katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

寅さん教室

2024-10-15 07:07:49 | モザイクタイル教室

今日は午後から寅さん教室。それまでは実家だったり、野暮用があったりして、ピエロの壁画の続きもやったが、現地でバックの線を合わせて確認したり

・・・まぁある意味、やるべき事はやったからまずまずなんだろうが、欲を言えば切りは無いしね。そんなこんなのお教室。ってまずは壁画のバックから。

左側をやって貰ったのね。特に問題は無く、誰もが戸惑う事で難しいって言っていたけれど、難しいじゃ無くて、手慣れないだけなのね。だって誰かと比べて

見劣りしてる?つまり合格点で出来た事になるのね。勿論合格しても、最高点の合格もあるし、合格ギリギリって言うのもあるだろうね。それは何処の世界でもある事。

事実は俺がOKを出した・・・ここ。ここがきっと今日の一番大事な所だったと思うんだけれど、例えばこんな場面で自信が無い・・・なんて言ったりする人がいるのね。

ここが厄介な話で、では自信って何?って質問したら、一体なんて答えるんだろうか?それを広辞苑に書いてあるような事を言うのであれば、みんな一緒だから

わざわざ聞く必要が無いのね。俺の質問は自分の言葉で自分の解釈で答える事なのね。だから間違っていようがいまいが、その人の考えであり、そこから何か

一緒に考える・・・この行為こそがオリジナル制作の一歩なんだけれど、もしこの行為が面倒臭いとか、そんなのどーでも良いから進みたいって人は、誰かの絵を真似て作ると楽になれるのね。

まず考える事を捨てれば良いだけだから。ただまず考える事を捨てるって言うのは、今を楽しただけなのね。選択肢として考える事を捨てるって言うのは、

オリジナルをしないだけ。つまりスタジオミュージシャンになるんであって、ユーミンやサザンにはならないみたいな話ね。つまり楽譜やレシピに図面と言った指示通りにする。

こっちを目指すって事になるのね。それをオリジナルを作るって側になりたいと思うのなら、自分が考える理想の追求となるのだから、そうする為にはどうしたら良いか?

であって、もしそこで自分の理想が決まっていて、それを作りたいだけなら、後は腕次第じゃ無いのかな?だから理想が高ければ、届かないし、低ければ楽になる。

例えば、労作展の子達。どいつもこいつも中学生とは思えない凄さがあるでしょ?まず掲げるのは自分なのね。俺はそこからこうしろあぁしろとは言わないから。

この時に謙虚だって世間体の塊のような、制作には何の役にも立たなそうな事で、こんなのはきっと出来ないだろうから、こんな感じかな?って簡単そうな事

だと思って言って来たとする。それを世間では良しと判断するんだろうけれど、ではこれを受験だとする。きっと慶応は難しいだろうから、それより下の学校

って滑り止めの学校を選ぶんでしょ?そこは大丈夫だと・・・低いからね、それよりも。世間がみんなそう思っている。ほらぁ該当するでしょ?

こうやって思い込むし思い込まされているのね。世の中の仕組みって。そこでまずそれをやりたいか?の覚悟なのね。まずは。けれど大抵の人は、楽しくって

趣味なんだから・・・って余暇の一貫なのね。それなら、本気の中学生より見劣りしても仕方無いでしょ?だって本気じゃ無いんだから。しかも本気だから、

自宅でもやる。そりゃ上手くなるよね。だから当たり前の結果になる。その時に何が上手くなったの?って言うと、大抵はモザイクを習っているから、モザイクが・・・

って答えてしまうのね。では質問。あの子、頭良いんだよ・・・って何が?数学なの?英語なの?少なくても体育でも技術・家庭でも無い事は判ったけれどね。

あいつ野球上手いんだよ・・・って打つのが?守るのが?全部出来るのは高校生レベルであって、この世でプロレベルは大谷さんだけだよ。

つまりまずオリジナルを捨てるのなら、考えなくて良い事になる。曲は作らないのだから、楽譜待ち。楽譜が決まれば、それを間違いなく弾ければ良いだけ。

ってさ、弾くだけでも難しく無いのかな?つまりそっちを選んでも、今度はモザイクなら自在に切れる技術を身に付けないと、上手くならない。

だからひたすらバットを振る、字を書く、ギターを弾く、野菜を切る・・・って行動になるのね。道具や素材に手慣れる為にね。でも月に1回だとしたら、

一ヶ月の30日分の3時間・・・果てしなく進まないでしょ?つまり根気が必要なのね。果てしなさに挫けない心がね。そう言う点では、寅さん位続くと、

それは充分に慣れただろうね。だから切るって技術の繰り返しになる。そしてこうしてクラッシュとして、形は問わずに何でも良いから切るのは慣れたのね。

だから今は流れとして、この形に切る・・・って練習しているのね。でもね、花の絵を見ても、大体赤って感じにしか思えないのね。何か指示されないと・・

ただ、ただなのね。手伝いのバック・・・ルールは多少あるけれど、自由に入れて、入らなかったら切る。こんなシンプルな事は無いのね。でも初めて・・

いつものタイルよりも硬いのに、キチンと切った。ルール通りに張れた。何も考えなかったかな?考えたからこうなったのね。実は手伝いこそが本当の意味の

教室だったのね。自分の作品に手慣れてしまって、緊張感が少なくなってしまったのね。それは時間が掛かるって事に慣れてしまったが故にね。慌てないって。

勿論それはとても良い事なんだけれど、良い事と悪い事は常に背中合わせ。慌てないって事はのんびりって事でもある。のんびりの中に緊張感は無いのね。

こんな事を踏まえて、自信って読んで字のごとく、自分を信じる事になるんだろうけれど、何をどう信じる?って話になると、ここが難しいのね。

例えば労作展の子のパターンだと、謙虚な場合、こんなのはきっと出来ないだろうから・・・って感じね。いやいや出来るかどうか?は先生サイドの意見がある

はずなのね。しかも一度も経験が無い人が決める訳でも無いし、こっちもその子の能力を見た事が無いのね。つまり保証としてそれをやるなら、この大きさで、この時間キープ出来るなら・・・

