かったかくんのホームページ

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全員で完成の記念写真

2010年02月25日 | Weblog
 先日、ようやく一年生の木材加工の時間で全員の作品が完成をしました。授業、昼休み・・・にかけて頑張っていきました。


 ふだん、のこやかなづちなどを使い慣れていないことと、作品づくりに個人差があるので、全員となると本当に時間がかかります。だから、授業だけでは終わりません。遅くなる生徒は、昼休み、技術教室でがんばりました。



 終わった生徒には、残り板に筆で名前を書いてあげました。また握手をすると、みんな必ず「にっこり」します。その笑顔が何かいいんですね。生徒たちもがんばって、やり終える・完成させることがうれしいのでしょう。



 昨日は、作品をもって全員でグランドで記念写真を撮りました。木のにおいと温もりもいいんですよね。
「一生懸命に作ったんだから、宝物だね。」
と話をしました。




 今は、買えば何でもあるという社会になっています。その中で、子どもたちが悪戦苦闘しながらものを作り上げるというのは、貴重な体験であると思います。



 作品づくりだけでなく、「がんばった。」とか「つくりあげた。」「できた。」というような感動を持つことは、気持ちを豊かにさせるものであると思います。でもそんな経験ができることが減ってきているように思えます。特に、思春期を過ごす生徒に、部活、学習、家庭の中でのいろんな生活経験で、たくさん味わってもらいたいです。その経験の少しずつの積み重ねが、知恵となって、また心の支えとなって、社会の中で生き抜く時がやってくると思います。




 写真は、1年生の2クラスの写真です。



 話は変わって、外に出た記念写真のついでに、みんなで遊びました。(時にはいいかな。)この日は、本当に春らしい天気で、花粉症に毎年苦しむかったかくんにとっては、つらいものがありましたが、楽しく「ひまわり」をして遊びました。



にぎやかな声がグランドに響きました。一方、「先生、すりむいた。」
また、押されてなんと泣く?生徒も。がんばれ!



 春の陽射しの中で、楽しい時間となりました。