katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

高洲公民館のサークル活動

2014-11-13 06:43:39 | モザイク教室
今日は月に1度の高洲公民館のサークル活動。いつもの5人。では1人目のアルルの母ちゃんから。
さてこれを見て一体、何時間掛かっていると思う・・・?って話から・・・・。やった事の無い人には絶対に判らないだろうけれど、

最低8時間以上掛かっているのね・・・。そもそもこのプレートは体験で使ったもの・・・つまり初めての人達は3.4時間で作っていたって事なのね・・・・では、何でそんなに経験値があるのに掛かってしまっているか?

それは1つ1つのパーツが余りにも丁寧できちんとしている。左右対称だったり、形や大きさが揃っていたり、これだけのグレードをキープしていれば、時間が掛かっても仕方ないと言えば、仕方ないんだけれど・・・・。

1つだけ言う事があるとしたら、掛かってしまっている・・・・って事なのね。これを掛けている・・・に変えるって事なのね。
そんな中、来るなり今日は終わらせるつもり・・・ってやる気や意気込みを感じさせるようなセリフだったけれど、

きっとのりちゃん以外は終わらないな・・・・って事は判っていたはずなのね・・・。そもそも本人もホヌの三日月型を2枚切った時に、今日のすべての力を使い果たした・・・・そんな感じだと思うのね・・・・。

それは大きなパーツは欠けてしまったらおしまい・・・ってプレッシャーが掛かる。しかもただでさえ難しいのに、その質の高さをキープしようとすれば、慎重に慎重を重ねるから、そう簡単には進めない・・・じっくり、ゆっくりとなる。

しかもその大きさが取れるタイルの大きさが数枚しか無く、失敗が許されない・・・・そんな状況でもあったのね・・・。
このプレッシャーをどうやって解消して行くか?となるんだけれど、実は失敗するしか無いのかも・・・・ね・・・。って話。

あぁ、ここまでやるとやり過ぎなのかぁ・・・・って覚えるしか無いかも知れないが、数字で説明すると、理想の形を10とする。
上手い人達って言うのは、色々と失敗をしているので、ここまでなら大丈夫って言うのを知っているのね。

ここでひとまず8とか8.5とかまで1回で切っちゃうのね・・・・そうすると、残りは後2か2.5って話になるでしょ?それを微調整って感じになるのね。ではアルルの母ちゃんのような場合は・・・となると、失敗したく無いから・・・と5とか6とかに切る。

そこからすでに微調整みたいな事をするから、いっこうに進まなくなる・・・・しかもその間、緊張し続ける事になる。
だからその緊張感を2回繰り返すことになる・・・何せ左右対称なんだから。

しかもそんな単純な事では無く、1つ目をやっと切り抜けたとして・・・もしその1枚目をおっかなびっくりの中、怖くてここまでだな・・・と妥協してしまったとする・・・・それなのに、それをまた繰り返す事になる・・・・それを真似するのだから・・・

すると、限界はここまでだから・・・と進もうとする事になる。けれど実は本当は納得していないのね・・・実は。
だってさっき終わらせる・・・って言った自分がいる。けれどこの質の高さとの葛藤・・・気が付かず・・・。

つまり進む事を選んだ訳なのね。そんな中、キウイとタピオカにもっと出来るから直して・・・・って言われて、でも欠けちゃうし・・・もう無理ぃぃって。出来るから・・・やって見て・・・って何度かハッパ掛けられて微調整・・・・。こわごわね。

するとこうなるのね。けれど気持ちは相当削られただろうね・・・・でもこう言う緊張感が上手くするものなのね。
それを楽々切っているようじゃ上手くならないのね。そのタイルの値段、残り少ない数、失敗したく無いって緊張感・・・・

上手くなるには、こう言うプレッシャーが掛かる中で、やる事が更に上手くなるものなのね。それと自分を知るって意味ね。
だって上手い人達は終わらない判断をしていたのに、本人は判らなかったんでしょ?

つまり上手い人達は、アルルの母ちゃんの質を見抜いて、そのキープをすれば次回が完成だろうな・・・と判断していた訳で。
こんな勘違いをしてしまったのも大作を手掛けている証拠なのね。実は腰を据えて時間を掛ける大作に慣れてしまうと、

いつか終わるわって言うスタイルになる。だからこそ慌てないって気持ちが丁寧に作る・・・となる。がしかし、体験の人達が1回で終わるもの・・・って判断をするから、流石に倍の2回で終わらないと・・・・いくら何でも・・・となる。

だから、今日の意気込みみたいなセリフとなったのね・・・。これが大作に取り組んで覚悟が出来た人のおちいる事なのね。
そもそも大作に入る覚悟は中々出来るものじゃないのに、そっちに慣れてしまうと、ついつい小物にもそのスタイルを当てはめてしまう。

つまり小物も小さい大作を作っている事になってしまうのね・・・。だもの丁寧過ぎて終わらなくなるのね。
良く大作の後で必ず遊びましょう・・・・って言う理由はここにあって、実は小物で遊ぶって意味は、見極めって話なのね。

小物には小物の作り方があるし、大作には大作の作り方がある。しかも上手い人達に自分の作品の完成時間を読まれて、作る本人の判断が大きく見極め違いになる・・・・つまり作り手の気持ちは、あれ?って事になるでしょ?

