katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

kameyaさん教室

2014-03-23 23:53:53 | モザイク教室

今日は毎月恒例のkameyaさん教室。そう例の仏像彫刻の場所。
ってその前に、ここ数日に必ず起きても不思議じゃない色々な事を考えれば、

絶対に意地でも行かないとならない・・・・当然唯一の娯楽の養魚場。
何しろ必ずストレスを抱える事は目に見えているのだから・・・。

そうね、何でも良い・・・大義名分で休んだ・・・って気持ちになれば・・・。
ただそれだけでも・・・。しかも勿論ほんの数十分・・・。

その足で12時からのお教室に間に合うように行くと・・・・katsu先生遅いぃぃぃ。
早くお昼食べて・・・ってもう用意されていて、尚且つオ-ドリ-と同じ歳の次女が、

先生1人の食事じゃ寂しいでしょ・・・・って、待っててくれて・・・・正直、過剰融資って感じの優しさ・・・暖か過ぎて・・・言葉にすると安くなるのは嫌だが、

今の置かれている立場や環境を考えると、随分とちゃんと過ぎる扱いが嬉しいを通り過ぎて、身に沁みる・・・まだ売れてもいないのに・・・。

そんな中、今日は5人。まずは以前、金魚好きって繋がりで、日本観賞魚フェアの時の展示で知って下さり、ここkameyaさんのお教室を見つけて下さり、アクアリウムバスまで、

観に来て下さった・・・そんな親子の娘さんから。これで2度目なんで、タイルを切る事は判っていて、所が見ての通り黄緑で眼を丸く切って・・・更に色を変えて両目を

作ろうとしたので、あんまり斬新だと眼が判らなくなるから、ひとまず眼の色は両目を同じ色にしよう・・・とアドバイスをして、その代わりに変わった事がしたいのなら、

こんな事をすると、あっち向いたりするよ・・・って言うと、笑いながらやるので、
それが出来るのなら、ベロ作れば・・・・?って言うと、アッカンベ-みたいなのを、

作るので、可愛いベロはね・・・って、大人のみんなにも可愛いベロってどんなの?って言うと、みんながペコちゃんのベロみたいに、端っこで咬んだのね。ほらね。

真ん中じゃなくて端っこだよ・・・ベロは。って言うと、これになった。
するとみんなが可愛いぃぃってなって、さっきよりも良いって・・・。

じゃ可愛いのが良いのなら、ほっぺも付けようか?ってなり、じゃ丸く・・・って言うと、すんなり切って・・・・後はクラッシュね・・・ほら、段々と簡単になって行く。

当然すんなり一番早く終わっちゃったのね・・・。そうなると、逆にやっとやった・・・
って感じじゃないから、余裕が有り過ぎになり、暇になっちゃう・・・。

では、ひとまず彼女は置いといて・・・・。そのお母さんは・・・・。


メ-ルで何度かやり取りをしていたので、下絵を描いて来てくれて・・・・。
その完成度が思ったよりも良く、しかも下地に書き写すのも、フリ-ハンドでスイスイ。

そんなだから、すぐにモザイクに・・・。ただ、ここが問題で何度も言うように、絵が上手い人はその絵と同等のタイルを切る腕前が無いと、その絵よりも落ちるモザイクに、

心がやられて行く可能性がある・・・。では一体何が始まるか?って言うと、続ける前提で大きい下地でやったのも理由だけれど、こんなに大きくしても、その金魚の白目は、

5mm以下・・・それがいきなり4粒出て来る。そこにいきなりつまづく事になる。
ちなみにこの下地40cmはある・・・。つまりいつもの下地だったら?まず無理だった。

そう言う事なのね。けれど逆にその白目が切れたとしたら?逆に大きくした事で出来る方向に向かっている・・・・そう言う事になる。そして何とか悩みつつ抜け出すと、

次なる刺客が待っている。次は黒。そこがえぐれたマメのようなパ-ツになっている。
更にそれが4粒・・・・。何が起こっているのか?って言うのは、言葉でも簡単に判るから

