果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

豊橋百儂人新年会と第15回地域再生大賞

2025年01月30日 12時58分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

1月26日(日曜日)、豊橋百儂人の新年会がATEGIS(ビストロアテジ)で
儂人&プレミアムサポーター&サポーター&ゲストといった
色とりどりの面々で盛大に行われた。
このお店のオーナーは新城で有機野菜を作っているスフィーダのS君のお店である。
かなり前から彼の取り組みを陰ながら応援してきたつもりなので、
今回このお店で新年会ができるということはうれしさを隠しながらも、
時を刻む柱時計の針をかなり進めることができたのかなと思う。
儂人のみんなが持ち寄った超新鮮な野菜と果物をシェフのマジックで、
瞬間にお皿が空になるほどの料理にしてもらい、
食の聖地としての根幹になる部分をも楽しみながら味わわせてもらった。
河合果樹園から提供させてもらったレモネーディア露纏は、
彩り豊かなサラダになり、3種類のドレッシングの一つにも使われて、
ゲストの方からお褒めをいただいた。
またこちらも瞬殺でなくなって甘藷儂人さんはSNS上で
ありつけなかったことを嘆いていたレモンパスタ。
私は運よく食べることができ、
レモネーディアの料理としてのポテンシャルを再確認できた。
既存の流通の人たちが、こんなもの売れないといったレモネーディア。
時計の針はそれから30年近くが経っているが、
自分の感性を大切にしてよかったと振り返る。
本当に楽しい新年会だった。
参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

新年会のその日、とてもおめでたいニュースが飛び込んできた。
第15回地域再生大賞にエントリーしていたここ東三河の
「東三河フードバレー構想」が未来を切り開くプロジェクト賞に!
食の聖地を目指し、活動してきたことが認められまたうれしく思う。
フードバレー構想の一番大事な部分である大地からの恵みを受けて育つ野菜や果物を作る生産者が
かかわっていなければ食の聖地も世間一般のプロジェクトのように
画餅に終わることはわかっていたのであれこれ提案させてもらっていた。
農民藝術創造倶楽部が立ち上がって、3年と2か月。
その準備段階を含めると約5年の際月が流れている。
またそのベースには美食倶楽部初恋檸檬(旧初恋レモンプロジェクト)が16年と準備期間、
豊橋百儂人が15年と準備期間というワンジェネレーションぐらいが
その多々なる活動とともにベースとなる。
未来を切り開く最終章まで見てみたいものである。

河合果樹園

 

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無農薬フルーツレモンの仕込み時と農業で楽しむ

2025年01月21日 19時25分06秒 | 日記・エッセイ・コラム

あっという間に1月も二十日過ぎ!
今年は少しゆっくりできたと思ったら、
そこからはジェットコースターとなってしまった。
無農薬フルーツレモンは原産地の気候を再現しているため、
イタリアのレモンに近い内容になってきている。
いつも買い支えて河合果樹園を応援してくれているお客様にお薦めしているのは、
①はちみつ漬け ②レモン酢 ③リモンチェッロ 
④レモンのオリーブオイル漬け ⑤夏用のまるごと冷凍など。
先日、中学の同級生からラインでお知らせがあった。
弟さんがこの時季にレモンのはちみつ漬けを取り寄せて作っていると。
誰もが憧れる有名な方が当園の無農薬フルーツレモンで仕込んでくれていたとは
本当に光栄かつ身の引き締まる思い・・・。
友人にも波及していてブログも教えてもらった。
素直に生産者としてうれしい!
夏用の冷凍レモンは、2011年にためしてガッテンで豊橋方式として取り上げられ、
全国的に冷凍レモンの普及に貢献さえてもらったことがある。
そのころ多くのお客様が冷凍庫を買って待っていてくれたことも、
思い返してまた感動もんだと今でも思う。
夏の冷凍レモンをジャコご飯やソーメンや刺身やサラダにすりおろす、
初体験の時は至福のひと時を味わうことになります。
過去に某放送局の撮影スタッフに昼食でレモンソーメンを食べてもらったところ、
大絶賛だったことを思い出します。
話しが長くなりましたが、皆さんが一番良いというタイミングで
仕込んでいただければ、日々熟す方向に向かっているレモンたちも幸せです!

