今日は1年に2回位いらっしゃる海外からのリピーターさんとみどりの相席教室。さてさてお久しぶりな作品は一体どんな事になっているのかな?・・・・そんな中、外で金魚を見ていると・・・先生久しぶりぃぃ・・・・って。
いらっしゃいぃぃぃ・・・・どうぞ・・・・ブログでお馴染みの・・・・ニューアトリエに・・・あははははは。
さてさて、そんな中、凰梨酢って言ったかな?・・・・そんなお土産頂いたんだけれど・・・一体何だと思う?
文字若干違うかも知れないけれど・・・・かなり雰囲気はあるんだけれど・・・・実はこれがパイナップルの焼き菓子なのね。
まぁ毎回見た事の無い不思議なお菓子でビックリしちゃうのね・・・・。ご馳走様なのね。
さてそれでは、今日はどんな事からかな・・・・って作品を見ると、実に安定感があって、もうメインの花に大きな問題は起こらないと思われるので、そろそろ情緒のような事を・・・なんて思ってね・・・。
例えば縁取りとして1cmタイルを切らずに張るとする。別に消してそれも悪く無いが、このグレードの花の縁取りに適しているか?となると、いささか物足り無く思えないかな?・・・・ねっ。
そこで、どんな仕上がりになりたい?って質問すると、そのイメージする言葉の中にミヤビなんて言葉があったのね・・・・
そこで更に掘り下げて、ミヤビってどんな感じ?って質問すると、華やかとかでもおごそかとか・・・色んな言葉が出て来て・・・・
じゃ今の作品に何が足りない?って事になると、きらびやかみたいな・・・・って事になったので、そうね・・・とアトリエを探すと・・・・オザワさんの丸タイルが出て来て・・・・すると、すぐに気に入ってくれたので、それならただ張るのでは無くデザインを
考えて、よりミヤビを意識して見て・・・・となり、考えた末にこうなったのね。まっ誰が見てもただ1cmタイルの縁取りよりも、よりミヤビ感は出ていると思うし、ただ好みで好きなものを集めて張るのでは無く、掲げるテーマに沿って作る・・・。
今までは下絵に沿って・・・って感じって感じだったけれど、ここまで出来る人なら更に・・・となると、いかにそんな事を入れて行けるか?・・・・になる。それを更にどうミヤビ?と掘り下げると、もっともっと複雑になって行く・・・・。
それについて注意すべきは、ミヤビなんて掲げて、判りやすく表現して見て・・・と掘り下げた時にね、ギラギラとキラキラでは全く違うものでね、その人の感覚なんで、その違いが繊細さに繋がって行くもので、どちらも一緒なら言葉は1つで良いはず。
いかに違いを出す事を意識するか?が表現の繊細さで、その言葉に沿って、そうするにはどうしたら良いか?と考えれば、辿り着く可能性は広がるが、その時の言葉の表現を曖昧のままスタートすると、適当に掲げた事を作ろうとする事になり、
しかもそれが大作として、時間が掛かる事であったのなら、もうその都度、その日の気分で感のみを頼って作って行くのだから、
お粗末な事になる可能性は高い。これが花、動物、模様・・・こうしたモチーフに似ている・・・と最初はきちんと見えるように
・・・・と意識して、次なるステップは情緒が出せるように意識する。今の俺の新作で言うのなら、癒しと言うテーマだったりする。みんなの場合なら、直接的に癒しとはなんぞや?とまずそう見える為には・・・・と考えて、それに沿う形にとなる。
それを俺は若干複雑に考えただけで、癒しをより癒しに見せるには、切なさを増さないと、癒しが単に甘くなるだけで、それにはそうであるからこそ、つまり切ない事があるからこその癒しである・・・になった訳で。
しかしながら、そんな事を入れてあったとしても直接表現しなくとも、間接的に判る人だけに判るように伝える、日本古来の伝え方がある。ただそれを本来こっそりやる事なのだけれど、コードは解説しないと、死んでから解明されては遅過ぎるのね・・・。