、書いて見ると・・・。さっ、下絵描いたし・・・やるぞぉぉぉ。さっ先生何処からやるんですかぁぁ?あっ、白い丸ね・・・えっと・・・あれ・・何処かに行っちゃった・・・

あれ?切れない・・・あれ・・・。そこで、そんなに小さいパ-ツは切る事を意識するんじゃなくて、持つ方の指に集中する事・・・なんて、いきなり技術論からスタ-トになる

しかも、何とか4粒、失敗しつつ終わったと思ったら、また無理難題・・・・。
しかも、さっきは小さくて大変だっただけ。今度は何度やっても1つたりとも切れない。

そうね、えぐるって行為は切れない人は、何百回やっても無理な人もいる・・・・。
そもそも切るって気持ちが失敗によって、心が折れて行くから・・・。

そんな人は、先生ぃぃ・・・これでも良いですかぁぁ・・・・なんて言い出す。
これでも・・・見なくてもダメぇぇぇ。これで・・・じゃないから妥協した。

これでも・・・へこたれているじゃん。そこで、折れた心を取り戻す事が大事になる。
そもそも続けるって言った瞬間、へこたれる事も考慮に入れての指導になる。

これが体験って話なら、すぐに結果を出さないとならないから、それは無理・・・今日は辞めて・・・となり、簡単でお手軽な方向に出来る事への指導になる。

逆に4倍の大きさで続けるのだから、出来たぁぁだけじゃなくて、それ相応の仕上がりを思い描いているだろうし、それだけの下絵を描いたのは自分なのである。

しかも進み具合が悪いだけで、こうしてきちんと出来るようになる。そもそもの作る姿勢が甘かっただけ。前回は体験。楽しかった・・・出来ないと思っていたのが出来たぁぁ。

それで良かっただろうが、今日から続ける・・・って前提。当然難しい事もある。
逆にそれが向上心や満足度を上げる訳で・・・。ただ大きいだけじゃねぇ・・・。

そんな中、お母さんに続けるんだから慌てない・・・これ以上難しい事は起きないから、
逃げ切って・・・と励ましつつ、提案なんだけれど・・・・助っ人いる?って言うと、

はいぃぃぃ・・・・って言うので、彼女の登場。俺が後に付いて、こうして、こうして、と司令塔のように切ったパ-ツを彼女にこれ使う?って聞いてみっ・・・って言わせると

若干ためらいはあったものの、パ-ツの精度に欲しいぃぃぃって。じゃ、同じ事繰り返して・・・必ず色を聞いて、切ったパ-ツをお母さんに見せて、オッケ-貰って張ってね。

って・・・。お母さんは助っ人が俺だと思い込んだんだろうね・・・いや、俺の教えた彼女です・・・けれど、お母さんに負けない指導はしたのね・・・後に回って・・・。

ここが大事でね、子供だから後ろから回って指導出来るけれど、大人だといやらしいテニスみたいになるでしょ?だから、大人には出来ないけれど、それによって手首の折り方、

力の入れ具合、角度なんかを体に覚えさせる事が出来るのね・・・・。そりゃ口で説明するより伝わり方が違うでしょ?ねっ。しかもル-ルも決めた。きちんと確認の元って。

だから、お母さんがそれダメ・・・って言ったら切り直し。当然最初は優しくても、人は欲張りになる・・・もっと良いパ-ツ・・・ってね。だから、最初は俺が後に回り、

何度か成功させて自信を付けさせて、成功を手に入れさせたのね。だから、お母さんに何度か却下されても、出来る・・・って思っているから、切り直しが出来る心を持っている

しかも彼女がそれによって質も上げれば、まさかのライバルが娘・・・お母さんにも火が付く・・・だから倍進む事になる。その姿は誰が観ても楽しそうだった。

では、同じ事が子供と出来ますか?って言うと、無理ぃぃって言ったこれで4回目って言うリピ-タ-さんは・・・・。


そりゃそうね・・・こんなの作るようになっては、子供が邪魔になるわなっ。
説明すると、前回までは文字。しかもデザイン性は特に無く、色合いのみでの練習って、

感じ。それが今日は模様を作った。明らかにデザイン性が加わった。しかも文字の練習が身になって、更なる細さ、太さで巧みに段々・・・なんて高度な技を入れて来た・・・。

とは言え、ここでしかやらないのにね。そう言うと、じゃ上手い人なんだ・・・達者で器用なんだ・・・と思いがちだろうけれど、違うのね・・・それはちょっと。

その環境を作っているのは先人の人達なのね・・・。つまり仏像彫刻の人と金町湯の人。
横でそんなの作っている人がいたら、上手い人は・・・ってついつい見ちゃう。

あぁ、ああやって丁寧にやるのかぁ・・・なんて真似しようとすれば、出来ないながらも真似しようとする気持ちになる。それが取り組む姿勢を変えて行くのね・・・。

じゃ4回って書いたけれど、4回って何時間?これが大事なのね・・・・。これがカルチャ-教室だと、2時間1セット。アトリエだと最低3.4時間以上。ではここは?・・・・。

俺が帰るまでの間、好きに・・・なので、恐らく20時間以上は4回でやっているはず。
つまりカルチャ-に換算すると、10ヶ月以上の経験値となる。でしょ?

