かったかくんのホームページ

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「たけのこ掘りの一日」

2017年04月15日 | 大分県
『笹の葉に桜の花びら止まってる
       たけのこ掘りの高みの見物』


 
若葉と桜吹雪ととても綺麗な景色が織りなすこの頃です。今日は、毎年恒例の大学時代の下宿の大家さんのお宅に「たけのこ会」に行きました。何十年も経っていますが、縁が続きます。
 


大学に入学するとき、高校時代の先輩が「おれんとこの下宿に来いよ。」と下宿を紹介してくれました。

そこの下宿の大家さん、大学時代の実習の担当の先生だった、大分大学の実践総合センターに客員研究員で行けば、担当教官だった・・・などなどびっくりぽんの偶然の縁が続いています。

一生に出会わない人がほとんどの中で、すごい縁です。


「たけのこ会」も参加させてもらってから10数年経っています。
感謝です。

毎年この季節、この時期に家族の方、総合センターの方々、大学の先生・・・いろんな方が集まり、たけのこを掘り、焼き肉を食べ・・・賑わいます。



 
下宿していた頃は、この場所も閑静過ぎる?ところでした。

毎日の野球部の活動が終わってから、野球場から下宿に帰ります。暗い中、200~300m続く急な坂を自転車で上ります。部の活動のあともしっかり体力がつきます。

上った後は、不気味な色をした電灯がある神社の横をおそるおそる一気に通り、今度はU字になった坂を真っ暗な沼に向かって下ります。

ここには、電灯もありません。雨が降っているときはうっすら霧がかかっています。

伝説の恐怖の沼でした。そこから再び死ぬ思いで、恐怖の沼を背に坂を上ってゴール。


坂のきつさと恐怖の下宿でした。知っている人は知っている。
 

しかし今は、きれいな団地へと変身しています。かつての面影もありません。

恐怖の神社や沼といった雰囲気もありませんし、人気の団地になっています。公園やきれいな家が並んでいます。あの下宿の建物はなくなり、大家さんの先生の息子さんたちの家が建っています。
 

かつての下宿の前にたけのこが生えています。手入れが行き届いていて、畑みたいです。おいしそうなくらいのちょうどよい大きさの見事はたけのこがあるある。ありすぎです。


大勢の人がいてもたけのこが半端じゃいないほど多すぎて、掘るのもひと苦労です。
 


掘り終わると、焼き肉の会です。ふだんでは口にすることができない厚さの朝地牛の肉が出てきます。にぎわいながらの贅沢な一日でした。


またみんなで会えることが楽しみです。