多少はこう言う理由から、こう言う事を入れて見た・・・って説明をしないと、ただ雰囲気で無駄な事に時間は費やせない。
そもそも何を入れても時間は常に掛かるのだから・・・・そしてスタイルが、モノには必ず理由があるってスタイルだから。
そして何しろこれだけ上手くなった人が、海外から習いに来た・・・となれば、常に何か持って帰って貰わないと、また次に繋がらなくなる。色々と考える事はあるのね・・・作家katsuとしても先生katsuとしても・・・。
ただ弟子になりたい・・・・なんて言う人なんで、どちらにせよ生での指導を・・・とわざわざ今の俺程度に熱心に習いに来て下さるのだから、いつも以上に声を張る事になる・・・・。何か得て帰って貰いたい・・・・とね。
そんな中、そう言う気持ちでやっている先輩のみどりが勉強の1つになる、そんなやり取りを提供してくれたのね・・・。
今、炎に入って作って来たんだけれど、どんな炎を作っているの?赤とオレンジ、どちらが強く炎を出したいの?ってとても簡単な質問をしたのね・・・・すると、帰って来た言葉の複雑さに言ったみどりは気が付かず、聞いている海外の人は唖然となる。
では、みどりは何と答えたか?まず、色は赤がいっぱいらしく、ただ武士の情けでこの画像は直した後なんだけれど、どう見てもオレンジが多く見えたので、赤が強く見えない・・・・と言うと、ダメですか?となる。
もしそのスタイルで良いのなら、そもそも俺の必要性は無い。赤が強い炎を作りたいのですが、そうなっていますか?なら、アドバイスも出来るが、別にそこにそんなにこだわりはありません、ダメですか?って感じにならないかな?それならどっちでも良いのね
何しろ本人にしか判らないんだから・・・・オリジナルなんて。しかも、もっと言えば、実は今のやり取りはすでに間違っているから、このやり取りだけで何が間違っているのか?気が付かせる為のやり取りだった訳で・・・・。
そもそもまず色に頼るな・・・と教えていた訳で。つまり赤やオレンジの色で誤魔化して作っていたのね・・・みどりはまた。
あれだけ形だ・・・って教えているのにね。そもそも炎って言うのは何かが燃えている訳で。
つまり燃えている方があるって事なのね。つまり燃えている部分から先に向かって風に揺られると、先は揺れるが中心部はしっかりとしている・・・そんな感じでは無いのかな?そんな表現をするには、中心部は太く、先端部はより細くとなる。
しかも段々となんだけれど、順番にでは無い。何しろ自然な事はすべてが揃ってはいないし、すべてが順番じゃないって事。そう言う点では、焼き芋みたいな形の繰り返しに見えているのね。まるで不死鳥の羽みたいな・・・・・。
けれど、良く見るとひいらぎの葉っぱみたいになっているのね・・・つまりかなり意地になってここをやって来た事は良く判る。ただ意地でやって上手く見える程は上手くない。ここでも下山する勇気って言うのも教えてあったのに、更に失敗の上乗せをしてしまった・・・・。
そもそもあれだけしっかり色んなものを見て・・・と言ったのに・・・すると、見ましたって言うのね・・・・あちゃ・・・。
もうこの言葉1つで何を見ていたか?色だね・・・形では無い。形を見ていたらこう言う事にはならない。
そもそもこのやり取りでご検討虚しく・・・なのにまだ続く・・・更にどんな炎に関してタイマツのような・・・メラメラって・・・比喩や擬音まで入れて・・・では、タイマツってどんな感じ。まさにさっきの説明で下で木が燃えていて、火柱が立ち、
火の粉が飛び散っているよね?火柱?・・・柱?・・・そう柱は真っ直ぐ上に伸びる。それが火なんだから、蛇のようにクネクネみたいに頭の行く方向に曲がり真っ直ぐみたいな状況を思い浮かばないかな?
