今日は午後から、さくら教室。それまではテレビの仕込み。ある金魚を2匹向き合って作るので、色を変えて同じデザインを作るので、2枚目に入ったのね。
昨日、びれっじさんでその金魚を見られたんだけれど、その時にどんな色がこの金魚では、
良い色なのか?って質問したのね。良く一般的には更紗って言う、白と赤って言うかオレンジ
の2色が好まれるって、金魚の本に書いてあるのね。でも品種によっては、違うかも知れないし、何しろ思い込みってな事にはならないように・・・。
出来る出来ないはともかく、知らなかった・・・ってのは避けたいでしょ?
でも何しろ1匹は素赤って、赤って言うかオレンジ1色って言うのを作り終わったのね。
それは王道って感じだから。ちょっとした大会の載っている本なんかでは、大抵この素赤って言う色は良く出て来るし、売っているのを何度も見たし・・・。
いずれにせよ、何しろ金魚のプロ・・・・今までも俺には良くある事だけれど、依頼者が大野荘の時のように、旅館に伊勢海老やあわび・・・なんて作った。
そう毎日触っているような人からの依頼って言うのは、そんじょそこらのこだわりとは、
違うので、あの時も地元のあわびであって、三陸のあわびじゃなくて・・・なんて言われた
し、あわびの大きさだって、こりゃ2キロはあるなっ?と、近所の人が見に来たし、しかもその近所の人も旅館の人だったりして、みんな手ごわかったのね。
当然、今回のびれっじさんも全く同じで、ただその品種に見えた・・・ってな話では、へぇぇ・・・ってな着地になってしまう。何しろkatsuの腕の金魚は見慣れている人だし、
ある程度の眼がある人になっている・・・つまり金魚を見る眼に、モザイク金魚を観る眼も
持っている人に作っている事になる・・・・だからこそ、結構面倒な話なのである。
つまり毎日金魚を仕入れ、毎日厳選している・・・そんな人の店に俺のモザイク金魚が飾られている・・それも眺められるって感じでね。そう言う意味で慣れているとも言える。
こんな人をあっ・・・って言わせるには、かなりやらかさないとならず、そう簡単では無い。さてさて、どうするかな・・・?そんな中、アトリエに何か無いかな?・・・・と、
探して・・・ひとまずトッピング程度の材料を発見。何とか少し進展はしたが・・・。
そんな中、さくらがやって来た。まぁ、来るなり判るのは、調子が悪い事。
ここんとこ相当悪いのね・・・ただ、それでも気迫だけはある。そこでお前のその調子の悪さを見ると、俺は相当良い線行ってるんだなっ・・・?と聞くと、早く売れてよっ。
体が持たない・・・って。あはははは、そりゃ俺のせいじゃ無かろうがっ・・・。
このやり取りの意味は、判る人には判るだろうが、簡単な話で元から具合が悪い人が、
感情移入をしたとする・・・そうすると、どうなる?例えば、一番緊張するのは選手なのに、選手のお母さんの方がドキドキする・・・そんなシ-ンって良くあるでしょ?