当然、かなりのペ-スで上手くなる訳で・・・。嘘だと思うなら何でも良いから、こんなペ-スでやってみ?勉強、ゲ-ム、スポ-ツ、仕事・・・・何でも上手くなるから。

それを1ヶ月2時間で上手くなるか?・・・・って考えたら、多分お茶呑んだ時間だけでも、1ヶ月2時間以上になるはず・・・でしょ?つまり完全に楽しみって事になる。

1ヶ月2時間って言うのは、俺の金魚の水換えだって月に2回やるから、4時間はやっている事になる・・・・つまりその位の事。それを何倍もやるのだから、技術はアップして当然

ほらね。こんな理由1つで4回の人が、ここまでの完成度になる。けれどさっきの親子のように、グレ-ドよりも一緒に出来たぁ・・・で楽しめる。

つまり楽しみで・・・と言いつつ、いつしか腕も眼も肥えて来る。その自分に気が付かないと、強欲な自分に気が付かず、自分の思い描く事が出来ない・・・と悩む。

それがいつしかつまらなくなった・・・・と辞める人もいるが、きちんとそんな自分と向き合う事が出来た人は、コツコツ慌てず進んで、早さよりも質、美しさ・・・に方向転換

・・・それにより難易度は上がるが、手にする作品はその分、当然価値ある作品となる。
それこそが本物のモノ作りで、それこそが人に凄いと言われる評価をされるもので、

だからこそ、出来る人と出来ない人がいて当然で、上手いから凄いんでは無くて、凄い人は続けているから凄い腕になったのね。モノの考え方って話。

つまりもしこの4回の人が辞めてしまえば、完成しなかった事になる。ここまで素晴らしい出来栄えだったとしても、終わらなければそれまで。

じゃ逆にさっきの金魚が終わったのなら?・・・そこにもしそれによってまた・・・って気持ちになったら?・・・・この繰り返し。

勿論、この4回の人が終わったら?今の時点で素晴らしい状況なのだから、もっと素晴らしくなる可能性を持っているって事になる。

では、ここでは先輩の1人、仏像彫刻の人。


それが準備万端でね、あじさいの本を買って、付箋まで張り、良く見ました・・・って、感じだった。しかも1cmタイルを4分の1にして、更にそれを葉っぱの形に・・・・。

大量に仕込まれていた・・・あぁぁぁ、やっちまったのね。良く本を見て。これではただ見ていただけ。何がどうなっているのか?正式な表現なら、見るのでは無く盗む。

物真似をする・・・って感じの練習。では、まずあじさいの特徴から。翌々見ると、
4.5枚程度で1つの小さな花が繰り返しのかたまり・・・・って感じじゃないかな?

じゃその本で言うと、その全体の大きさで考えると、横幅に何個くらい入るかな?・・・
すると、5.6個・・・かな?でしょ。じゃ1cmタイルの4分の1のパ-ツで張ったら?・・・・

見なくても判るのは、そのパ-ツはガクアジサイのようなパ-ツであり、シンプルなあじさいの大きさのパ-ツでは無い。つまり完全にあじさいは4つくらいで1セットだから、

小さく切って置けば、後は並べるだけ・・・って思い込んでいた事が伺える。
つまり心の中で勝手にアップダウンさせている事になる。

そもそも本を買って見る・・・ここまでは最高だった。なのに、4枚1セットと思い込み色決めしていきなり4分の1にした・・・・。ただ色決めって言ったって紫なんて、

そんなに無いから、全色切っちゃえば良いだけ。つまり何も考えなくて良い。しかも更に、4分の1の葉っぱがきちんと切れる、しかも大量生産の根気がある・・・・。

これがアダとなる。そんな労力とタイルが無駄になる・・・心が折れる音まで聞こえた。
そこで立て直しが必要となる。そもそもがここまで準備して置けば・・・のはずだった。

だからこそ万全であればあるほど、折れ方は半端じゃない。そもそもこうした切り置きの仕込みは、同じ事の繰り返しや、何処に使っても構わない・・・そんな場合のみ。

ここからが間違っている。勝手にあじさいは同じ事の繰り返しと思い込んだから・・・。
今この方がやっている犬の毛並み。あれならここにこのパ-ツじゃなきゃ・・・では無く

