ゴールデンウィークが終わりました。
さらに月曜日。「1日疲れたあ。」という人も多かったのではないでしょうか。
このゴールデンウィークは、それぞれにいろんな思い出ができたと思います。
一方、中学生は、部活動やクラブチームでも各種大会が行われました。
ゴールデンウィークの前日は、クラブチームで鹿児島での大会に参加する生徒をほかの先生と見送りました。
今日は、部活の男子ソフトテニスの大会で、
「先生、3位になった。」
という生徒。
すごい。
少ない部員数。決して多くない練習量ですが、効率的に努力しています。
今年度になって、中学校・高校の下宿・大学・・・と一つ上の先輩が、外部指導者で指導をしてくれています。
先日、練習を見に行きましたが、生徒たちにいい関わりで、素人目からみても、練習のポイントを押さえながら、指導をしてくれています。中学校時代もコートで頑張っていた先輩ですが、歳の離れた後輩たちに指導をしてくれていることがうれしく感じました。
今日、部活の大会などを教えてもらいましたが、今週末は、大会のパレードです。先生たちも大変ですが、来月に控えている市総体。3年生にとっては、負ければ引退という大会です。
練習試合はあるにしても、ほとんどの部活が市総体前の大きな大会となります。
悔いのない最後の実践練習を積んでいって欲しいと思います。
昨日、テレビの情熱大陸で、リオオリンピックでは、メダルには手が届きませんでしたが、昨年のカナダモントリオールでの世界選手権大会において、種目別床で難度の高い技を決めて金メダルをとった村上茉愛さんの特集が放映されていました。
映像を見ながら、種目別で金をとる選手でも、
「超えていかなければならないハードルがある。常に緊張と戦っている。」
と言いながら、大会に臨んでいます。
スペシャリストしての
「練習を休めば感が鈍る」
「持てる時間を体操に捧げる」
という練習の様子は、追従を許さない強さがありました。
世界選手権後の練習の様子が描かれていました。段違い平行棒では、着地の時に体重の数十倍の負荷がかかります。降りる時の感覚を得る練習では、「怖い。」ということを連発。
うまくいかずに涙ぐむ姿が映し出されていました。世界を制する選手の苦悩する姿。
頂点に立つために、怖さと自信との綱引きをしながら、「命を懸けて練習をしている。」という言葉が印象的でした。
体操という華麗なスポーツの体操。
「練習の力がたやすく 現れない競技。それだけに技術は、過酷な練習のたまもの。」
と言います。
4月の全日本の大会で3連覇を果たしたときは、そのたまものが生き、
「今日はゾーンに入っていた。ゾーンとは、気づいたら終わっていた。」という言葉を残しました。
148センチの小さな選手の挑みに感動を覚えました。
部活やクラブチームで頑張る選手たち。特に3年生にとって、あと1か月の最後の市総体に向けて、こだわりをもって悔いのないチャレンジをして欲しいと思いました。