あんな感じって話に似ている。つまりさくらに異変がある場合、俺に何かがあるって事になる・・・しかも具体的に言えば、転換期になり得るって判断をするから緊張する訳で、
お教室が順調です・・・なんて時に、奴に異変は起こらない。むしろ安定するはず。
だから、奴の異変に気が付き、俺は自分を知る確認をする。
つまり俺は平気なようなだけで、そのお前の姿が今の俺なんだなっ・・・とね。
ただ、俺は元からベ-スになる病気って言うのが無い分、元気に見えるだけで、心境は
穏やかでは無い・・・そう思えば良いんだなっ・・・ってな具合。でもね、今の俺は昔と違って、それ見なくても判っているよ・・・って感じで、初めて知った・・なんて事は、
無く、はいはい判りました、有難うね。・・・そんな感じ。あははははは。
すると、俺の仕込みを見て、さっきの悩んでいる姿を見て、やっちゃいなよ・・・って。
おやまぁ、それを日高氏に言われた時にはやろうとしなかったのに、さくらに言われるとやるのかい?って俺がいる・・・あはははは。この会話に何があるか?って言うのは、
簡単な話で、言葉を選ばなければ、安全安心なんて今の俺にはいらないよ・・・もっと、仕掛けろっ・・・ってそそのかされている訳で。
ここまでの俺は、日高氏にその程度の話なら、こんなもんだろっ・・・じゃこれは?と、
色々と言われたが、一貫してちゃんと・・・とスタイルを変えずにやって来た。
しかも、日高氏のアイデアはタイル屋としては、やっては行けない事も入っていたりして・・・例えば、今の仕込みを床にしちゃえよ・・・。って話。
そもそもテレビを意識するあまり、モラルと倫理を気にして、斬新な事は避ける。
ここばかり重点を置いた。外の床用のタイルには、ツルツルのタイルは駄目とか・・・・
そう言うル-ルを守ると、室内の床用のタイルには水色なんてタイルもあるが、外用にはそうそう無かったりして、そう言う意味では、PL法を意識したのが、俺であり、
現役のタイル屋として日高氏の方が、PL法を気にしないとならない方が、斬新な事を言ってた訳で・・・。結局、まともにやろうとして窮屈になっていたのね・・・。
じゃ、その施工って?と言うと、壁しか使っちゃいけないボンドで店舗もやったじゃない?
まっ、俺の生きている間は大丈夫だべっ・・・ってな感じでね。
あんな事をテレビでは駄目だろっ・・・・って、押えた自分があったりした。
良くあるここだけの話さっ・・・それはここだけの話。公でやっちゃまずいだろっって。
でも、逆にヘルメットをかぶらなくても2階に上がっちゃった映像を流すんだから、攻撃的に仕掛けるのなら、お客さんの同意の下、実験としてやりました・・・ってテロップを
入れれば良いだけじゃん。って考えれば、出来ない事でも無い・・・ただ非難も浴びるだろうなぁ・・・・テレビも俺も・・・あはははは。じゃやるかっ。って事になる。
まさかさくらに後押しされるとはね・・・それじゃ気が変わらないうちに目地。
もはや突っ込み所満載の玄関になったのね。
じゃ突っ込み所の解説は、まずそのボンドを使ったタイルオンタイルを床に使う事。
その仕込みの中にガラスタイルが入っている事。縁取りで使用したタイルが1mm高く、
金魚部分に水が溜まる事、室内用のタイルを使用する事・・・・まだまだある。
こんなにテロップ入れられるのかな?それとも、良い子は真似しないでね・・・って、
1行入れるか・・・あはははは。もうやる事にしちゃったから、そんなのはテレビの人に任せるか・・・ってな話にした。びれっじさんには気をつけて・・・で済むから。
まぁ、さくらの一言は、迷って悩んでいた俺には、判ったよ・・・って感じだったのね。
そうね、守るものが無いってやり方の方が、今の俺には合っているだろうなっ。
そもそもモザイクに関しては問題の無い事で、それを壁にやるのであれば、何の問題も無いものなので、きちんとした部分が無い訳でも無いし、覚悟すれば大した事では無い。
むしろテレビの演出的にはド派手になるだろうし、テレビサイドはそれを望んでいたのだから、俺としては何も変わらない。別にグレ-ドが下がる事では無いからね。
ただル-ル違反だらけになるだけ・・・・。
さて本題の教室って事になると、気迫はあってもさくらの悪い癖が出る。常に自分を下に置く癖がある。謙虚を通り越したような卑下と、逆に何が悪いの?何処が変?ってね。
こんな時は振り返りに限る。この作品の趣旨確認。すると、1枚に2か月分の催し物が入り、1.2月で1枚、3.4月で1枚・・・って6枚を作り、真ん中に家紋が入って7枚完成。
それで縁取りを市松にして・・・うん、そこは間違っていない。それで・・・?フクロウが入っていて・・・うん。だからそれは一緒の色で・・・・はい。ってな具合にね。
つまりフクロウは同じ色で・・と合わせた事は一貫性なんて意識したって事になるよね?
それで?空は水色で、本当は色んな色でこいのぼりを作りたいんだけれど・・・って。
そこっ。だからさくらは考えなしって言われるんだよっ。そもそも構想の時に判る事がある。例えば恐らくフクロウって子供を意味したりするんだろっ?
