かったかくんのホームページ

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次の年の種まいた?

2015年05月07日 | Weblog
ゴールデンウィークが終わりました。今日からまたいつもの勤務に戻ります。ちょっと疲れを残しながら、勤務へと向かいました。いろんな仕事が待っていました。


一つずつクリアーしながら、その仕事の山を少しずつ削っていったというような一日でした。
 


一昨日、訃報が入りました。同じ教員をしている先輩のお父さんが亡くなられたという知らせでした。



先輩のお父さんは、まだ、自分自身が若かりし日の教員時代、小学校や中学校の管理職の先生をしていました。わたし自身にとっては、大先輩です。


会えば、いろんな言葉を交わしてくれていました。
 


退職されてからも、要職につかれていました。そのかたわら、レクリエーション協会に所属したりして、先生のエネルギーを見せてくれていました。


このところ容体が悪いという話は聞いていましたが、亡くなられた知らせが入ってきました。
 


最近、若い頃、いろいろとお世話になった先輩の先生方がなくなるという知らせが入ってくることも多いです。なにかと分からないことが多い私たちに指導をしてくれたり、公私ともに関わってくれました。
 

今回の先生の訃報を聞いて、時代が変わっていっていることを感じずにはいられませんでした。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰は、

「もし同志の中で私の心を継いでくれる人がいたら、私の実は空ではない」

「どうか一粒の籾として次の春の種となれますよう」

と語っていました。先生たちは、私たちにたくさんのことを教えてくれました。


それに応えてわたしが次の年の種になっているか、次の時代に何を残していくのだろうかとテレビを見ながらふと思いました。
 


学校、家庭・・・とそれぞれ大人が種になり、どんな花を咲かせるか、どんな実を実らせるのかを考えるとき、限られた中で、もっともっと自分自身が学び高めていかないといけないと思いました。昨日は、なかなか見ることができず、ハードディスクにためていた「花燃ゆ」を全部見ることができました。



歴史は流れています。遺影を見るとき、先輩のお父さんの死は悲しいものを感じました。しかし教えていただいたことを受け継ぎ、次の世代につなげていく「歴史のリレー」をしていかなければならない責任を感じました。