







今、三者面談の真っ最中です。午後から3年生は三者面談を行っています。親子で真剣に担任の先生と話をしています。話し合いが終わると、別室に行き、私立高校の願書と県立高校の願書を書いています。また受験料を支払っています。
学校の廊下を親子で歩いている姿には、緊張感が漂っています。
平行して高校入学試験も始まりました。昨日は、県下数校の推薦試験が行われました。前日には、学年の先生から、しっかりと試験に対する指示を受けていました。また面接の練習なども行われました。
試験が終わってから、学校にやってきた生徒もいます。一つ終えて、ちょっとだけ満足をしている生徒がほとんどでした。しかし、やっぱり結果が気になります。
「早くわからんかなあ。なんか落ち着かんよ。」
という声。
待つ・・・ということも大事なことかも。どきどきしながら、自分の取り組みに対しての反省、結果の期待、不安・・・いろんなことを感じることは、結果がどうあれ、マイナスになることはないと思います。
朝、登校してきた生徒に、
「昨日は、どうだった?」
と聞くと、「かなりよかったと思う。一度やった問題に近いものもでたよ。面接では、なぜ、この学校を希望しているのですか。と聞かれたとき、考えを長かったけれど、しっかり話せたことが自分でもびっくりしている。」と笑顔で答えてくれました。それは、ふだんから、集中して頑張った成果なのでしょう。
今の子どもたちにとって、自分の努力で自分の道を切り拓いていく機会って少なくなっていると思うのです。だから、この受験という大きな山を自分の毎日の頑張りで乗り越えたとき、今までの自分とは違う自信もできると確信しています。
せいいっぱい自分の目標に向かって、力をつけて欲しいです。
専願の生徒たちにとっては、この結果いかんでは、高校への進路決定という春を迎えたことになります。明日が発表です。合格してもここは、団体戦です。学年みんなの進路が決まるまで、お互いに支え合って、励まし合ってこそ、本当の春なんだと思います。
心からの声援を送ります。
写真は、最後のクラス担任をしたときの願書書きのときのものです。