更にメラメラ・・・絵に描いて、タイルを切ってもそう見えないなら、体使ってメラメラをやってみっ・・・と言うと、胸の当たりでキラキラお遊戯みたいな事をする。すると横で海外の方が体全体を揺らしながら・・・・そうそんな感じだよね・・・。
つまりそもそもが曲がったパーツが欲しくなったりしないかな?・・・・何故こんなやり取りが必要か?と言うと、剥がしたくなるからであり、こう言うやり取りの中、きちんとした根拠を持って是正に行く事が出来るのなら、剥がす事も必要な場合もあるが、
当然労力も材料も無駄になる訳で・・・・。更にそもそもどうしてこうなったか?・・・は、みどりの作りたい炎の理想を語ればすぐに判るのだけれど・・・・実はタイマツでは無く、火の輪くぐりの火の豪華版って感じなのね・・・・
つまり質問事項が全く違うから、教える事と教わりたい事が噛み合わない・・・しかも、当然単なる炎だとしても初めてなのに、もはや作りたい事は、不死鳥が火の輪をあおぐと炎は揺れて・・・・・余りにも複雑過ぎる・・・・。
まず炎に見えてから・・・そこにチャレンジなんじゃないのかな?しかも、仮にこうして見てって教えてしまったら、これだけ出来るようになっているのだから、サンプル見せればそれを変化させて作るだろう。
けれどそうでは無くて、上手くなったのだからそれを自分で見つけて行かないとならず、何が出来て何が出来なくて、判断に困ったら・・・ここであって、もっと言えば、ここまでの不死鳥の出来栄えを壊さない炎にして貰いたい訳で・・・・。
そんな事からも、自分の作ったモノにどんどんとプレッシャーを掛けられている訳で・・・。結果が出ているものの継続って言うのは、守るのか?攻めるのか?チャレンジなのか?キープなのか?・・・・そんな判断力も問われるもので・・・。
そもそも、お教室の先生の手伝いで学んでいるはずなんだけれど・・・先生サイドに付くと、俺のような自由なモチーフのスタイルでは、当日いきなりこれが作りたい・・・けどどうやって?何て無茶振りをされた時に、いかに短い言葉で、いかに雰囲気で、
いかに伝わるか?が大事で、教え方も大事だけれど、聞き方も大事なんだと言う事を学んでいるはずなんだけれど・・・。
いずれにせよ、とんでもなく着地にも時間は掛かるだろう・・・・そんな方向性になっていて、人からは後はバック・・・と、
思われるかも知れないが、全く先の見えないような状況になっているのが伺える・・・・。何しろ複雑な事を選んでいる自覚が全く持って無いのだから、それに気が付いた時の難しさは、尋常じゃないはず・・・・。
本来自覚を持ったとしても、実際やって見た時の感覚の開きは常にあるものなのに、出来る・・・ってスタートを切っているのと、出来なかったらどうしよう・・・と後ろ向きになっているのと、ここなら失敗してもチャレンジなのか?ここはメインで、
絶対に失敗したくない場所なのか?もっと言えば、出来たらラッキーで拾い物感覚でやるのか?・・・・色々と気持ちの作り方ってあると思うのだけれど、常に切った張ったって2つに1つを選ぶ愚かさを捨てて欲しいものなのね・・・・。
いかに立て直せるか?必ず失敗は何をしても付き物で、その失敗をどうリカバリーして、どう防いで、どうして凌いだか?を教えて行く・・・人に伝えて、更にその上を歩いて・・・・そんな事の繰り返しで上手くなって行くもので・・・。
立ち止まったままなら、不死鳥の出来に頼りっ放しで、後は赤い色で覆えば炎に見えて、はいおしまい・・・それで良いはずが無いのなら、こだわるのも結構。けれど出来る事と出来ない事の判断を誤れば台無しになる事になる・・・・。
さあどうする・・・とても良い勉強である。人に凄いだの、上手いだのと言われるのが当然になりたいのなら、この程度のやり取りはいとも簡単に済ませたいものである。何故なら弟子になりたいって本気で取り組んでいるのだから・・・。
だから惜しみなく、遠慮なく、このやり取りを海外の方に見せると・・・・凄いってメモしていたのね・・・。
