
ってその前に、ここ数日に必ず起きても不思議じゃない色々な事を考えれば、
絶対に意地でも行かないとならない・・・・当然唯一の娯楽の養魚場。
何しろ必ずストレスを抱える事は目に見えているのだから・・・。
そうね、何でも良い・・・大義名分で休んだ・・・って気持ちになれば・・・。
ただそれだけでも・・・。しかも勿論ほんの数十分・・・。
その足で12時からのお教室に間に合うように行くと・・・・katsu先生遅いぃぃぃ。
早くお昼食べて・・・ってもう用意されていて、尚且つオ-ドリ-と同じ歳の次女が、
先生1人の食事じゃ寂しいでしょ・・・・って、待っててくれて・・・・正直、過剰融資って感じの優しさ・・・暖か過ぎて・・・言葉にすると安くなるのは嫌だが、
今の置かれている立場や環境を考えると、随分とちゃんと過ぎる扱いが嬉しいを通り過ぎて、身に沁みる・・・まだ売れてもいないのに・・・。
そんな中、今日は5人。まずは以前、金魚好きって繋がりで、日本観賞魚フェアの時の展示で知って下さり、ここkameyaさんのお教室を見つけて下さり、アクアリウムバスまで、
観に来て下さった・・・そんな親子の娘さんから。これで2度目なんで、タイルを切る事は判っていて、所が見ての通り黄緑で眼を丸く切って・・・更に色を変えて両目を
作ろうとしたので、あんまり斬新だと眼が判らなくなるから、ひとまず眼の色は両目を同じ色にしよう・・・とアドバイスをして、その代わりに変わった事がしたいのなら、
こんな事をすると、あっち向いたりするよ・・・って言うと、笑いながらやるので、
それが出来るのなら、ベロ作れば・・・・?って言うと、アッカンベ-みたいなのを、
作るので、可愛いベロはね・・・って、大人のみんなにも可愛いベロってどんなの?って言うと、みんながペコちゃんのベロみたいに、端っこで咬んだのね。ほらね。
真ん中じゃなくて端っこだよ・・・ベロは。って言うと、これになった。
するとみんなが可愛いぃぃってなって、さっきよりも良いって・・・。
じゃ可愛いのが良いのなら、ほっぺも付けようか?ってなり、じゃ丸く・・・って言うと、すんなり切って・・・・後はクラッシュね・・・ほら、段々と簡単になって行く。
当然すんなり一番早く終わっちゃったのね・・・。そうなると、逆にやっとやった・・・
って感じじゃないから、余裕が有り過ぎになり、暇になっちゃう・・・。
では、ひとまず彼女は置いといて・・・・。そのお母さんは・・・・。

メ-ルで何度かやり取りをしていたので、下絵を描いて来てくれて・・・・。
その完成度が思ったよりも良く、しかも下地に書き写すのも、フリ-ハンドでスイスイ。
そんなだから、すぐにモザイクに・・・。ただ、ここが問題で何度も言うように、絵が上手い人はその絵と同等のタイルを切る腕前が無いと、その絵よりも落ちるモザイクに、
心がやられて行く可能性がある・・・。では一体何が始まるか?って言うと、続ける前提で大きい下地でやったのも理由だけれど、こんなに大きくしても、その金魚の白目は、
5mm以下・・・それがいきなり4粒出て来る。そこにいきなりつまづく事になる。
ちなみにこの下地40cmはある・・・。つまりいつもの下地だったら?まず無理だった。
そう言う事なのね。けれど逆にその白目が切れたとしたら?逆に大きくした事で出来る方向に向かっている・・・・そう言う事になる。そして何とか悩みつつ抜け出すと、
次なる刺客が待っている。次は黒。そこがえぐれたマメのようなパ-ツになっている。
更にそれが4粒・・・・。何が起こっているのか?って言うのは、言葉でも簡単に判るから
、書いて見ると・・・。さっ、下絵描いたし・・・やるぞぉぉぉ。さっ先生何処からやるんですかぁぁ?あっ、白い丸ね・・・えっと・・・あれ・・何処かに行っちゃった・・・
あれ?切れない・・・あれ・・・。そこで、そんなに小さいパ-ツは切る事を意識するんじゃなくて、持つ方の指に集中する事・・・なんて、いきなり技術論からスタ-トになる
しかも、何とか4粒、失敗しつつ終わったと思ったら、また無理難題・・・・。
しかも、さっきは小さくて大変だっただけ。今度は何度やっても1つたりとも切れない。
そうね、えぐるって行為は切れない人は、何百回やっても無理な人もいる・・・・。