つまり上手い人はこれをすればこの位掛かるし、これかな?とか、作戦を立てながら出来るようになるのね・・・。つまりその判断が見極めなのね。要するに小物ばかり作っている人が上手くなるには、時間制限の中作る事では無く、じっくり時間を掛けて、

作る大作を勧めて、それに慣れて来た人には、その腕を持ってして時間制限の中作るような感覚で作る・・・。
ただそれを作るには構想を立てて置く事なのね・・・その場で考えるのでは無くてね・・・。

つまりその場って言う時間の中で、どうしようかな?では、中々アイデアなんて浮かばない。だから考えている時間を取られるから、作る時間が少なくなる。だからそう言う人には事前に1つくらいは考えて置く・・・すべてじゃなくて良いから。

ただ、やった事が無い人が構想を立ててしまうと、絵の上手い人であればあるほど、タイル切れる?って話にもなる。

ただアルルの母ちゃんは?となると、大作を作っているでしょ?つまり1つの花の構想さえ持っていれば、しばらく考えなくてもきちんと切ってさえいれば良い・・・・こんな感じになっちゃっているのね。ここが落とし穴なのね。

この感覚で、小物だし、ホヌに文字で後はクラッシュでバックだけだから・・・そう、だけだから・・・。ただこんな質の高いパーツだらけでは、だけだから・・・ってまるでこだわっていない・・・・って表現では、そう簡単には切り抜けられない。

こんな事が起こっているって話なのね。ただまたこれで経験値が入って来る。しかも質は良いのだから、作品としては申し分が無い。ただ気持ちの問題であって、その見極めの目の問題。これを何回で終わるはず・・・って根拠を持って言える様になると、

また1つ上手くなるのね。そもそもこんなに丁寧にこだわっていれば、終わらないのが当たり前なのね・・・あはははは。
お見事です。なのね。では、のりちゃん。


終わりそうだったのに、タイルが足りなくなっちゃって・・・・ここまでになっちゃったのね。何だか学校で展示があるらしく、それに出すって頑張っているのね。まぁ、間に合うから問題無いのね。

そんな中、それじゃこっちでも・・・とアルルの母ちゃんと同じ下地となるのだけれど・・・・


こちらはまた違う話で、実以外は単なるクラッシュに見えてしまうのね・・・・だから簡単そうに・・・。けれど1つ前の作品を作っている人なのね・・・その差が大きい感じがするでしょ?けれど1つ1つのパーツはとても丁寧なんだけれど・・・。

つまりぺきぺきの場合、クラッシュイコール簡単って見られがちなので、クラッシュが多いからそう見えてしまうのね。
つまりクラッシュの精度が例え質が良くても、そうは見えないって事なのね。

なのにこちらもアルルの母ちゃんよりも掛かっている・・・・恐らく理由の1つは時間を掛けて作る大作の作り方を知っている事と、1つ前の硬いタイルのクラッシュはこれ以上小さいパーツは・・・・って制限がある。

要するに決まった大きさ、例えば1cmタイルならそこからクラッシュ・・・って、これでは小さ過ぎる・・・って感じになるでしょ?でも、ぺきぺきの場合、1枚ものなら75mmとかの大きさだったりするけれど、ペキクラって最初からクラッシュされている、

そんなタイルだと、大体って大きさになっているのだけれど、その大体の大きさを無意識で揃えた様な大きさにしてしまうのね。
多分ね・・・。実はそれが上手くなった人の落とし穴だったりする・・・・自然と綺麗に、自然と合わせてしまう・・・。

最初は意識しても同じ事が出来なかったのに、もう無意識でやってしまう・・・・。だから意識して大小のメリハリを作ったりしないと、色にしても形にしても何と無く無意識に同じ事を繰り返してしまうのね・・・・。

さてそんなこんな中、どんな事が予測されるか?となると、1つは色。硬い方はコロ1色のクラッシュで進み具合が良い。
逆に柔らかく切りやすいぺきぺきは、3色のクラッシュ。確実に色も迷っている訳で・・・・。

つまり簡単そうに思えるぺきぺきが進まないのは、同じように切れてしまう事と色。しかも、コロのクラッシュは同じような繰り返しになる・・・・無意識にそれに引っ張られているのね・・・・きっと。だからクラッシュが難しく感じてしまうのね。

実は細かくするのに慣れてしまった訳で。だから大きなパーツを意識すれば直るんだけど、中々切る事が簡単に思えるから、ついつい切ってしまうのね。  

それと後はバックって意識なのね。のりちゃんは、狙ってクラッシュでは無いパーツを増やした絵にすれば簡単に直るのね。それではお母さん。

まっ、ここは次回には、完成って感じだし、特に何も無いのね。最高級の遊びでしょ?って感じなのね。お見事です。それではタピオカ。  
ここも終盤。何とかキープして逃げ切って欲しいのね。  

何しろこれだけの大きさが初めてなんで、無事に終わって欲しいのね。
質は、全く問題なしなんだから。ようやく、タピオカの代表作が出来るのね。

そしてキウイは髪に入ったのね。こちらも楽しみ。

そんなこんなで、車を自宅に置くと、何だか疲れちゃって、そのまま帰宅。
新作の事や車の事、色々あって、何だかね。立て直しだな。


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