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「桧原マツ~歴史の重みを感じて~」

2017年04月09日 | 大分県
『桜舞う山のお寺の賑わいは
     御田植式の 五穀豊穣』


 
いよいよ明日から、2017年度の学校生活が始まります。桜の花が満開の中での新学期です。




昨日の結婚式の余韻もある中で、今日は、桧原マツに行きました。インターネットによると、

「桧原山正平寺(中津市耶馬溪町)は、約1400年前、正覚上人が開いたといわれる天台宗の寺である。

ここで行なわれる「桧原(ひばる)マツ」は五穀豊穣を祈願する神仏習合の祭りで、700年の伝統を誇る。正平寺及び旧寺領であった山麓の上ノ川内、中畑、福土の3集落の信者によって執り行われている。


講堂で法要、みこし三体の御神幸と続き、マサカリ、ナギナタなどを持った白装束の僧兵に扮した人や僧侶が行列をつくり、みこしが練り歩く。


その後、御田植式が行なわれ、水どめ、田打ち、畦塗り、代かきなどの農作業を古式の歌、笛、太鼓に合わせ、寸劇風に面白く演じて終わる。」

 



今日は、お神輿三体を地元の高校生や東九州龍谷高校の生徒たちが担いでいました。こういった歴史を繋いでいくのが難しい中で、高校生たちが大活躍です。近所の方と一緒に桧原山に向かいました。
 
池そしてお寺とかつてここは、キャンプ場になっていました。小学生の頃、学年でキャンプに来たのが懐かしく思い出されます。
 

今日は、天気も何とかもってたくさんの人が正平寺を訪れていました。また多くのお家の方々も手伝ったり、店を出したりしていました。春の賑わいです。



14時から白装束を着た僧兵たちを先頭に、神輿を担いだ人たちが練り歩いていきます。その時間には、たくさんのカメラマンたちがいいポジションをとっています。


「今年は、桜の中を歩くので、いい写真を撮ることができますよ。」


とプロのカメラマン。700年以上もこのお祭りが続いています。

かつては、この桧原山では、僧兵たちが集まって、修行をしていたのでしょう。夢の跡を追うことができる神輿の練りでした。
 


神輿が戻ってからは、境内は、たくさんの観光客で取り囲まれる中、御田植式です。




ユーモラスな言葉や動きで楽しませてもらいました。
 

桜の花びらが舞う中、桧原山のお祭りが執り行われました。この桜が散って、若葉が萌え、ふるさとも初夏を迎えることとなります。