そもそも切るって気持ちが失敗によって、心が折れて行くから・・・。
そんな人は、先生ぃぃ・・・これでも良いですかぁぁ・・・・なんて言い出す。
これでも・・・見なくてもダメぇぇぇ。これで・・・じゃないから妥協した。
これでも・・・へこたれているじゃん。そこで、折れた心を取り戻す事が大事になる。
そもそも続けるって言った瞬間、へこたれる事も考慮に入れての指導になる。
これが体験って話なら、すぐに結果を出さないとならないから、それは無理・・・今日は辞めて・・・となり、簡単でお手軽な方向に出来る事への指導になる。
逆に4倍の大きさで続けるのだから、出来たぁぁだけじゃなくて、それ相応の仕上がりを思い描いているだろうし、それだけの下絵を描いたのは自分なのである。
しかも進み具合が悪いだけで、こうしてきちんと出来るようになる。そもそもの作る姿勢が甘かっただけ。前回は体験。楽しかった・・・出来ないと思っていたのが出来たぁぁ。
それで良かっただろうが、今日から続ける・・・って前提。当然難しい事もある。
逆にそれが向上心や満足度を上げる訳で・・・。ただ大きいだけじゃねぇ・・・。
そんな中、お母さんに続けるんだから慌てない・・・これ以上難しい事は起きないから、
逃げ切って・・・と励ましつつ、提案なんだけれど・・・・助っ人いる?って言うと、
はいぃぃぃ・・・・って言うので、彼女の登場。俺が後に付いて、こうして、こうして、と司令塔のように切ったパ-ツを彼女にこれ使う?って聞いてみっ・・・って言わせると
若干ためらいはあったものの、パ-ツの精度に欲しいぃぃぃって。じゃ、同じ事繰り返して・・・必ず色を聞いて、切ったパ-ツをお母さんに見せて、オッケ-貰って張ってね。
って・・・。お母さんは助っ人が俺だと思い込んだんだろうね・・・いや、俺の教えた彼女です・・・けれど、お母さんに負けない指導はしたのね・・・後に回って・・・。
ここが大事でね、子供だから後ろから回って指導出来るけれど、大人だといやらしいテニスみたいになるでしょ?だから、大人には出来ないけれど、それによって手首の折り方、
力の入れ具合、角度なんかを体に覚えさせる事が出来るのね・・・・。そりゃ口で説明するより伝わり方が違うでしょ?ねっ。しかもル-ルも決めた。きちんと確認の元って。
だから、お母さんがそれダメ・・・って言ったら切り直し。当然最初は優しくても、人は欲張りになる・・・もっと良いパ-ツ・・・ってね。だから、最初は俺が後に回り、
何度か成功させて自信を付けさせて、成功を手に入れさせたのね。だから、お母さんに何度か却下されても、出来る・・・って思っているから、切り直しが出来る心を持っている
しかも彼女がそれによって質も上げれば、まさかのライバルが娘・・・お母さんにも火が付く・・・だから倍進む事になる。その姿は誰が観ても楽しそうだった。
では、同じ事が子供と出来ますか?って言うと、無理ぃぃって言ったこれで4回目って言うリピ-タ-さんは・・・・。

そりゃそうね・・・こんなの作るようになっては、子供が邪魔になるわなっ。
説明すると、前回までは文字。しかもデザイン性は特に無く、色合いのみでの練習って、
感じ。それが今日は模様を作った。明らかにデザイン性が加わった。しかも文字の練習が身になって、更なる細さ、太さで巧みに段々・・・なんて高度な技を入れて来た・・・。
とは言え、ここでしかやらないのにね。そう言うと、じゃ上手い人なんだ・・・達者で器用なんだ・・・と思いがちだろうけれど、違うのね・・・それはちょっと。
その環境を作っているのは先人の人達なのね・・・。つまり仏像彫刻の人と金町湯の人。
横でそんなの作っている人がいたら、上手い人は・・・ってついつい見ちゃう。
あぁ、ああやって丁寧にやるのかぁ・・・なんて真似しようとすれば、出来ないながらも真似しようとする気持ちになる。それが取り組む姿勢を変えて行くのね・・・。
じゃ4回って書いたけれど、4回って何時間?これが大事なのね・・・・。これがカルチャ-教室だと、2時間1セット。アトリエだと最低3.4時間以上。ではここは?・・・・。
俺が帰るまでの間、好きに・・・なので、恐らく20時間以上は4回でやっているはず。
つまりカルチャ-に換算すると、10ヶ月以上の経験値となる。でしょ?
