かったかくんのホームページ

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「社会のしくみの移り変わり」

2021年10月24日 | 大分県
『スポーツの秋の空気も気持ちよく
      今年最後の野球の大会』


来月になってすぐに、今年最後の野球の大会があります。
早いもので、球春から球秋で野球のシーズンも終わりです。
暑い暑い夏も通り過ぎました。
今日の夕方は、野球の練習がありました。
1週間くらい前までは、太陽が照りつけ、残暑も厳しかったですが、今は、長そでのアンダーシャツを着用しないとグランドもの上も冷たく感じます。

 
昨日テレビを見ていると、平均寿命も延び、健康寿命も延びていることを伝えていました。
100歳以上の方も増えている中、私たちが経験してきた高齢者のイメージを変えていかなければならないということです。
 
それを見ながら、最近自分もなんとなく中途半端だなと思うことがあります。
退職したときには、小学校の教員をもう一度してみたい、過疎の地域の中で、何か貢献もしたい・・・などと思っていました。

地域の役職もいくつかしています。しかし、退職3年経って思うことがあります。
 
常勤の仕事についていると、めいっぱいの仕事があります。
地域の役割までとなると、昼間に会議があることがほとんどなので、会議にも出たり出ることができなかったりということになります。

「ほかの人に申し訳ない。」
と思います。

「仕事しているからいいよ。」
とは言ってくれますが、迷惑をかけていることには違いありません。
これが、中途半端です。

ひと昔前だったら、退職をすると、地域の中で、これまでつないできたものを引き継いでいくという役をみんながしていました。
しかし、今は、ほとんどの人が、65歳、70歳まで働く社会のシステムにチェンジしています。

ほとんどの人は、退職後も昼間は、社会の一員として働きます。
現役時代と変わらない生活を退職後もします。
以前は退職したら、ゆとりがありましたが、今は、自分のことでせいいっぱいになっています。

せめて、疲れた体に、週末は、ゆっくりしたい、自分の時間を持ちたいと考えます。
 
つまり、地区のいろんなお世話をするのは、これから先、70歳を越えなければ、しづらい社会になっています。
限られた人しか、地域のお世話ができなくなってきています。
 
 
人口の減少、限界集落が大きな課題ですが、こういった地域を守る人たちの減少もその次にくる課題であるかも知れません。
これにコロナの問題などが絡んで、いろんな社会構造が変化する中で、対応は、見えにくいですが、不可欠なものになっています。

みんなが働きやすい職場、みんなが過ごしやすい、優しい街づくりを「バランス」を取りながら、みんなで創り上げていきたいものです。