じゃきっとモチ-フとして子供の行事が入って来るよね?でも男の子だから、雛人形は無いわなっ。ほら、簡単に出るだろっ?考えずに決まっている事があるんだよ・・・。
そうするとカブトやこいのぼりは欠かせない。じゃ夏はどうなる?海なのか?花火なのか?
海なのか?は水を意識するし、花火は昼間はやんないよ・・・夜、つまり黒。
ほらね、もう連想ゲ-ムの初歩の初歩。要するに1つ考えた瞬間、それにはこれが付いて来る・・・さっき俺のテレビの話でも出て来たし、常に言っている良い事と悪い事は、
背中合わせ。派手にしたければ1cmタイルを多用すれば良いし、押えたいのなら少なくすれば良い。けれどね、派手になる所は何もしなくても派手になるもの。
逆に頑張っても派手にならない月もあるはず・・・そこを派手にしたいのなら、何とか派手に出来るようにしないと、派手な所が目立ち過ぎてしまう・・・。
逆に押えたいのなら、いかに派手なモチ-フの月を押えられるか?になるのだけれど、
例えば夏。着るものを考えても、派手な色使いになるのは見えている。
しかも花火なんて選べば、夜・・・つまり黒。とても眼を引く場所となる。勿論、逆に冬。白・・・こんな風になるのは最初から判っている事が、何も描かれていないのに、
決まった事ばかり・・・さくらの大きな失敗はすべてそこにある。こう言うやり方をする場合、順番に1つ1つ合わせて行くのだけれど、季節だの、モチ-フだの、ほぼ全部、
決まってしまっているのに、単純に色だけをその都度使いたい色だけを決めようとして、
あっ、これかぶっちゃった・・・あっ、これ派手になる・・・って、すべてが、
やって見ないと判らない・・・ってスタイル。やらなくても想像する事の出来るものもある・・・それが証拠に、こうして考えれば、簡単に答えは出るものである。
大事なのは考え方。だって簡単な話で、全部セピア色でやってもお洒落だったりする。
いつも言う形さえしっかりしていれば、別に好みなだけで何の問題も無い。
つまり色にこだわった人の話になる。じゃ何故こだわっているのに、ここには何色?ここには・・・ってせめて文字だけでも書かなかったか?になる。
それを伝える事が出来れば、先生として回避するアイデアも出せたとも思うが、それには聞くって事も必要だし、聞くには、自分がまとまらないと聞けないし・・・・
しかも出来るかどうか?判らないし・・・と決め付けてしまえば、聞く事すら躊躇する。
逆に出来ると判断して、無理って止められる場合もあるが・・・。
いずれにせよ、そんなやり取りの中でも、これはかぶるから・・・なんて事を言うくらいの事は考えられるようになっているし、こっちにこれを使っているから・・・と対比って
事も意識はしている。つまりやり始めれば、いくらか自分でも覚悟もし、進めば少しは気持ちも落ち着く事もあるし、上手く行かなくてへこむ事もある。
いずれにせよ、さくらの欠点は最初の1歩。派手に行くなら行けば良い。そしたら俺がブレ-キ。地味にやるならやれば良い。そしたら俺がアクセル。
踏むのか踏まないのか?を決める前に、まずどっちをやるのか?それを決めないとね。
さっきの俺も一見似ている話に思える人もいるだろうが、そもそも決定的に違うのは、
ブレ-キほ踏んでいたのは、モラルと倫理って話で、モザイク自体はアクセル踏みっぱなし。いつでもどこでもド派手なんで、急に変えたようでも、何ら変わり無し。
さくらのは、やりたい事に決まりが多過ぎる・・・・やりたい事が派手なら、構想をしっかりしないと、やりたい事に押し潰される・・・・そしてそのやりたい事の決まりは、
少し考えて文字だけでも書けば、下絵が無くても想像が付く事だらけ。考える事から逃げて考える事にやられている・・・いずれにせよ、それでも今日のさくらは気迫で満点。
気持ちが入っているから、それだけで十分。見ていても悪くなかった。
さてさて、いよいよだな・・・って感じ。って訳で、稚魚の様子。
昨日、びれっじさんでその金魚を見られたんだけれど、その時にどんな色がこの金魚では、
良い色なのか?って質問したのね。良く一般的には更紗って言う、白と赤って言うかオレンジ
の2色が好まれるって、金魚の本に書いてあるのね。でも品種によっては、違うかも知れないし、何しろ思い込みってな事にはならないように・・・。
出来る出来ないはともかく、知らなかった・・・ってのは避けたいでしょ?
