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「5月25日の命日」

2018年05月25日 | 大分県
朝、あいさつ運動に立っていると、ちょっと肌寒く感じます。
でもさわやかな風が吹いてその冷たさも心地よいものがあります。
日中は一気に温度が上がっていきます。


 
歩道橋を上がっていくとき、階段の上から青空が見えます。
またそれが気持ちをやわらかくします。
 

そんな気候の中、今日は、かつて小学校に勤務した時の、校長先生の命日です。毎年みんなでお参りに行っていました。
先生がなくなられ、20年近くが経ち、だれもが年を重ねました。

先生の奥さまも膝を手術したりもしました。
一昨年、お参りに行ったときに、


「これまで、毎年、お参りをありがとうございました。私もおいて体も悪くなったりしているので、これから気持ちだけでおさめてもらえればと思います。主人もこれまで先生方が来られてうれしかったと思います。」



という言葉をもらいました。
奥様にとっては、ご自身の体のことも考えられて、そして、私たちに言葉を選びながらのせいいっぱいの心配りをしての言葉だったと思います。
 

お参りに行っていた人たちは涙して、最後に仏壇に手を合わせました。
 

5月25日が巡ってきました。
 

一緒に勤務させていただいたころのことを思い出します。そして、先生の生き方を感じさせてもらっています。
多くの方から慕われた先生でした。
 


振り返るときに、改めて、先生の真の優しさとか存在感を覚えます。
自分の生き方と照らし合わせながら、まだまだ先生には随分と及ばない自分自身を感じます。
 

人には忘れることのできない「あの頃」があり、「あの人」がいます。