当然、かなりのペ-スで上手くなる訳で・・・。嘘だと思うなら何でも良いから、こんなペ-スでやってみ?勉強、ゲ-ム、スポ-ツ、仕事・・・・何でも上手くなるから。
それを1ヶ月2時間で上手くなるか?・・・・って考えたら、多分お茶呑んだ時間だけでも、1ヶ月2時間以上になるはず・・・でしょ?つまり完全に楽しみって事になる。
1ヶ月2時間って言うのは、俺の金魚の水換えだって月に2回やるから、4時間はやっている事になる・・・・つまりその位の事。それを何倍もやるのだから、技術はアップして当然
ほらね。こんな理由1つで4回の人が、ここまでの完成度になる。けれどさっきの親子のように、グレ-ドよりも一緒に出来たぁ・・・で楽しめる。
つまり楽しみで・・・と言いつつ、いつしか腕も眼も肥えて来る。その自分に気が付かないと、強欲な自分に気が付かず、自分の思い描く事が出来ない・・・と悩む。
それがいつしかつまらなくなった・・・・と辞める人もいるが、きちんとそんな自分と向き合う事が出来た人は、コツコツ慌てず進んで、早さよりも質、美しさ・・・に方向転換
・・・それにより難易度は上がるが、手にする作品はその分、当然価値ある作品となる。
それこそが本物のモノ作りで、それこそが人に凄いと言われる評価をされるもので、
だからこそ、出来る人と出来ない人がいて当然で、上手いから凄いんでは無くて、凄い人は続けているから凄い腕になったのね。モノの考え方って話。
つまりもしこの4回の人が辞めてしまえば、完成しなかった事になる。ここまで素晴らしい出来栄えだったとしても、終わらなければそれまで。
じゃ逆にさっきの金魚が終わったのなら?・・・そこにもしそれによってまた・・・って気持ちになったら?・・・・この繰り返し。
勿論、この4回の人が終わったら?今の時点で素晴らしい状況なのだから、もっと素晴らしくなる可能性を持っているって事になる。
では、ここでは先輩の1人、仏像彫刻の人。

それが準備万端でね、あじさいの本を買って、付箋まで張り、良く見ました・・・って、感じだった。しかも1cmタイルを4分の1にして、更にそれを葉っぱの形に・・・・。
大量に仕込まれていた・・・あぁぁぁ、やっちまったのね。良く本を見て。これではただ見ていただけ。何がどうなっているのか?正式な表現なら、見るのでは無く盗む。
物真似をする・・・って感じの練習。では、まずあじさいの特徴から。翌々見ると、
4.5枚程度で1つの小さな花が繰り返しのかたまり・・・・って感じじゃないかな?
じゃその本で言うと、その全体の大きさで考えると、横幅に何個くらい入るかな?・・・
すると、5.6個・・・かな?でしょ。じゃ1cmタイルの4分の1のパ-ツで張ったら?・・・・
見なくても判るのは、そのパ-ツはガクアジサイのようなパ-ツであり、シンプルなあじさいの大きさのパ-ツでは無い。つまり完全にあじさいは4つくらいで1セットだから、
小さく切って置けば、後は並べるだけ・・・って思い込んでいた事が伺える。
つまり心の中で勝手にアップダウンさせている事になる。
そもそも本を買って見る・・・ここまでは最高だった。なのに、4枚1セットと思い込み色決めしていきなり4分の1にした・・・・。ただ色決めって言ったって紫なんて、
そんなに無いから、全色切っちゃえば良いだけ。つまり何も考えなくて良い。しかも更に、4分の1の葉っぱがきちんと切れる、しかも大量生産の根気がある・・・・。
これがアダとなる。そんな労力とタイルが無駄になる・・・心が折れる音まで聞こえた。
そこで立て直しが必要となる。そもそもがここまで準備して置けば・・・のはずだった。
だからこそ万全であればあるほど、折れ方は半端じゃない。そもそもこうした切り置きの仕込みは、同じ事の繰り返しや、何処に使っても構わない・・・そんな場合のみ。
ここからが間違っている。勝手にあじさいは同じ事の繰り返しと思い込んだから・・・。
今この方がやっている犬の毛並み。あれならここにこのパ-ツじゃなきゃ・・・では無く
あっちでも、こっちでも使えるから切り置きが出来る。勿論、幾何学模様のような場合もオッケ-。じゃあじさいは?・・・となる。ここがもし、あじさいに見えるような・・・
