
静寂破るキレあるリズム

「先生、案内があるのですが・・・。」
と生徒がコンサートの案内状を持ってきてくれました。昨日、そのコンサートが行われました。
その生徒は、地域の音楽教室に通っています。昨日のプログラムを受付でいただきました。プログラムも58番まであります。
エレクトーン、ピアノ、ギター、フルートなどいろんな楽器を生徒に合わせて教えているようです。その門下生たちが習ったことの発表会です。
「SPRING CONCERT」
と銘打って行います。
「先生、ひょっとしたら、順番が後ろに下がるから、遅くなるかも知れません。」
と言われていたので、開演時間からちょっとたった頃行きました。会場は、素敵なメロディが流れていました。コンサートとありますが、発表会なので、ソロで演奏をします。ステージに立っている人も緊張感もあり、真剣です。
順番を待っている生徒に会うことができました。緊張の中にもいい笑顔がありました。

お父さんと一緒に会場を訪れていました。生徒は、ドラム専門です。スティックを持っていました。ドラムは、シンガーの歌が会場に流れて、それに合わせてドラムの演奏を繰り広げます。
思ったより順番は早かったです。58番中の18番。順番が近くなると、みあかさんは、着ていた上着を脱いで、演奏しやすい服装で控え室に向かいました。
生徒がステージに立ちました。こちらもちょっと緊張しました。「HANG―A―LANG」という曲目を選択していました。軽快な音楽です。ステージもレッド系に照明が変わりました。曲想に合わせています。リズムにのった演奏を繰り広げました。
音楽の中に心も体も入り込んだようなミュージシャンの生徒となっていました。身を乗り出して、演奏を聴き入りました。
学校の様子とはまた違った頼もしい一面を見ることができ、嬉しく思いました。あっという間に演奏が終わりました。

演奏が終わり、生徒に会いたかったので、会場の外のフロアに出ました。お父さんといました。演奏前と比べるとほっとした満足感が漂った表情をしていました。「素敵な演奏だったよ。」と言うと、「緊張したあ。」と返事を返してくれました。
お父さんも生徒のがんばりに一安心といった笑顔を見せていました。
時間が許す限り、いろんな生徒たちの頑張りを見に行きたいと思います。