あっちでも、こっちでも使えるから切り置きが出来る。勿論、幾何学模様のような場合もオッケ-。じゃあじさいは?・・・となる。ここがもし、あじさいに見えるような・・・

って言う、比喩にも似た表現のデザイン性を帯びていれば、同じパ-ツの繰り返しって事もあるかも知れ無いが、すでにな彫ってある下地は、リアルな感じである訳で・・・。

それは最初に見た金魚のようなデザイン・・・と金魚を作るでは、全く違うものと言う事
・・・・だからこそ、1つ1つの花を順番に作って行くべきで・・・・。

そんな中、1つの花を描いて見せると、描き方や考え方が判ったようで、今度は全部描いてはいないのに、先生ぃぃ、全部描かないとやっちゃだめですかぁ?って・・・。

もう立ち直っている・・・・あはははは。それ質問じゃなくて、やらせてよ・・・じゃん
ほぼ、もう切りたいぃぃって言っているようなもん。すると、みんなが笑って・・・。

もう判ったなら、やって良いですよぉ・・・となる。すると、しばらく経って、何か2つ目の花の出来栄えが一番良くて・・・最初のが剥がしたい・・・って始まったのね。

じゃ質問。剥がしたいパ-ツはこの作品を何点下げているの?と聞くと40点くらい・・・
って言うのね。こらこら・・・じゃ質問を変える。このあじさいの中に一体何セット位、

作らないとならない?えっと・・・30セット位?ねぇ、花が30セット、葉っぱ3枚の中の、
1セットが40点もマイナスなの?もしそれがそうなら、回転して倒れたら致命傷だわっ。

もうおしまいだね・・・。俺は違うと思うよ。ただ満点が取れなくなっただけ。
それ以上、落とさないようにする・・・ここが大事。しかも、その前に何点落としたか?

ここを知るべきで。知らぬが仏って言葉もあるが、この方の場合は、知らなくても相当へこんでいる・・・必要以上にね。だって1セットの失敗が40点もマイナスなのだから・・

多分、1000点満点とかなのかな?あはははは。要するにその失敗を引きずるんだね・・・
じゃ、みんなに質問しようかな・・・・?何処が失敗なんだろうか?ほら難しい・・・。

作り手のエゴってのはこう言うもの。ここまでこだわれるようになったって事。
つまり妥協しない姿勢・・・ここは素晴らしい。けれど、正しい眼を持って、正しい

ジャッジを持って・・・そもそもその眼が頼りない。だからマイナス40点なんて言う。
仮にマイナスだったにせよ、2.3点じゃねぇの?きっと。こらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

そんなに自分を責めるなら、思い込んだ自分を反省する事。何故なら下絵も描かずに、どんどん進める事が出来る、切る張る技術がある。しかも下絵無しで1回の失敗・・・。

確立的には十分である。それなのに失敗を責める。それなら、きちんとした下絵を、満足する下絵を描いてあげれば、良かったんじゃないのかな・・・でしょ?

張りたくて・・・進んだのに、失敗してへこむ。しかもその失敗ですら、他の人には判らないような位の事・・・もしかしたら、失敗じゃないかも知れ無い程度なのに・・・。

ほらね、ストイックな人に良くあるケ-ス。単なる思い込み。こんなに急激に上手くなった人は、腕はあっても心が付いて来ない・・・・。その繰り返しになる。

最初は出来ただけで嬉しくて、やったぁ・・・って楽しくてだったのに、あっと言う間に
季節モノのような時間で追われるモノを2つも作れるようになって・・・。

しかも中々のグレ-ドで。ほらね、どんどんと経験値が増えている。でもね、良く考えれば判るのは、すでに1年半も前からあの犬を作っている人なのね。入ってすぐに・・・。

まるでのりちゃん母さんのあやめのように・・・ね。だからそもそも根気がある。
しかも上手い。手先が器用なんだろうね。更にモノ作りが大好き・・・資質十分。

ただ、絵はどうか?って言うと、それらと比較すると見劣りする・・・俺の教える生徒の典型的な例である。なら抜群。そう言う人は道具の達人を目指す事なのね。

そうやって道具の使い方が上手くなったから、下絵を描かなくてもミスが少なく済んでいる・・・って考え方にすれば、先を急いで下絵無しでやったにしては上出来でしょ。

そう考えるべき。もしこれが出来た時に、それでもそこが気になったのなら?じゃ今度は慌てずに、下絵をじっくり描くよっ・・・わたしゃ・・・ってなれば良いだけ。

ただそんだけ。別に大した事じゃない。だって、これで終わる人じゃないから・・・・。
勿論、これでモザイクはおしまい・・・って人なら、剥がせば・・・って言う場合もある

だってそれでおしまいなんだから・・・後悔だけが残る。でも続ける人には教訓になる。
そんな違いがある。剥がして忘れてリセットして・・・おやまぁ都合が良い。

そんな事をしていたんじゃ、上手くなんぞならない。死ぬほどダメ-ジはダメだけれど、
かすり傷程度は、続ける人はあった方が良い。可愛い子には旅をさせるもんなら・・・。