あはははは、言われている本人よりも、横で聞いている人がメモなんてね・・・・
こんな関係は何処にでも転がっている話で、長女の失敗を見ていれば、次女は長女の失敗を手に入れる。がしかし、長女の成功はすんなりこなされるから、何処が?何が?は失敗ほど耳を傾けてはいないし、そう簡単には手に入らない・・・・。
逆に言えば次女の指導は、長女も聞き慣れているから懐かしく、初心に戻る事も出来るだろうし、また言ってら・・・とも思えるかも知れない。がしかし、離れた年齢であれば、経験値も増えアレンジも加わり、長女の頃とは指導力も変わっている事もある。
いずれにせよ、上手くなったみどりへの指導は、弟子になりたい・・・って言った海外の方には大きな収穫になったはず。
本気な指導は声も張るし、絶対伝わらないと意味が無い。いつかそんな指導をしないとならない・・・かも知れないのだから。
結構、声を張る方もダメージが大きいのね・・・・ただ2人共に目指しているものがあるのなら、厳しい話になっても、何かの足しにしてくれるだろう・・・って中での事であり、今は辛い事かも知れないが、そこを超えるとまた1つ上手さを手に入れるだろう。
そしてまた、そこに辿り着くと、更にまた辛い事が待っていて、またそれを乗り越えると、またそこに・・・上手くなるって言うのは際限無い事名のね・・・・本気になればなるほどね・・・・。
だからこそ、人に出来ない事になるから、凄いって言われるような事になる訳で・・・・理屈は非常に簡単。
ただ上手いと認められても、プロとしてやって行くには、知られないと依頼は来ないし、そもそも下手ではモノは残るから、
そのものが無くなるまで恥をさらさないとならなくなる訳で・・・・生き恥さらすのは嫌なのね・・・。今ある時間で出来る事を一生懸命やる・・・ただ2人の場合、ここまで出来ると、関わった時間が報われる為には上手く行く事が多い事になる・・・。
ただ全てが上手く行く事はそうそう無い。そんな葛藤の繰り返しが不死鳥を作ったのなら、炎もそんな葛藤の繰り返しをすれば良いだけ。そうすれば結果は後から付いて来る。勿論海外の方も同様で、こんな花を作れるのだから、この花に恥じない繰り返し。
そう言う姿勢でやれば、この作品はこの方の代表作になる。上手くなった人達って言うのは、こんな事を繰り返していただけ。
何しろそう言う中、最後まで頑張って欲しいものである。
いらっしゃいぃぃぃ・・・・どうぞ・・・・ブログでお馴染みの・・・・ニューアトリエに・・・あははははは。
さてさて、そんな中、凰梨酢って言ったかな?・・・・そんなお土産頂いたんだけれど・・・一体何だと思う?
文字若干違うかも知れないけれど・・・・かなり雰囲気はあるんだけれど・・・・実はこれがパイナップルの焼き菓子なのね。
まぁ毎回見た事の無い不思議なお菓子でビックリしちゃうのね・・・・。ご馳走様なのね。
さてそれでは、今日はどんな事からかな・・・・って作品を見ると、実に安定感があって、もうメインの花に大きな問題は起こらないと思われるので、そろそろ情緒のような事を・・・なんて思ってね・・・。
例えば縁取りとして1cmタイルを切らずに張るとする。別に消してそれも悪く無いが、このグレードの花の縁取りに適しているか?となると、いささか物足り無く思えないかな?・・・・ねっ。
そこで、どんな仕上がりになりたい?って質問すると、そのイメージする言葉の中にミヤビなんて言葉があったのね・・・・
そこで更に掘り下げて、ミヤビってどんな感じ?って質問すると、華やかとかでもおごそかとか・・・色んな言葉が出て来て・・・・
じゃ今の作品に何が足りない?って事になると、きらびやかみたいな・・・・って事になったので、そうね・・・とアトリエを探すと・・・・オザワさんの丸タイルが出て来て・・・・すると、すぐに気に入ってくれたので、それならただ張るのでは無くデザインを
考えて、よりミヤビを意識して見て・・・・となり、考えた末にこうなったのね。まっ誰が見てもただ1cmタイルの縁取りよりも、よりミヤビ感は出ていると思うし、ただ好みで好きなものを集めて張るのでは無く、掲げるテーマに沿って作る・・・。