って言う、比喩にも似た表現のデザイン性を帯びていれば、同じパ-ツの繰り返しって事もあるかも知れ無いが、すでにな彫ってある下地は、リアルな感じである訳で・・・。
それは最初に見た金魚のようなデザイン・・・と金魚を作るでは、全く違うものと言う事
・・・・だからこそ、1つ1つの花を順番に作って行くべきで・・・・。
そんな中、1つの花を描いて見せると、描き方や考え方が判ったようで、今度は全部描いてはいないのに、先生ぃぃ、全部描かないとやっちゃだめですかぁ?って・・・。
もう立ち直っている・・・・あはははは。それ質問じゃなくて、やらせてよ・・・じゃん
ほぼ、もう切りたいぃぃって言っているようなもん。すると、みんなが笑って・・・。
もう判ったなら、やって良いですよぉ・・・となる。すると、しばらく経って、何か2つ目の花の出来栄えが一番良くて・・・最初のが剥がしたい・・・って始まったのね。
じゃ質問。剥がしたいパ-ツはこの作品を何点下げているの?と聞くと40点くらい・・・
って言うのね。こらこら・・・じゃ質問を変える。このあじさいの中に一体何セット位、
作らないとならない?えっと・・・30セット位?ねぇ、花が30セット、葉っぱ3枚の中の、
1セットが40点もマイナスなの?もしそれがそうなら、回転して倒れたら致命傷だわっ。
もうおしまいだね・・・。俺は違うと思うよ。ただ満点が取れなくなっただけ。
それ以上、落とさないようにする・・・ここが大事。しかも、その前に何点落としたか?
ここを知るべきで。知らぬが仏って言葉もあるが、この方の場合は、知らなくても相当へこんでいる・・・必要以上にね。だって1セットの失敗が40点もマイナスなのだから・・
多分、1000点満点とかなのかな?あはははは。要するにその失敗を引きずるんだね・・・
じゃ、みんなに質問しようかな・・・・?何処が失敗なんだろうか?ほら難しい・・・。
作り手のエゴってのはこう言うもの。ここまでこだわれるようになったって事。
つまり妥協しない姿勢・・・ここは素晴らしい。けれど、正しい眼を持って、正しい
ジャッジを持って・・・そもそもその眼が頼りない。だからマイナス40点なんて言う。
仮にマイナスだったにせよ、2.3点じゃねぇの?きっと。こらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
そんなに自分を責めるなら、思い込んだ自分を反省する事。何故なら下絵も描かずに、どんどん進める事が出来る、切る張る技術がある。しかも下絵無しで1回の失敗・・・。
確立的には十分である。それなのに失敗を責める。それなら、きちんとした下絵を、満足する下絵を描いてあげれば、良かったんじゃないのかな・・・でしょ?
張りたくて・・・進んだのに、失敗してへこむ。しかもその失敗ですら、他の人には判らないような位の事・・・もしかしたら、失敗じゃないかも知れ無い程度なのに・・・。
ほらね、ストイックな人に良くあるケ-ス。単なる思い込み。こんなに急激に上手くなった人は、腕はあっても心が付いて来ない・・・・。その繰り返しになる。
最初は出来ただけで嬉しくて、やったぁ・・・って楽しくてだったのに、あっと言う間に
季節モノのような時間で追われるモノを2つも作れるようになって・・・。
しかも中々のグレ-ドで。ほらね、どんどんと経験値が増えている。でもね、良く考えれば判るのは、すでに1年半も前からあの犬を作っている人なのね。入ってすぐに・・・。
まるでのりちゃん母さんのあやめのように・・・ね。だからそもそも根気がある。
しかも上手い。手先が器用なんだろうね。更にモノ作りが大好き・・・資質十分。
ただ、絵はどうか?って言うと、それらと比較すると見劣りする・・・俺の教える生徒の典型的な例である。なら抜群。そう言う人は道具の達人を目指す事なのね。
そうやって道具の使い方が上手くなったから、下絵を描かなくてもミスが少なく済んでいる・・・って考え方にすれば、先を急いで下絵無しでやったにしては上出来でしょ。
そう考えるべき。もしこれが出来た時に、それでもそこが気になったのなら?じゃ今度は慌てずに、下絵をじっくり描くよっ・・・わたしゃ・・・ってなれば良いだけ。