それが経験値。痛んで憶えたものは絶対忘れない・・・・。いじめと一緒。やった奴はすぐ忘れる・・・やられた奴は一生忘れない・・・・あれ。

痛い思いは残る。残るのが嫌なら、そうならないようにするには?と考える。それには、その是正も手に入れて置けば、いつかやって来る思わぬ失敗に対処出来る可能性が生まれ

やすい・・・。でしょ?勿論、それをジャッジする自分って言うものが常に公平じゃないと、私の失敗は40点マイナス・・・なんて事を言い出す。

これはみどりに良くある話で、自分の身を低くして楽をする方法。期待は背負わない。
むしろ出来ない扱いされて置いての、出来たぁ・・は期待されていない分、評価は高い。

あれあれ。ダメなのね、それじゃ。遠慮が美徳は俺がいる場所では通らない。
それをやりたきゃ、他でやっとくれ。何故なら・・・・。

ここでは金町湯の方と双璧でキャリアがある人なのね。それなのに、ダメだぁ、ダメだぁって言っててみっ。あんなに上手いのにダメなのかぁ・・・・って、他の人は思わない?

少なくとも昔の自分は、出来ただけで楽しかったはずなのに・・・それなら、後から入ってきた人達もそうかも知れない・・・でしょ?つまり、認めて貰ったら素直に有難うだし

、上手い人と思われたのなら、恐縮しても聞かれたら、自分はこう思う・・とアドバイス出来ないと、あの人上手いけれど何にも教えてくれない・・・なんて事にも繋がる。

常におごり高ぶらず、卑下せず、自分らしく・・・である。ただそれは理想であって、
何か褒められ慣れしていないと、ついつい謙遜してしまったりする。

こらこら、謙遜したけりゃ上手くなる事。俺が教えている継続している場所に、体裁で褒め合う習慣は無い。むしろダメです・・・変なのぉぉ、凄いぃぃ、素敵ぃぃだのって、

言葉は飛び交う事があっても、良いんじゃ無いですか・・・・みたいな、気持ちが入っていない上っ面の表現をする事を許さないから、そんな人達はいない。

そんな事も踏まえて、これだけ作れる人は簡単に心を折れないようにする事。
しかも連帯責任。上手い人が折れると、他の人達の心も連動させてしまうでしょ?

少なくとも、ここでは上手い人なのだから。当然、これだけ言った後の金町湯の方は、モザイク歴が一番上なのだから、こうなる・・・。

あれ?思ったよりも進んでないなぁ・・・と思ったら、こんな話があったのね・・・。

実は旦那さんが何か地味だなっ・・・って言ったって。折角作ってって頼まれたから、こっちは頑張って作っているのに・・・何かテンション下がるぅぅって言うのね。

なるほどね・・・原因はそれかっ・・・。じゃ、さっき上手い人には座禅のように、パチンと心を叩いたから、こっちにも一発入れて置こうかね・・・・。

確かに旦那さんに頼まれた。しかも商売の看板だ。そう言う気持ちで取り組んで・・・と言ってあるのだから、作る姿勢は浮かれ気分でロックンロ-ルじゃない。

楽しければ良いって話でも無い。何しろ一生モンのみんなに見て頂く看板なのだ。って事
・・・完全に判った上で、俺と一緒に決めて進めているんだよね・・・。

じゃモザイクの質だけを見て見ようか?切る張るが下手ですか?俺はそうは思わないなっ。
じゃ旦那さんはモザイクの先生ですか?違います・・・じゃ奥さんと旦那さんどっちが、

モザイクが上手いですか?・・・私です・・・もっと早く。ですよね。では質に関して一切判らない事になりますね・・・。ではさっきの話の中に、銘木を彫ったのを見て、

ペンキ塗って飾れるじゃんって言われた・・・そんな話もありましたが、それでは普通にあるし、もっと言えば、じゃ看板を安く俺に作らせた・・・って話ですよね?