今までは下絵に沿って・・・って感じって感じだったけれど、ここまで出来る人なら更に・・・となると、いかにそんな事を入れて行けるか?・・・・になる。それを更にどうミヤビ?と掘り下げると、もっともっと複雑になって行く・・・・。
それについて注意すべきは、ミヤビなんて掲げて、判りやすく表現して見て・・・と掘り下げた時にね、ギラギラとキラキラでは全く違うものでね、その人の感覚なんで、その違いが繊細さに繋がって行くもので、どちらも一緒なら言葉は1つで良いはず。
いかに違いを出す事を意識するか?が表現の繊細さで、その言葉に沿って、そうするにはどうしたら良いか?と考えれば、辿り着く可能性は広がるが、その時の言葉の表現を曖昧のままスタートすると、適当に掲げた事を作ろうとする事になり、
しかもそれが大作として、時間が掛かる事であったのなら、もうその都度、その日の気分で感のみを頼って作って行くのだから、
お粗末な事になる可能性は高い。これが花、動物、模様・・・こうしたモチーフに似ている・・・と最初はきちんと見えるように
・・・・と意識して、次なるステップは情緒が出せるように意識する。今の俺の新作で言うのなら、癒しと言うテーマだったりする。みんなの場合なら、直接的に癒しとはなんぞや?とまずそう見える為には・・・・と考えて、それに沿う形にとなる。
それを俺は若干複雑に考えただけで、癒しをより癒しに見せるには、切なさを増さないと、癒しが単に甘くなるだけで、それにはそうであるからこそ、つまり切ない事があるからこその癒しである・・・になった訳で。
しかしながら、そんな事を入れてあったとしても直接表現しなくとも、間接的に判る人だけに判るように伝える、日本古来の伝え方がある。ただそれを本来こっそりやる事なのだけれど、コードは解説しないと、死んでから解明されては遅過ぎるのね・・・。
多少はこう言う理由から、こう言う事を入れて見た・・・って説明をしないと、ただ雰囲気で無駄な事に時間は費やせない。
そもそも何を入れても時間は常に掛かるのだから・・・・そしてスタイルが、モノには必ず理由があるってスタイルだから。
そして何しろこれだけ上手くなった人が、海外から習いに来た・・・となれば、常に何か持って帰って貰わないと、また次に繋がらなくなる。色々と考える事はあるのね・・・作家katsuとしても先生katsuとしても・・・。
ただ弟子になりたい・・・・なんて言う人なんで、どちらにせよ生での指導を・・・とわざわざ今の俺程度に熱心に習いに来て下さるのだから、いつも以上に声を張る事になる・・・・。何か得て帰って貰いたい・・・・とね。
そんな中、そう言う気持ちでやっている先輩のみどりが勉強の1つになる、そんなやり取りを提供してくれたのね・・・。
今、炎に入って作って来たんだけれど、どんな炎を作っているの?赤とオレンジ、どちらが強く炎を出したいの?ってとても簡単な質問をしたのね・・・・すると、帰って来た言葉の複雑さに言ったみどりは気が付かず、聞いている海外の人は唖然となる。
では、みどりは何と答えたか?まず、色は赤がいっぱいらしく、ただ武士の情けでこの画像は直した後なんだけれど、どう見てもオレンジが多く見えたので、赤が強く見えない・・・・と言うと、ダメですか?となる。
もしそのスタイルで良いのなら、そもそも俺の必要性は無い。赤が強い炎を作りたいのですが、そうなっていますか?なら、アドバイスも出来るが、別にそこにそんなにこだわりはありません、ダメですか?って感じにならないかな?それならどっちでも良いのね
何しろ本人にしか判らないんだから・・・・オリジナルなんて。しかも、もっと言えば、実は今のやり取りはすでに間違っているから、このやり取りだけで何が間違っているのか?気が付かせる為のやり取りだった訳で・・・・。
そもそもまず色に頼るな・・・と教えていた訳で。つまり赤やオレンジの色で誤魔化して作っていたのね・・・みどりはまた。
