かったかくんのホームページ

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「あの日の家庭訪問」

2018年05月05日 | 大分県
ゴールデンウィークもあと明日1日となりました。楽しみにしていたのですが、あっという間に過ぎていきます。
今日は、家で庭の手入れなどをしながら、一日を過ごしました。

その話はまた後日。


 
学校では、家庭訪問が終わりました。
 
「かったか」ことわたくしは、とにかく犬嫌いです。小学生の頃、仲の良かった友だちの家に飼っている「ロン」という犬に何度もぼこぼこにされた思い出が体に染みついています。

今でもTっちゃんに、
「ロンに追いかけられたり、噛みつかれたりしたなあ。」
今では、それが懐かしい思い出ですが、幼い頃、時に凶暴になる犬は、恐怖におとしいれる生き物そのものでした。


 
家庭訪問の時には、生徒には、
「犬を飼っているところは、しっかり犬をつないでおいてね。」
と心からお願いをしていました。


家庭訪問は思いもかけないいろんなハプニングがあります。

K美ちゃんの家では、まあ家の中で、小鳥を放しています。

「びしびしきびしくやってください。」

「は、はい・・・。」
頭の上に飛来してきたり、手のひらに乗ったり・・・小鳥もちょっと苦手で、でも苦手とはK美ちゃんのお家の方には、言い切れず、集中力、話10分の1での家庭訪問でした。



先日、かつて教えたHろしくんのお母さんが亡くなったという連絡がありました。いろいろとお世話になっていました。
葬儀には出ることができなかったので、朝、葬儀場まで行きました。



Hろしくんのところも、犬を飼っていて、玄関のドアを開けて、居間の2階に行くときに、わんちゃんが出迎えてくれます。おっとまとわりつく・・・。それでも話の時は、お母さんが、
「あっちに行ってなさい。」
と部屋から出してくれていたので、Hろしくんのことについて、ゆっくりと話をすることができました。



 
葬儀場の控室で、そんな話をしながら、久しぶりにHろしくんと話をすることができました。あれから30年以上の月日が経ちます。


当時の活発で、明るく元気な子どもというイメージも、しっかりと頼もしくなっていて、落ち着いた風格があります。時の経過をしっかりと感じることができます。
 

お母さんが眠っている前で、長い時間ではなかったのですが、2人であの頃に戻ったような気持ちで、話すことができました。

懐かしい時間でした。

お母さんも頼もしく成長して生活しているHろしくんに安心しているでしょう。


お母さんの顔を見させていただいたときに、あの頃、子どもたち2人のことを話してくれていたことを昨日のことのように思い出されました。Hろしくんは、帰るとき、忙しかったのでしょうが、玄関のところまで出てきて見送ってくれました。




「家庭訪問」という中でもいろんな思い出が蘇ってきます。