ほら、モザイク教室に通ってくれるから、下地を作成したって話ですよね?つまり旦那さんは素早さも要求していたんですね・・・その時点で。

ではまとめると、切る、張る技術は判らないけれど、何か今まで作っているものが、気に入って、そんなのが自分の奥さんが作れるのなら、ササッと作って・・・って頼んだのね

しかも地味って言われた・・・つまり、旦那さんは今までの華やかな色が好きだった事になる。ただね、昔ながらの銭湯なのね・・・金町湯って。だもん斬新な看板は・・・。

だからシンプルにしたんだけれど・・・。でも、モザイク看板の銭湯・・・世界で1軒だけだと思うんだけれどなぁ・・・・?色は地味でも・・・・。

それでここからがさっきと同じ・・・。そもそもまだ出来ていないのだから、結果はまだ出ていないのね・・・・つまり目地を入れて、看板として掛かってからなのね。審査は。

もしそれでお客さんの反応が良かった場合・・・・どうなるのかな?
ほら、店主には気に入られていないんでしょ?・・・・結果はお楽しみなのね。

でも、ここからが本題。実は理由はそれだけじゃない。本当は、湯って文字で悩んでいる・・・不安で進まない・・・初めて味わったプレッシャ-なのね・・・。

そんな時に上乗せの地味って言葉なだけ。じゃそれが証拠にもし以前のような気持ちに戻っていたのなら?次回のカルチャ-までに張り終わっているはず。

この程度の残りならね。きちんと立て直しはしたから。難しい所は逃げ切ったから。
この2人良く似ていてね、仏像彫刻の人はアクセルなのね。迷ったら取り合えず進め。

例えだよ、あくまで例えで、運転してて黄色になったら、行っちゃえ・・・って感じ。
方や金町湯の方は黄色は止まれ。ある意味、それが急ブレ-キでも。

それまではほぼ一緒。黄色になった時の判断が大きく違うだけ。
そうね、ついでだから俺は・・・って言うと、そろそろ黄色だろうから、アクセルから

足を離す・・・って感じかな?あははははは。何しろ遅く感じるわなっ・・・あははは。
それを親が死んでも、結婚式でも、ほぼ変わらずを目指しているんだけれど・・・。

何しろ毎日生徒さんは違うんだからね・・・・仕事はそう言うもの。
いずれにせよ、上手くなるって人は、作り手の気持ちでグラグラしない事なのね。

しかも、1人の批評くらいでね・・・見た人すべてに聞かないと判らない・・・。
もっと言えば、俺が教えているんだから、半分の責任は俺にもある・・・・。

簡単にその程度の事で折れないで欲しいのね・・・俺に教わっている人が、例え本人と言えど、簡単にヘッポコ扱いしないで欲しいのね。その結果の半分は俺なのだから・・・。

もし何か言いたいのなら?先生、私上手くならないんですけど、先生の教え方悪いんじゃないですか?なら、受け付けるが、勝手にへこむのは辞めて欲しい。

何か信頼で一緒に作って来たものが、否定されている気がするから・・・しかも本人に。
でしょ?大丈夫、きちんと結果は出るから・・・・しっかりね・・・・。

そんな中、仏像彫刻の方の長女が、手作り生ドラヤキの差し入れをしてくれてね・・・・
さっきの次女と言い、チャンカワイだったら、惚れちまうやろっ・・・って話なのね。

全くみんなして、ここの家の人は・・・全くやり過ぎなのね・・・今の俺には。
こんな会場を後にすれば、ひとりぼっちはきついのね・・・・。暖かい後の寒さはね。

しかも、いつもよりも多少稼ぎもある・・・色んな事が多過ぎで、明日の事を考えると、
こんなに暖かくては行けない・・・。

そこで帰ってすぐにかぐやに電話。娘に息子を呼び出して、今月中にお祝いするからなっ・・・ってその資金に回す事にした。甘さはそんなにいらないから・・・・。

戦の前に腹いっぱいはいらない・・・・。しかも、大事な人へのお祝いのお金は、暖かいお金に限る・・・・汚れたお金じゃやなのね・・・・

意味不明だったら・・・・次の日に何があったのか?確認して見て・・・・。

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親子5人で作るカエルの鏡

2014-03-23 05:41:52 | モザイク教室
昨日はさくら親子を送って帰ると、かなり遅い時間になって・・・・更に今日は、朝8時からの親子5人のお教室・・・・それは別に問題無いんだけれど・・・・。