あれだけ形だ・・・って教えているのにね。そもそも炎って言うのは何かが燃えている訳で。
つまり燃えている方があるって事なのね。つまり燃えている部分から先に向かって風に揺られると、先は揺れるが中心部はしっかりとしている・・・そんな感じでは無いのかな?そんな表現をするには、中心部は太く、先端部はより細くとなる。
しかも段々となんだけれど、順番にでは無い。何しろ自然な事はすべてが揃ってはいないし、すべてが順番じゃないって事。そう言う点では、焼き芋みたいな形の繰り返しに見えているのね。まるで不死鳥の羽みたいな・・・・・。
けれど、良く見るとひいらぎの葉っぱみたいになっているのね・・・つまりかなり意地になってここをやって来た事は良く判る。ただ意地でやって上手く見える程は上手くない。ここでも下山する勇気って言うのも教えてあったのに、更に失敗の上乗せをしてしまった・・・・。
そもそもあれだけしっかり色んなものを見て・・・と言ったのに・・・すると、見ましたって言うのね・・・・あちゃ・・・。
もうこの言葉1つで何を見ていたか?色だね・・・形では無い。形を見ていたらこう言う事にはならない。
そもそもこのやり取りでご検討虚しく・・・なのにまだ続く・・・更にどんな炎に関してタイマツのような・・・メラメラって・・・比喩や擬音まで入れて・・・では、タイマツってどんな感じ。まさにさっきの説明で下で木が燃えていて、火柱が立ち、
火の粉が飛び散っているよね?火柱?・・・柱?・・・そう柱は真っ直ぐ上に伸びる。それが火なんだから、蛇のようにクネクネみたいに頭の行く方向に曲がり真っ直ぐみたいな状況を思い浮かばないかな?
更にメラメラ・・・絵に描いて、タイルを切ってもそう見えないなら、体使ってメラメラをやってみっ・・・と言うと、胸の当たりでキラキラお遊戯みたいな事をする。すると横で海外の方が体全体を揺らしながら・・・・そうそんな感じだよね・・・。
つまりそもそもが曲がったパーツが欲しくなったりしないかな?・・・・何故こんなやり取りが必要か?と言うと、剥がしたくなるからであり、こう言うやり取りの中、きちんとした根拠を持って是正に行く事が出来るのなら、剥がす事も必要な場合もあるが、
当然労力も材料も無駄になる訳で・・・・。更にそもそもどうしてこうなったか?・・・は、みどりの作りたい炎の理想を語ればすぐに判るのだけれど・・・・実はタイマツでは無く、火の輪くぐりの火の豪華版って感じなのね・・・・
つまり質問事項が全く違うから、教える事と教わりたい事が噛み合わない・・・しかも、当然単なる炎だとしても初めてなのに、もはや作りたい事は、不死鳥が火の輪をあおぐと炎は揺れて・・・・・余りにも複雑過ぎる・・・・。
まず炎に見えてから・・・そこにチャレンジなんじゃないのかな?しかも、仮にこうして見てって教えてしまったら、これだけ出来るようになっているのだから、サンプル見せればそれを変化させて作るだろう。
けれどそうでは無くて、上手くなったのだからそれを自分で見つけて行かないとならず、何が出来て何が出来なくて、判断に困ったら・・・ここであって、もっと言えば、ここまでの不死鳥の出来栄えを壊さない炎にして貰いたい訳で・・・・。
そんな事からも、自分の作ったモノにどんどんとプレッシャーを掛けられている訳で・・・。結果が出ているものの継続って言うのは、守るのか?攻めるのか?チャレンジなのか?キープなのか?・・・・そんな判断力も問われるもので・・・。
そもそも、お教室の先生の手伝いで学んでいるはずなんだけれど・・・先生サイドに付くと、俺のような自由なモチーフのスタイルでは、当日いきなりこれが作りたい・・・けどどうやって?何て無茶振りをされた時に、いかに短い言葉で、いかに雰囲気で、
いかに伝わるか?が大事で、教え方も大事だけれど、聞き方も大事なんだと言う事を学んでいるはずなんだけれど・・・。
いずれにせよ、とんでもなく着地にも時間は掛かるだろう・・・・そんな方向性になっていて、人からは後はバック・・・と、