でも何しろ1匹は素赤って、赤って言うかオレンジ1色って言うのを作り終わったのね。
それは王道って感じだから。ちょっとした大会の載っている本なんかでは、大抵この素赤って言う色は良く出て来るし、売っているのを何度も見たし・・・。
いずれにせよ、何しろ金魚のプロ・・・・今までも俺には良くある事だけれど、依頼者が大野荘の時のように、旅館に伊勢海老やあわび・・・なんて作った。
そう毎日触っているような人からの依頼って言うのは、そんじょそこらのこだわりとは、
違うので、あの時も地元のあわびであって、三陸のあわびじゃなくて・・・なんて言われた
し、あわびの大きさだって、こりゃ2キロはあるなっ?と、近所の人が見に来たし、しかもその近所の人も旅館の人だったりして、みんな手ごわかったのね。
当然、今回のびれっじさんも全く同じで、ただその品種に見えた・・・ってな話では、へぇぇ・・・ってな着地になってしまう。何しろkatsuの腕の金魚は見慣れている人だし、
ある程度の眼がある人になっている・・・つまり金魚を見る眼に、モザイク金魚を観る眼も
持っている人に作っている事になる・・・・だからこそ、結構面倒な話なのである。
つまり毎日金魚を仕入れ、毎日厳選している・・・そんな人の店に俺のモザイク金魚が飾られている・・それも眺められるって感じでね。そう言う意味で慣れているとも言える。
こんな人をあっ・・・って言わせるには、かなりやらかさないとならず、そう簡単では無い。さてさて、どうするかな・・・?そんな中、アトリエに何か無いかな?・・・・と、
探して・・・ひとまずトッピング程度の材料を発見。何とか少し進展はしたが・・・。
そんな中、さくらがやって来た。まぁ、来るなり判るのは、調子が悪い事。
ここんとこ相当悪いのね・・・ただ、それでも気迫だけはある。そこでお前のその調子の悪さを見ると、俺は相当良い線行ってるんだなっ・・・?と聞くと、早く売れてよっ。
体が持たない・・・って。あはははは、そりゃ俺のせいじゃ無かろうがっ・・・。
このやり取りの意味は、判る人には判るだろうが、簡単な話で元から具合が悪い人が、
感情移入をしたとする・・・そうすると、どうなる?例えば、一番緊張するのは選手なのに、選手のお母さんの方がドキドキする・・・そんなシ-ンって良くあるでしょ?