きついのはブログなのね。何しろ単なる日記や日誌ってもんでも無いのね・・・・。
ある意味、今日の生き様とか、指導とか、証でもあったりするから、うかつに入れれば

良いだろっ・・・ってな訳には行かない。しかも、俺だけの事じゃないので、その日いらした人の結果報告だったりもするので、責任なんて感じでもある・・・。

そうなると、入れてて、あぁそうだなぁぁ・・・今日はここかな・・・とか、膨らませる場所を思い出したり、特に拾う話が無い俺1人の時は良いとしても、逆に多い時は、

この人だけ・・・って訳には行かないから、みんなまんべん無く触れて置きたい・・・・
なんて考えると、うかつになんて入れられない訳で・・・。

まっ、そんな訳で今日の分。このお母さんは昔馴染みの人で、テレチャンの頃からの知り合い。上のお兄ちゃん2人が小学1年と幼稚園だった頃から知っているのね・・・・。

今やその1人が働くような歳になっているのだから、面影さえ薄い・・・って感じ。
ただ去年もやってくれているので、昨日よりも、よっ久しぶり・・・が合うのね。

それが、下の2人が昔と同じ・・・って感じの、小学2年生と未就学児・・・。
そんな5人の親子教室・・・・今日のお教室の環境は、もはや俺はビックダディ。

それを踏まえて下地も作ったのね・・・一番大きい袋が膨らんでいるのが、次男の高校生で、この子は作る事が好きでね・・・だからみんなよりも大きくしたのね。

舌を出しているのはお母さん。この人は元気で明るい人だから、ちょっとふざけて舌を出して見たのね・・・お母さんの隣の体無しでスペ-スの狭いのは、一番下の未就学児。

お母さんの隣にしないと、困った時に泣くでしょ?・・・ねっ。その下のピンクが2年生の女の子。この間に俺が入らないと、仲良くもするけれど、和気藹々も一瞬で戦火に。

その位、恐ろしい事になり兼ねないし、しかもこの2人の面倒を見ないと、大人3人にゆとりが無くなってしまう・・・でしょ?

そして最後の働くお兄ちゃん・・・この子はみんなに付き添って来た・・って感じで、ク-ルなのね・・・嫌では無いけれど、家族の平和の為に来た・・・ってね。

だから昨日のプライド・・・って話なら、手足が全部4本は彼だけ。次男にあって長男に無くて、長男にあって次男に無い・・・そんな風に工夫してあるのね・・・。

昔からライバルだったからね・・・・奴らは。こんな下地でスタ-ト。
それが、お母さんもお母さんで考えたらしく、休みだからゆっくり出発でも・・・・と、

思ったのだけれど、いつもの朝と同じようにしないと、ゆっくり出発なんて言ったら、
みんなのん気になって、グダグダになるのが判っているから・・・って。朝早くなった。

流石に子供4人って・・・・そりゃ大変だわっ・・・・。

さてそれじゃ、眼から切るよっ・・・って、みんな一緒に始めて、ここはみんな揃って終わったのね・・・そこで順番に白目の穴を空けていると、長男は自分で工夫して、

これで良いんでしょ?katsuさん・・・って、覚えていたのね。ほぉぉやるじゃん。
じゃ、自分のカエルの色決めね・・・すると、俺の下絵を見て・・・

俺、それじゃない色でやりたいなぁ・・・・・って。それは自分の好きで良いけれど、
俺これ取ったぁぁぁってやっちゃうと、相談してみんなで決めないと、ケンカになる。

しかも、適当な趣味でやると、みんなの鏡だから、とっちらかるよっ・・・って言うと、
みんなが相談しつつ、こう言う色合いになったのね。

ちなみに俺の色合いのままだったのは、2年生の女の子だけ・・・・。あははははは。
しかし、道中には、笑いあり、泣きあり、コ-ヒ-をひっくり返し、飽きて・・・・

そりゃビックダディなら一喝する場面も、俺はお金頂いている先生ぃぃ・・・・。
そんな訳には行かない訳で・・・・あはははは。まっ、こりゃ毎日大変だわっ・・・。

って、たった1日の事・・・むしろ味わえて有難うございます・・・って感じなのね。
そんな中、10時過ぎると、お腹減ったぁぁ・・・ご飯んんんって・・・・。

はぁ?朝食べて無いのぉ?って言うと、食べたぁぁぁって。あぁおやつって話しかぁ。と思っていると・・・・長男がおにぎりを食べ始めると、俺もぉぉ、私もぉぉぉって。

もう昼食かい?そんな休憩もはさみ、12時過ぎにお母さんが作って来てくれたもので、
昼食。もはや胃の無い金魚並みの食欲・・・・あははははは。

この時点で思った以上に進んでいて、少し余裕が出来たのね・・・。
何しろここを遅くても3時前に出たい人がいるのね・・・。何と女の子の習い事があって

もし終わらないと、帰って来るのは6時過ぎ・・・。何とも強行である。
でもこれが下地や配置が上手く行ったのと、朝8時が功を奏して、俺もが予期しなかった

みんなが2時に終了したのね・・・・何ともビックリである。
すると下の2人が遊びに行く・・・って始まって、お母さんと3人で公園に・・・。

残った2人のお兄ちゃん達と3人でお茶をしながらの目地仕度・・・ボンド取り。
そんな中、去年来て・・・あれからもう1年経っちゃったのかぁぁぁ・・・って話を、

長男が始めて・・・2人で今度いつ来るんだろっ・・・?やっぱ1年後じゃねぇ?って。
こいつら来年も来る気なの・・・?あははははは、珍しい兄弟である。

いちいち楽しかったかっ?って質問はしなかったけれど、また来る事を考えてくれてるのかぁ?・・・・それだけで嬉しかった・・・・。

みんな大人になっちゃったのに・・・・ってね。そんな素敵な話で終われば良かったのに・・・・ばかちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん・・・・って話になる。

