

土曜日は、日田に勤務していたとき、お世話になった方と食事をしました。
「今度、日田に出ておいで。」
という言葉に、延び延びになっていましたが、土曜日に実現しました。懐かしい話に花を咲かせました。
いい時間でした。利害関係がなくなってもこうして一緒に楽しむことができることにうれしさを感じます。
そんな話の中で、ふと寂しそうに話をしたことがありました。それは、日田市は、来年度の4月から統廃合が一気に進むからです。
五馬中学校区には、出口・五馬市・塚田小学校と3つの小学校から生徒が入学してきていました。
しかし、来年度からは、3つの小学校が一つになって、「いつま小学校」になるというのです。急激な過疎化の影響を受けています。
さらに五馬中学校の隣りの中学校区も、4つの小学校が1つに統合されます。一気に天瀬町だけでも7つの小学校が2つになるのです。
それぞれに地区に根付いていた小学校だと思うのですが、地区の大きな文化の拠点を失うことになります。日田市全体では、一気に10校近くの学校が4月から廃校になります。
そのような状況の中で、ぜひとも、過疎の地域でもエネルギーがなくならない行政をしていってもらいたいと思います。「限界集落」という言葉がよく使われるようになってきています。人の息吹が感じられる地域づくりができていくといいなあと思います。
今、自分が住んでいる地域も統廃合の話が出てきています。統廃合の是非は別にして、これから中期・長期の展望に立って、行政も住民もどのような街づくりをしていくのかをしっかり考えの中にいれて、すべての計画を創って欲しいと願います。