思われるかも知れないが、全く先の見えないような状況になっているのが伺える・・・・。何しろ複雑な事を選んでいる自覚が全く持って無いのだから、それに気が付いた時の難しさは、尋常じゃないはず・・・・。
本来自覚を持ったとしても、実際やって見た時の感覚の開きは常にあるものなのに、出来る・・・ってスタートを切っているのと、出来なかったらどうしよう・・・と後ろ向きになっているのと、ここなら失敗してもチャレンジなのか?ここはメインで、
絶対に失敗したくない場所なのか?もっと言えば、出来たらラッキーで拾い物感覚でやるのか?・・・・色々と気持ちの作り方ってあると思うのだけれど、常に切った張ったって2つに1つを選ぶ愚かさを捨てて欲しいものなのね・・・・。
いかに立て直せるか?必ず失敗は何をしても付き物で、その失敗をどうリカバリーして、どう防いで、どうして凌いだか?を教えて行く・・・人に伝えて、更にその上を歩いて・・・・そんな事の繰り返しで上手くなって行くもので・・・。
立ち止まったままなら、不死鳥の出来に頼りっ放しで、後は赤い色で覆えば炎に見えて、はいおしまい・・・それで良いはずが無いのなら、こだわるのも結構。けれど出来る事と出来ない事の判断を誤れば台無しになる事になる・・・・。
さあどうする・・・とても良い勉強である。人に凄いだの、上手いだのと言われるのが当然になりたいのなら、この程度のやり取りはいとも簡単に済ませたいものである。何故なら弟子になりたいって本気で取り組んでいるのだから・・・。
だから惜しみなく、遠慮なく、このやり取りを海外の方に見せると・・・・凄いってメモしていたのね・・・。
あはははは、言われている本人よりも、横で聞いている人がメモなんてね・・・・
こんな関係は何処にでも転がっている話で、長女の失敗を見ていれば、次女は長女の失敗を手に入れる。がしかし、長女の成功はすんなりこなされるから、何処が?何が?は失敗ほど耳を傾けてはいないし、そう簡単には手に入らない・・・・。
逆に言えば次女の指導は、長女も聞き慣れているから懐かしく、初心に戻る事も出来るだろうし、また言ってら・・・とも思えるかも知れない。がしかし、離れた年齢であれば、経験値も増えアレンジも加わり、長女の頃とは指導力も変わっている事もある。
いずれにせよ、上手くなったみどりへの指導は、弟子になりたい・・・って言った海外の方には大きな収穫になったはず。
本気な指導は声も張るし、絶対伝わらないと意味が無い。いつかそんな指導をしないとならない・・・かも知れないのだから。
結構、声を張る方もダメージが大きいのね・・・・ただ2人共に目指しているものがあるのなら、厳しい話になっても、何かの足しにしてくれるだろう・・・って中での事であり、今は辛い事かも知れないが、そこを超えるとまた1つ上手さを手に入れるだろう。
そしてまた、そこに辿り着くと、更にまた辛い事が待っていて、またそれを乗り越えると、またそこに・・・上手くなるって言うのは際限無い事名のね・・・・本気になればなるほどね・・・・。
だからこそ、人に出来ない事になるから、凄いって言われるような事になる訳で・・・・理屈は非常に簡単。
ただ上手いと認められても、プロとしてやって行くには、知られないと依頼は来ないし、そもそも下手ではモノは残るから、
そのものが無くなるまで恥をさらさないとならなくなる訳で・・・・生き恥さらすのは嫌なのね・・・。今ある時間で出来る事を一生懸命やる・・・ただ2人の場合、ここまで出来ると、関わった時間が報われる為には上手く行く事が多い事になる・・・。
ただ全てが上手く行く事はそうそう無い。そんな葛藤の繰り返しが不死鳥を作ったのなら、炎もそんな葛藤の繰り返しをすれば良いだけ。そうすれば結果は後から付いて来る。勿論海外の方も同様で、こんな花を作れるのだから、この花に恥じない繰り返し。
そう言う姿勢でやれば、この作品はこの方の代表作になる。上手くなった人達って言うのは、こんな事を繰り返していただけ。
何しろそう言う中、最後まで頑張って欲しいものである。