トップアスリート『中村さん』の話

今日はさわやかな一日でした。朝、最近完成した沈み橋のところに行ってみました。そこからみる風景がまたとても新鮮に見えました。


水害で破壊された橋ですが、あのときとは違って静かに流れる川を包んでいます。
　


そして、水上スキージャンプ種目の日本記録保持者で耶馬溪アクアパークのインストラクターを務める中村大悟を道徳の時間にお呼びしました。


地域にいるトップアスリートです。持っている雰囲気もさわやかです。
　


全校生徒を前に水上スキーとの出会いやけがなどでの挫折を感じながらも夢や目標に向かって練習を積んでいる話をしてくれました。大学に入ってから水上スキーと出逢いました。
　


大学を卒業してからいったん東京の会社に就職。しかし、耶馬溪アクアパークの職員の募集を見て、家族の反対もあったとあとから聞きましたが転職。そして中津に移住。


　

アクアパークで水上スキーの普及活動や維持管理などもしながらの選手としての練習。挑戦の日々の中、５０メートルを超える大ジャンプをして、日本新記録を樹立しました。


人生いいことだけではありません。


ある大会を前に、練習中に大けが。７ヶ月にも及ぶ苦しいリハビリの生活。

復活の影には、家族の支え、いろんな人のサポートを受けました。また筋力をつけるために走り込みや筋力トレーニングを行ってきました。


「挑戦する限り、誰にも負けたくない。」


という言葉がとても印象に残りました。


職員室に戻って、いろいろ中村さんや他の先生も交えて話をしていました。

サッカー部の先生が

「笑顔そして、あいさつなどのマナーがあれば、いい出会いも増える」


おっ、こちらも説得力のある言葉。


人生の回転がよくなるということだと思います。

生徒たちは、教室に戻って今の自分たちと中村さんの話を考えながら、まとめていきました。



いやいやこちらも学ばせてもらった時間でした。