ただそんだけ。別に大した事じゃない。だって、これで終わる人じゃないから・・・・。
勿論、これでモザイクはおしまい・・・って人なら、剥がせば・・・って言う場合もある
だってそれでおしまいなんだから・・・後悔だけが残る。でも続ける人には教訓になる。
そんな違いがある。剥がして忘れてリセットして・・・おやまぁ都合が良い。
そんな事をしていたんじゃ、上手くなんぞならない。死ぬほどダメ-ジはダメだけれど、
かすり傷程度は、続ける人はあった方が良い。可愛い子には旅をさせるもんなら・・・。
それが経験値。痛んで憶えたものは絶対忘れない・・・・。いじめと一緒。やった奴はすぐ忘れる・・・やられた奴は一生忘れない・・・・あれ。
痛い思いは残る。残るのが嫌なら、そうならないようにするには?と考える。それには、その是正も手に入れて置けば、いつかやって来る思わぬ失敗に対処出来る可能性が生まれ
やすい・・・。でしょ?勿論、それをジャッジする自分って言うものが常に公平じゃないと、私の失敗は40点マイナス・・・なんて事を言い出す。
これはみどりに良くある話で、自分の身を低くして楽をする方法。期待は背負わない。
むしろ出来ない扱いされて置いての、出来たぁ・・は期待されていない分、評価は高い。
あれあれ。ダメなのね、それじゃ。遠慮が美徳は俺がいる場所では通らない。
それをやりたきゃ、他でやっとくれ。何故なら・・・・。
ここでは金町湯の方と双璧でキャリアがある人なのね。それなのに、ダメだぁ、ダメだぁって言っててみっ。あんなに上手いのにダメなのかぁ・・・・って、他の人は思わない?
少なくとも昔の自分は、出来ただけで楽しかったはずなのに・・・それなら、後から入ってきた人達もそうかも知れない・・・でしょ?つまり、認めて貰ったら素直に有難うだし
、上手い人と思われたのなら、恐縮しても聞かれたら、自分はこう思う・・とアドバイス出来ないと、あの人上手いけれど何にも教えてくれない・・・なんて事にも繋がる。
常におごり高ぶらず、卑下せず、自分らしく・・・である。ただそれは理想であって、
何か褒められ慣れしていないと、ついつい謙遜してしまったりする。
こらこら、謙遜したけりゃ上手くなる事。俺が教えている継続している場所に、体裁で褒め合う習慣は無い。むしろダメです・・・変なのぉぉ、凄いぃぃ、素敵ぃぃだのって、
言葉は飛び交う事があっても、良いんじゃ無いですか・・・・みたいな、気持ちが入っていない上っ面の表現をする事を許さないから、そんな人達はいない。
そんな事も踏まえて、これだけ作れる人は簡単に心を折れないようにする事。
しかも連帯責任。上手い人が折れると、他の人達の心も連動させてしまうでしょ?
少なくとも、ここでは上手い人なのだから。当然、これだけ言った後の金町湯の方は、モザイク歴が一番上なのだから、こうなる・・・。


あれ?思ったよりも進んでないなぁ・・・と思ったら、こんな話があったのね・・・。
実は旦那さんが何か地味だなっ・・・って言ったって。折角作ってって頼まれたから、こっちは頑張って作っているのに・・・何かテンション下がるぅぅって言うのね。
なるほどね・・・原因はそれかっ・・・。じゃ、さっき上手い人には座禅のように、パチンと心を叩いたから、こっちにも一発入れて置こうかね・・・・。
確かに旦那さんに頼まれた。しかも商売の看板だ。そう言う気持ちで取り組んで・・・と言ってあるのだから、作る姿勢は浮かれ気分でロックンロ-ルじゃない。
楽しければ良いって話でも無い。何しろ一生モンのみんなに見て頂く看板なのだ。って事
・・・完全に判った上で、俺と一緒に決めて進めているんだよね・・・。
じゃモザイクの質だけを見て見ようか?切る張るが下手ですか?俺はそうは思わないなっ。
じゃ旦那さんはモザイクの先生ですか?違います・・・じゃ奥さんと旦那さんどっちが、
モザイクが上手いですか?・・・私です・・・もっと早く。ですよね。では質に関して一切判らない事になりますね・・・。ではさっきの話の中に、銘木を彫ったのを見て、
ペンキ塗って飾れるじゃんって言われた・・・そんな話もありましたが、それでは普通にあるし、もっと言えば、じゃ看板を安く俺に作らせた・・・って話ですよね?