あんな感じって話に似ている。つまりさくらに異変がある場合、俺に何かがあるって事になる・・・しかも具体的に言えば、転換期になり得るって判断をするから緊張する訳で、
お教室が順調です・・・なんて時に、奴に異変は起こらない。むしろ安定するはず。
だから、奴の異変に気が付き、俺は自分を知る確認をする。
つまり俺は平気なようなだけで、そのお前の姿が今の俺なんだなっ・・・とね。
ただ、俺は元からベ-スになる病気って言うのが無い分、元気に見えるだけで、心境は
穏やかでは無い・・・そう思えば良いんだなっ・・・ってな具合。でもね、今の俺は昔と違って、それ見なくても判っているよ・・・って感じで、初めて知った・・なんて事は、
無く、はいはい判りました、有難うね。・・・そんな感じ。あははははは。
すると、俺の仕込みを見て、さっきの悩んでいる姿を見て、やっちゃいなよ・・・って。
おやまぁ、それを日高氏に言われた時にはやろうとしなかったのに、さくらに言われるとやるのかい?って俺がいる・・・あはははは。この会話に何があるか?って言うのは、
簡単な話で、言葉を選ばなければ、安全安心なんて今の俺にはいらないよ・・・もっと、仕掛けろっ・・・ってそそのかされている訳で。
ここまでの俺は、日高氏にその程度の話なら、こんなもんだろっ・・・じゃこれは?と、
色々と言われたが、一貫してちゃんと・・・とスタイルを変えずにやって来た。
しかも、日高氏のアイデアはタイル屋としては、やっては行けない事も入っていたりして・・・例えば、今の仕込みを床にしちゃえよ・・・。って話。
そもそもテレビを意識するあまり、モラルと倫理を気にして、斬新な事は避ける。
ここばかり重点を置いた。外の床用のタイルには、ツルツルのタイルは駄目とか・・・・
そう言うル-ルを守ると、室内の床用のタイルには水色なんてタイルもあるが、外用にはそうそう無かったりして、そう言う意味では、PL法を意識したのが、俺であり、
現役のタイル屋として日高氏の方が、PL法を気にしないとならない方が、斬新な事を言ってた訳で・・・。結局、まともにやろうとして窮屈になっていたのね・・・。
じゃ、その施工って?と言うと、壁しか使っちゃいけないボンドで店舗もやったじゃない?
まっ、俺の生きている間は大丈夫だべっ・・・ってな感じでね。
あんな事をテレビでは駄目だろっ・・・・って、押えた自分があったりした。
良くあるここだけの話さっ・・・それはここだけの話。公でやっちゃまずいだろっって。
でも、逆にヘルメットをかぶらなくても2階に上がっちゃった映像を流すんだから、攻撃的に仕掛けるのなら、お客さんの同意の下、実験としてやりました・・・ってテロップを
入れれば良いだけじゃん。って考えれば、出来ない事でも無い・・・ただ非難も浴びるだろうなぁ・・・・テレビも俺も・・・あはははは。じゃやるかっ。って事になる。
まさかさくらに後押しされるとはね・・・それじゃ気が変わらないうちに目地。
もはや突っ込み所満載の玄関になったのね。
じゃ突っ込み所の解説は、まずそのボンドを使ったタイルオンタイルを床に使う事。
その仕込みの中にガラスタイルが入っている事。縁取りで使用したタイルが1mm高く、
金魚部分に水が溜まる事、室内用のタイルを使用する事・・・・まだまだある。
こんなにテロップ入れられるのかな?それとも、良い子は真似しないでね・・・って、
1行入れるか・・・あはははは。もうやる事にしちゃったから、そんなのはテレビの人に任せるか・・・ってな話にした。びれっじさんには気をつけて・・・で済むから。
まぁ、さくらの一言は、迷って悩んでいた俺には、判ったよ・・・って感じだったのね。
そうね、守るものが無いってやり方の方が、今の俺には合っているだろうなっ。
そもそもモザイクに関しては問題の無い事で、それを壁にやるのであれば、何の問題も無いものなので、きちんとした部分が無い訳でも無いし、覚悟すれば大した事では無い。
むしろテレビの演出的にはド派手になるだろうし、テレビサイドはそれを望んでいたのだから、俺としては何も変わらない。別にグレ-ドが下がる事では無いからね。
ただル-ル違反だらけになるだけ・・・・。
さて本題の教室って事になると、気迫はあってもさくらの悪い癖が出る。常に自分を下に置く癖がある。謙虚を通り越したような卑下と、逆に何が悪いの?何処が変?ってね。
こんな時は振り返りに限る。この作品の趣旨確認。すると、1枚に2か月分の催し物が入り、1.2月で1枚、3.4月で1枚・・・って6枚を作り、真ん中に家紋が入って7枚完成。
それで縁取りを市松にして・・・うん、そこは間違っていない。それで・・・?フクロウが入っていて・・・うん。だからそれは一緒の色で・・・・はい。ってな具合にね。
つまりフクロウは同じ色で・・と合わせた事は一貫性なんて意識したって事になるよね?
それで?空は水色で、本当は色んな色でこいのぼりを作りたいんだけれど・・・って。
そこっ。だからさくらは考えなしって言われるんだよっ。そもそも構想の時に判る事がある。例えば恐らくフクロウって子供を意味したりするんだろっ?
