに
作る事は出来ないので、リアルをお望みならアップで・・・・なるべく大きく・・・と

説明すると、資料の中からこの形となる。そんな中でのスタ-ト。
目から順番に、ここら辺を、こっちを・・・と場所を指定して、その度に使いたい色を

聞き、ではここはこれで、それでは次はこの中から、と順番に決めて行き進める。
この間も、このやり取りの比喩をオリジナルの作り方って言うのは、モンタ-ジュ作りと

同じで、いかに俺にイメ-ジを伝えられるか・・・・って事は、こんな選択がある・・・
そうで無いのなら、ではこっちは・・・?と、頭の中にあるものを引き出さないと

ならず、口にしないと伝わらないし、伝えようとしないと伝わらない。
勿論、こちらとしては読み取るように・・・は常に意識はしているけれど、

何しろまずは落ち着く事。俺は大失態からの朝なのだから・・・。これ以上の粗相は
無礼である。しかしながらモザイクの結果さえ出れば、挽回は出来る・・・

ただその挽回の為に余りやる気を見せてしまっては、緊張感も威圧感もあるだろうし、
けれども、あんまり出さないと、やる気が無いとか構われなかった・・・と取られる

可能性もある。教えるに当たってこのさじ加減は非常に難しい。
これがサンプルのある教室との違い。サンプルがあるって言うのは、いつも一定に

教えられるが、そのサンプルを用意しないとならない。だから仕込みが大事で、
当日は特に問題は無い。まっそれはこの夏の出張教室のようなもの。

所が、こうしてアトリエで何を作るか?とアドリブのように決めるオリジナル教室は、
こうしたやり取りから始める訳で、いかに刑事のように聞き出すか?

いかにご自分を語れるか?こんな会話から始まる訳で・・・・仕込みは下地のみ。
つまり中身のグレ-ドの良し悪しは今から・・・・。

当然、毎回どんなお題なのか・・・?になる。この判断がすべてを決める事になる。
毎回、それでなくても緊張するのだけれど、今回は男の人・・・更にである・・・。

そんな中、途中話づらくなったりする場面もあり、それでも話さないとならない場面も
あり、・・・・すると会話として途切れる場面で、静かになりましたね・・・・と

突っ込まれる場面もあり、いつもならカニ喰ってるみたい・・・と俺が突っ込む所が、
俺が突っ込まれるのだから、薄めの味付けの指導になってたのかな・・・?

いつもはおふざけしても取り戻す事が出来る・・・それは結果がすべてとなるから。
けれど今日は同性だし、その余裕が無いのもある・・・滑り出しの失態もあるのだから。

そうなると、時より緊張感も生まれてしまう・・・・静かって言うのは緊迫感に繋がる。
がしかし、その静寂が良い人もいる。・・・がしかし、体験教室のような指導となると、

基本的な事ばかりの繰り返しとなる・・・所がそれは非力な女の人の場合で、
成人男子でぺきぺきを使用となれば、どう切ろうと完成はするし、余り繰り返すと、

プライドを傷付ける場合もある・・・・同性だから・・・。とも考えた上の行動だが、
お客さんに突っ込まれたのだから、もう少し話しても良かったみたいだ・・・。

そこでこの話をすべてして、とても緊張していつもよりも黙りましたぁ・・・と話すと
ちょっと笑って貰えた・・・。

そんなこんなの仕上がり。当然と言えば当然だが、体験教室のグレ-ドでは無いくらい
良い仕上がりに、ご新規さんも今日1番の笑顔をしてくれて・・・・ほっとする。

その説明をして、その笑顔がこの教室の完結の合図みたいなもので・・・と。
最後にまた失態を謝って、5時間近くの教室が終了。

その後、どうやろうかな・・・?と考えていた、のりちゃんお母さんの新作下地。



ひとまず細かい事はまだだけれど、大まかなものは出来たのね。
まずまずなんだけれど、お母さんとの約束を守れなかった事が1つ・・・・

のりちゃん、観ていたらお母さんに伝えて・・・ごめん、1cmタイルでクマも縁取りして
・・・・しかも1cmタイルの4分の1で・・・・となってしまいました・・・って。

下地自体は悪く無いんだけれど・・・・約束が守れなかった・・・・って・・・。
・・・・・いや、今観てたら・・・まだ判らないわっ・・・出来るかも・・・。

こうした事は良くあって、昨日はここまで・・・だなっ・・・と思っても、こうして
ブログを入れている最中に、あっ・・・もしかしたら・・・ってのはいくらでもある。

向き合ってつまづいて、振り返らなければ絶対にこんな事は起きる事は無いけれど、
何しろ振り返りばかりじゃない?俺は・・・。あるのね・・・こんな事ばかり。

続けて行くものはすべて・・・ね。そもそも昨日出来なかっただけかも知れない。
日々成長はする。逃げれば、向き合わなければ何も起こらないものも、向き合えば

必ず成長はするもの・・・さすれば、その成長した目で見直せば、昨日の息詰まった目
では無い自分、そんな目に変わっていたりする・・・・活路はそんな所にある。

上手く行けば今回も逃げ切れる・・・・そんな気分になって来た。
ただ問題は木の厚みだなっ・・・・その余裕があるかどうか?・・・・そんな感じ。


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