ところでkatsuさんって、どんな仕事してんの?って次男・・・。ばかちぃぃぃぃぃん。
すると、バツの悪い長男がすかさず、今のがkatsuさんの仕事だろっ・・・って。

すぐに突っ込んでくれたけれど・・・どうやらまさかこれだけじゃ・・・って思ったらしく、真面目な話になったのね。長男は就職したんだけれど、次男はこれから・・・。

要するに仕事って話をしたかったんだろうね・・・・そこで、俺は作品作りの作家katsuって仕事もするけれど、モザイクって何?って人達には頼まれないだろっ?

だから、知られないと注文されないじゃん。でもさ、いきなり沢山万円なんて、信用も無ければ頼めないじゃん・・・そう考えると、お教室って言うのは、割とお手頃でしょ?

そこで知って貰えると、お話もする事が出来るし、ある意味営業でもあるのね。
実際、お教室から依頼品へ・・・って話は、結構多いのね。

そんな話をすると、katsuさん大変なんだね・・・って言うから、俺タイル屋もやったけど、何をしても大変なんだよ・・・楽な事は何1つ無いよ。

ここからは心の中で言っていたんだけれど・・・・人に使われれば、責任が少ない分、気持ちは楽になれるが、お金は少ない・・しかも今の時代、リストラなんて事もある。

しかし優秀であれば、何処にでも仕事はある。かと言って、独立したり起業して社長になれば、仕事を見つけて来ないと、1円も収入には結び付かない・・・むしろ持ち出し。

リストラどころか、借金抱えて潰れてしまう・・・って事もある。けれど、一攫千金なんて事もある・・・・何がどうなるか?それは自分自身の問題・・・・。

ただこんな月並みな話をしても仕方無いので、進撃の巨人・・・そんな話をした。
あのさぁ、あれ見て、どんな気持ちになる・・・・?

まさかと思うんだけれど、人間目線で、巨人は理不尽なんて思い込んで無いよね?
例えば猫が巨人で、池の金魚が人間だとするじゃない?

ちょろちょろ動けば、構いたくなるでしょ?食べたりするでしょ?傷つけるでしょ?
死ぬよね・・・。ほらね。そんな話。理不尽だけれど・・・。

だから網を張ったのね・・・100年大丈夫な城壁を・・・・。
例えばさ、黒子のバスケってアニメあるじゃん。黒子君さっ、あんな凄いチ-ムにいれば

素晴らしいカットやパスの持ち主なんだから、シュ-トなんてしなくて良いじゃん。
でもさ、みんなが敵になっちゃったら、自分もシュ-トしないと勝てないよね?

だからシュ-トしたんだろっ・・・・。すると、そう言うのってあとがきに欠いてるじゃん・・・って言うのね・・・長男が。そうね、書いているのもある。

けれどね、俺の仕事はそう言うのを自分で考える仕事なのね・・・・。
誰かに聞くんじゃなくて自分で。誰も教えてくれないんだよ・・・クリエ-タ-って。

それを認めて貰えれば、誰にも出来ない事として、買って貰えるんだよ・・・俺の仕事ってそんな事なのね・・・。ただまだ売れて無いから、とても貧乏だけれど・・・。

何しろ最初から夢を追い掛けるのも良し、俺のように馬鹿みたいに生きるのも良し・・・
でもね、ご飯が食べられないと・・・死ぬなぁ・・・何とかしないと・・・。って言うと

ニ-トだけにはならないよ・・・・って。そっか、そりゃ良かった。お母さん喜ぶよ。

たわいも無い話をしていると、3人が帰って来て・・・ボンドが乾くまでこれで終了。
習い事が終わって取りに来る頃には、目地して置くから・・・・。

そんな話で解散。その後に、お母さんが夕方取りに来てくれて・・・・。
こんな話をしたよっ・・・・って言うと、そっか・・・・へぇ・・・って。

あの子達、また来るって言ったんだぁ・・・・そっかぁ・・・って。
何か今日は、長いような、短いような・・・そんな1日だったのね。




目地をしたのと、していない時の差はこんな感じ。白い目地だから、違いが判りづらいだろうけれど、それはそれなりに違いはあるのだけれど・・・・。どうかな?

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