じゃきっとモチ-フとして子供の行事が入って来るよね?でも男の子だから、雛人形は無いわなっ。ほら、簡単に出るだろっ?考えずに決まっている事があるんだよ・・・。
そうするとカブトやこいのぼりは欠かせない。じゃ夏はどうなる?海なのか?花火なのか?
海なのか?は水を意識するし、花火は昼間はやんないよ・・・夜、つまり黒。
ほらね、もう連想ゲ-ムの初歩の初歩。要するに1つ考えた瞬間、それにはこれが付いて来る・・・さっき俺のテレビの話でも出て来たし、常に言っている良い事と悪い事は、
背中合わせ。派手にしたければ1cmタイルを多用すれば良いし、押えたいのなら少なくすれば良い。けれどね、派手になる所は何もしなくても派手になるもの。
逆に頑張っても派手にならない月もあるはず・・・そこを派手にしたいのなら、何とか派手に出来るようにしないと、派手な所が目立ち過ぎてしまう・・・。
逆に押えたいのなら、いかに派手なモチ-フの月を押えられるか?になるのだけれど、
例えば夏。着るものを考えても、派手な色使いになるのは見えている。
しかも花火なんて選べば、夜・・・つまり黒。とても眼を引く場所となる。勿論、逆に冬。白・・・こんな風になるのは最初から判っている事が、何も描かれていないのに、
決まった事ばかり・・・さくらの大きな失敗はすべてそこにある。こう言うやり方をする場合、順番に1つ1つ合わせて行くのだけれど、季節だの、モチ-フだの、ほぼ全部、
決まってしまっているのに、単純に色だけをその都度使いたい色だけを決めようとして、
あっ、これかぶっちゃった・・・あっ、これ派手になる・・・って、すべてが、
やって見ないと判らない・・・ってスタイル。やらなくても想像する事の出来るものもある・・・それが証拠に、こうして考えれば、簡単に答えは出るものである。
大事なのは考え方。だって簡単な話で、全部セピア色でやってもお洒落だったりする。
いつも言う形さえしっかりしていれば、別に好みなだけで何の問題も無い。
つまり色にこだわった人の話になる。じゃ何故こだわっているのに、ここには何色?ここには・・・ってせめて文字だけでも書かなかったか?になる。
それを伝える事が出来れば、先生として回避するアイデアも出せたとも思うが、それには聞くって事も必要だし、聞くには、自分がまとまらないと聞けないし・・・・
しかも出来るかどうか?判らないし・・・と決め付けてしまえば、聞く事すら躊躇する。
逆に出来ると判断して、無理って止められる場合もあるが・・・。
いずれにせよ、そんなやり取りの中でも、これはかぶるから・・・なんて事を言うくらいの事は考えられるようになっているし、こっちにこれを使っているから・・・と対比って
事も意識はしている。つまりやり始めれば、いくらか自分でも覚悟もし、進めば少しは気持ちも落ち着く事もあるし、上手く行かなくてへこむ事もある。
いずれにせよ、さくらの欠点は最初の1歩。派手に行くなら行けば良い。そしたら俺がブレ-キ。地味にやるならやれば良い。そしたら俺がアクセル。
踏むのか踏まないのか?を決める前に、まずどっちをやるのか?それを決めないとね。
さっきの俺も一見似ている話に思える人もいるだろうが、そもそも決定的に違うのは、
ブレ-キほ踏んでいたのは、モラルと倫理って話で、モザイク自体はアクセル踏みっぱなし。いつでもどこでもド派手なんで、急に変えたようでも、何ら変わり無し。
さくらのは、やりたい事に決まりが多過ぎる・・・・やりたい事が派手なら、構想をしっかりしないと、やりたい事に押し潰される・・・・そしてそのやりたい事の決まりは、
少し考えて文字だけでも書けば、下絵が無くても想像が付く事だらけ。考える事から逃げて考える事にやられている・・・いずれにせよ、それでも今日のさくらは気迫で満点。
気持ちが入っているから、それだけで十分。見ていても悪くなかった。
さてさて、いよいよだな・・・って感じ。って訳で、稚魚の様子。