ほら、モザイク教室に通ってくれるから、下地を作成したって話ですよね?つまり旦那さんは素早さも要求していたんですね・・・その時点で。
ではまとめると、切る、張る技術は判らないけれど、何か今まで作っているものが、気に入って、そんなのが自分の奥さんが作れるのなら、ササッと作って・・・って頼んだのね
しかも地味って言われた・・・つまり、旦那さんは今までの華やかな色が好きだった事になる。ただね、昔ながらの銭湯なのね・・・金町湯って。だもん斬新な看板は・・・。
だからシンプルにしたんだけれど・・・。でも、モザイク看板の銭湯・・・世界で1軒だけだと思うんだけれどなぁ・・・・?色は地味でも・・・・。
それでここからがさっきと同じ・・・。そもそもまだ出来ていないのだから、結果はまだ出ていないのね・・・・つまり目地を入れて、看板として掛かってからなのね。審査は。
もしそれでお客さんの反応が良かった場合・・・・どうなるのかな?
ほら、店主には気に入られていないんでしょ?・・・・結果はお楽しみなのね。
でも、ここからが本題。実は理由はそれだけじゃない。本当は、湯って文字で悩んでいる・・・不安で進まない・・・初めて味わったプレッシャ-なのね・・・。
そんな時に上乗せの地味って言葉なだけ。じゃそれが証拠にもし以前のような気持ちに戻っていたのなら?次回のカルチャ-までに張り終わっているはず。
この程度の残りならね。きちんと立て直しはしたから。難しい所は逃げ切ったから。
この2人良く似ていてね、仏像彫刻の人はアクセルなのね。迷ったら取り合えず進め。
例えだよ、あくまで例えで、運転してて黄色になったら、行っちゃえ・・・って感じ。
方や金町湯の方は黄色は止まれ。ある意味、それが急ブレ-キでも。
それまではほぼ一緒。黄色になった時の判断が大きく違うだけ。
そうね、ついでだから俺は・・・って言うと、そろそろ黄色だろうから、アクセルから
足を離す・・・って感じかな?あははははは。何しろ遅く感じるわなっ・・・あははは。
それを親が死んでも、結婚式でも、ほぼ変わらずを目指しているんだけれど・・・。
何しろ毎日生徒さんは違うんだからね・・・・仕事はそう言うもの。
いずれにせよ、上手くなるって人は、作り手の気持ちでグラグラしない事なのね。
しかも、1人の批評くらいでね・・・見た人すべてに聞かないと判らない・・・。
もっと言えば、俺が教えているんだから、半分の責任は俺にもある・・・・。
簡単にその程度の事で折れないで欲しいのね・・・俺に教わっている人が、例え本人と言えど、簡単にヘッポコ扱いしないで欲しいのね。その結果の半分は俺なのだから・・・。
もし何か言いたいのなら?先生、私上手くならないんですけど、先生の教え方悪いんじゃないですか?なら、受け付けるが、勝手にへこむのは辞めて欲しい。
何か信頼で一緒に作って来たものが、否定されている気がするから・・・しかも本人に。
でしょ?大丈夫、きちんと結果は出るから・・・・しっかりね・・・・。
そんな中、仏像彫刻の方の長女が、手作り生ドラヤキの差し入れをしてくれてね・・・・
さっきの次女と言い、チャンカワイだったら、惚れちまうやろっ・・・って話なのね。
全くみんなして、ここの家の人は・・・全くやり過ぎなのね・・・今の俺には。
こんな会場を後にすれば、ひとりぼっちはきついのね・・・・。暖かい後の寒さはね。
しかも、いつもよりも多少稼ぎもある・・・色んな事が多過ぎで、明日の事を考えると、
こんなに暖かくては行けない・・・。
そこで帰ってすぐにかぐやに電話。娘に息子を呼び出して、今月中にお祝いするからなっ・・・ってその資金に回す事にした。甘さはそんなにいらないから・・・・。
戦の前に腹いっぱいはいらない・・・・。しかも、大事な人へのお祝いのお金は、暖かいお金に限る・・・・汚れたお金じゃやなのね・・・・
意味不明だったら・・・・次の日に何があったのか?確認して見て・・・・。