って話になる。その時に、子供達は多少大きくても、本当にやりたいと思うのなら問題は無いけれど、大人はこの大きさでこれが欲しくて、自分が思うグレードで、しかも時間も早めに・・・

って吉野家よりもハードルが高くなるのね。上手い、安い、早いよりもね。そこで提案として、それならここだけ多くして一部を・・・って言うと、それなら

辞めるって感じね。だから手に入らない。子供は時間さえキープ出来れば、お金の心配も、送迎があったりすれば、楽に運べるし、条件が良いのね。

こんなハンデがあるのね・・・大人と子供って言うのは。ただ厄介なのは、自分を信じるって言ったって、闇雲に歌手になりたい、画家になりたい、スポーツ選手になりたい・・・

って、なれないかも知れないのに、人が遊んでいる時も必死に練習している気がしない?そう普通プロとかアマチュアでも競技に出るならね。だから労作展に

出るって事になると、それ相応の人に見られるプレッシャーを受ける事になるから、その意識が行動に変わるのね。じゃ言い方を変えれば、例え趣味でも、

人がランチだったり、映画だったり、人が提供するものを買ったりして遊んでいたりする時に、月に1回の3時間だけ自分を楽しく、楽に磨いていたとする。

必死には磨いて無いよ、楽にね・・・・何十年掛かるかも知れないけれど、教える人がもし凄い人だったとしたら・・・もしかすると名刀が手に入るかもね。

もしそれがウサギとカメのおとぎ話なら、カメはゆっくりとのんびりと、慌てず騒がずたどり着くまで歩けば良いだけ・・・ムチも要らないし、継続は力なり。

俺はただ当たり前の事を言うだけ。そしてそれを何十年も繰り返しているだけ。たどり着いても当たり前だし、たどり着けないとも思わない。自分を信じるって、

他人がどんなに馬鹿にしようが、ひたすら前に進む事になるし、けれど助言も聞かずに突き進む事でも無いけれど、誰の言葉も受け入れていては、違うアドバイスにも出くわす。

信じた人をアテにするのか?誰も信じないなら自分でやるしか無いのか、みんなの話を受け入れて、良い人ぶって、その集団から孤立する事だってあったりもする。

本当に強い人は水が合わない・・・なんて弱く無いのね。何処でも郷には郷に従えちゃうのだから。だからその都度折れるって、つまり弱そうに見えて我が強いとも言えるのね。

そうね、普通生徒さんには、ここまで踏み込まないのね。これは弟子だったり、常連の一部にしか話さない。何故なら本気では無く、楽しみたい趣味な人には必要無いから。

ただ場合に寄っては必要な一瞬があったりする。いわゆる気付きとでも言うもの。思い込みって言うのは、大抵話す相手がいなくて、独りで悩む。

ただ悩むなんて愚かで、時間ばかりが過ぎて、何も解決しないのね。そうでは無くて、結論を出す。ただその結論に大義名分が無いと、簡単に折れる。

だから決める時に、必ず覚悟を持つ。これを大事にしたいから、この為にはこれを切る・・・ってね。削ぎ落とす。そうすれば、身軽になって行く分、ペースは上がる。

やらなきゃ・・・になりやすい。それをどーしようかなぁ・・・これもあれもと、都合が良い事ばかりを選んだら、都合が良くて選んだのに、選んでいざ

やったら、こんなに都合悪いとは思わなかった・・・ってなれば、簡単に折れる。それを覚悟を持って、多少リスクがあってもこうしたい・・・って言うなら

最初からリスク想定内なんだから、へこたれる事は少なくて済む。つまり最初に楽を選んだ結果だから、結果が楽じゃ無かったら辞めたくなるのは、簡単だ

楽だと思い込んだからなのね。想定以上に。そうならないように、一歩先を読む。それが想像力、洞察力、観察力って目に見えない力の話。

そしてそれがクリエーターの生命線になる。そしてそれが更にオリジナルの一歩・・・だから全部繋がっているのね。たださぁ、こんな話、普通に生きてたら必要無いじゃん。

でもね、所が歳を取るってのは、そこにある幸せが崩れて行くものなのね。1つ1つ無くなって行く・・・その時に何でこんな事になっちゃったんだろう?

って悩むも良し。ただ迷い放しにならないように、悪いループのままでいないように・・・と思うと、今までのまま行けるならそれも良い。けれど、そうじゃ

無くなった時、どうする?・・・だからそんな人は趣味では無く、生きがいにすると、その意識は行動に変わるはずなのね。別にモザイクに限らず・・・。

何を選んでもだってどれもこれも自分自身なんだから・・・。何も変わらなきゃ、今まで通りだし、今まで通りは無理なら、変えるしか無い。

さてどうする?って、きっと踊らにゃそんそんなんだろうね。おしまい。

 

 


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