ここ豊橋を舞台にしたアニメ「負けヒロインが多すぎる」の第8話で、
一瞬、温水君の手に守られた形で流れた当園の初恋レモン・レモネードが
とうとう道の駅とよはしなどで再販売が始まった。
毎年、一年を待たずして完売していた初恋レモン・レモネードだが、
昨年は早い段階で欠品状態になっていたので、私もやっと気が楽になった。
2014年に最初6000本を作ったのが始まりで、
日本でのレモネードブームの火付け役を担ったのも忘れられているが事実。
その6000本は2週間で売り切れとなり、その時も胃の痛い思いをした。
消えていく商品が多い中、無農薬レモンを皮ごと絞り添加物を
一切使わない製法も相まってロングセラーとなっている不思議。
初恋レモンというネーミングももちろん心をつかんでいることもある。
一時、初恋トマトや初恋たまごというネーミングが直売所で散見されたが、
「初恋」という文字だけを見ているのではなく、
バックストリーを重要視していたのと、
※初恋レモンプロジェクトを17年も続けてきたことが長く売れている理由でもある。
学生時代によくカラオケで歌った村下孝蔵さんの初恋、
その時からこの路線は決まっていたのかと過去のピースを掘り起こしてみる。
現状にはどのピースが欠けても今はない。
大学時代担当の多門院先生の講演の見出し、「農業を楽しむか、農業で楽しむか」
還暦を過ぎ、やっとその意味が分かったような気がする。

※現在は美食倶楽部初恋レモンとして活動中

河合果樹園

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迎春と河合果樹園の様子

2025年01月08日 13時33分57秒 | 日記・エッセイ・コラム

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
久しぶりのブログとなってしまってしまい、
ずっと気になっていたのですが区切りの良いとこということでお許しください。
今年は少しゆっくりした、お正月を過ごすことができ
身体の調子も晴れ渡っています。
自身の就農40周年記念の年度も残り3か月を切りました。
60代にあった生産技術や経営に転換してきたおかげで、
まだまだ気力は多くのあてにしてくれている消費者の皆さんや
取引先の皆さんのおかげで一定のレベルを保てています。
過去を振り返る余裕も少しずつ生まれ、それを糧として高いレベルに昇華できればと
新たに目標を微調整しながら日々取り組んでいきます。

年明けの河合果樹園の状況を書かせてもらいます。
青島みかんは今月いっぱい販売が続く予定です。
太田ポンカンは猛暑の影響で小玉が多く、木はとても衰弱しています。
無農薬フルーツレモンは販売を開始して、例年より今のところ調子は良さそう。
無農薬レモネーディアは残り少しを引っ張って販売予定。
低農薬レモネーディア露纏はきれいに着色しない模様で、寒波の様子で収穫。
赤実レモンは少しですが、販売を始めました。
自然栽培レモンもやはり着色遅れで、販売は遅れそう。
無農薬ベルガモットはまだまだ販売中!
寿太郎みかんは木が弱く年々収穫が減っていますが、青島みかんの後に販売予定。
マザーヴィクトリアも着色遅れなので、販売は遅れそう。
紅甘夏はいい感じのなり具合です。
欠品している初恋レモン・レモネード(レモン)は
少しだけど今月中には販売開始できそう。マケイン人気は本当にすごい!
初恋レモン・塩レモンペーストはもうすぐ加工場へ送れそう。

2025年の河合果樹園のこのような状況です。
すべてが終わるまで何があるかわかりませんが、
身体と相談しながらこなしていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

河合果樹園

1月8日の無農薬フルーツレモンの様子

 

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