

『何も花の咲かぬ日は、下へ下へと根を伸ばす』
俳優の真田広之さんは、前述の言葉が好きであると、ある本の中に書かれていました。今は、冬。寒い毎日です。中学校の部活では、シーズンオフとなっています。しかし、その時でも、少しずつ、大会などが行われます。
今日は、中学校のサッカー県選手権大会が開催されました。三光中学校からも出場したので、応援に行きました。6月の市の総体に向けて、厳冬の中ですが、生徒たちも頑張っています。まさに今、部活においては、
『何も花の咲かぬ日は、下へ下へと根を伸ばす』
の時期であると思います。

グランドを生徒たちは、杵築市の中学校を相手にぶつかっていきました。そして、見事勝利をあげました。
自信になったことでしょう。
何年か前に、NHKで「フルスィング」という番組がありました。視聴した方もいると思います。高畠先生の生き方です。プロ野球の選手、コーチを経験して引退。58歳から福岡県の高校教師として教壇に立ちました。
熱い生徒との関わりを持ちました。しかし、悲劇が。病魔に冒されます。そして、非業の死。
「甲子園への遺言」(門田隆将著 講談社)の中で、高畠先生の生き方が掲載されていました。高畠先生は、落合監督、小久保選手などを育ててきています。名コーチでありました。その中で先生は言います。

人生で伸びる人には、7つの共通点があるというのです。
①素直であること
②好奇心旺盛であること
③忍耐力があり、あきらめないこと
④準備を怠らないこと
⑤几帳面であること
⑥気配りができること
⑦夢を持ち、目標を高く設定することができること
生徒たちには、これからもうんと、うんと伸びていってほしいと願います。