今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

中国地方への旅 松江へ 

2024年02月15日 | 中国・四国地方
皆美館
(島根県松江市末次本町)



羽田を発って
「米子鬼太郎空港」に
降りたのは、10時30分。

それから、鳥取県伯耆町の
「大山ハム」工場直営店
「テラス  ザ  ダイセン」で
自宅を含めた発送手続きをしてから
ランチのために松江市にある
「皆美館」に向かいました。



多くの文人墨客が訪れ、
皇族方もご宿泊されるという
松江では有名な旅館です。



宍道湖を借景とした
枯山水式の庭園で、
主役は十五本の松だそうですが、
私たちは
お庭を拝見することもなく
お食事だけいただきました。



鰻まぶし御膳
鰻まぶし一式
もずく、胡麻豆腐
茶碗蒸し、止椀

この「皆美館」さんでは
家伝の味として、
「鯛めし」が有名ですが
私たちは、鰻で…。


少し大きく




鰻登場
蒲焼にした鰻を、
一膳目は薬味で、
二膳目は薬味を混ぜ、
お出汁をかけて
「うな茶漬け」として
二通りの味を楽しみます。


鰻を少し大きく

いわゆる
「ひつまぶし」ですが
関東や名古屋でいただくのとは
別物の味。

鰻は関西風に蒸してなく、
薬味には、
一般的なさらし葱や山葵の他に
やや甘めなゴボウ味噌も供されて、
関東とは、
一味もふた味も違いますが
とても美味しくて、
食後には
「あー、食べて良かった」と、
ほんとうに満足しました。


皆美館さんを出た後は
何度目かの
松江の町を散策。


ちょうどコーヒーが
飲みたかったので
こんな洒落たお店に。


珈琲館
(松江市末次本町)


堀川端から


店内も素敵でしたが
お客様がいらしたので
写真は撮れず。



夫がお願いした
ナッツコーヒー

※右は焼いたクロワッサンに
蜂蜜をかけたもの



私がお願いした
キャラメルコーヒー

前に置かれたとき、
かなり驚きました。

ただ単にコーヒーだけだと
思っていましたが
凄いボリュームで…。

だけど…、
お洒落な喫茶店で
柄にもなく
優雅なひと時を過ごしました。


そうこうしているうちに
時間が経ったので
昨年の9月にもお世話になった
ホテル一畑」さんに
チェックイン。


部屋からの景色は




おー、宍道湖(しんじこ) !!





昨年の9月には二泊して
見飽きるほど眺めたので
なんだか…、
懐かしくもあり、
また来れたことも
嬉しかったです。





宍道湖の中の
嫁ケ島


温泉に入ったりしているうちに
夕方になり
ホテルの中にあるレストラン
アヴァンシア」で
バイキングの夕食。








昨年は、
レストラン内のバーに
男性バーテンダーがいらして
おいしいジントニックなどを
いただきましたが
お休みだったのか
お辞めになったのか…。

バイキングのお料理に
文句はありませんが
お酒のことには、
ちょっと不満が残りましたけれど
ま、それでも私は
松江が好きですし、
バイキングも好きなので

楽しい食事タイムを
過ごしました  



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山陰への旅 松江 境港 米子鬼太郎空港

2023年09月18日 | 中国・四国地方



松江市のホテルで
二泊目の朝を迎えました。
大浴場の温泉に浸かってから
朝食のバイキング会場に
向かいます。



前日はパンだったので
今日はご飯で。




そりゃね、
松江の宍道湖と言えば
青森の十三湖と並んで
シジミが有名。

せっかく宍道湖の見える
ホテルに泊まって
朝のシジミ漁も眺めておきながら
二日続けてパンってのもねぇ
ま、そんなことで
今日はシジミのお味噌汁。

釜揚げしらすや
温泉卵をのせたご飯に
シジミの味噌汁と、
のどぐろの干物など。
おいしい朝ごはんでした。



朝食の後は
部屋で少し寛いでから
帰り支度をして
ホテルを出ました。

それにしても
松江はきれいな町です。

あれは、
まだまだ夫が若かった頃、
松江の町を散策しているときに
「松江に転勤願いを出そうか」
と、言ったことがありました。

結局、松江で暮らすことは
ありませんでしたが
やはり、松江の町は好きです。


そんな松江の町をあとにして
あちこち寄り道しながら
空港に向かうことに。




境港港




船体に
函館や長崎の文字が見えます。
全国の漁港から集まった
イカ釣り船がいっぱい。。。



こんなところへも
寄ってみました。


お菓子の壽城
(鳥取県米子市淀江町佐陀)

米子城そのものの姿が
再現された建物だそうです。




山陰地方のお菓子売り場や
喫茶室などがあり、
まさしく、
お菓子のテーマパークです。



楽しかった思い出を胸に
いよいよ空港へ。


米子鬼太郎空港

来た時には
鳥取砂丘コナン空港」でした。
鳥取は名探偵コナンの作家
青山剛昌さんの出身地ですから。

で、帰りは
米子鬼太郎空港」。
ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みの
水木しげるさんも鳥取県のご出身。

ちなみに
「孤独のグルメ」でお馴染みの漫画家
谷口ジローさんも鳥取のご出身とかで
有名漫画家が多い県のようです。


それにしても
空港内は どこもかしこも
水木しげるさんの絵だらけ。







飛行機の出発時刻まで
充分時間があるので
ちょっと遅くなったけど
昼食を摂ることに。



まるはち屋
(米子鬼太郎空港内)



ずーっと運転していたので
「あー、やっと飲める !!」と夫。
一口飲むなり、「うまい !!」




おつまみ
紅ズワイガニ(肩、脚)
添えられた蟹味噌が美味しい!!




炙りチャーシュー
これが、
思いのほかと言っては失礼だけど…
凄くおいしかったです。


夫はビールから日本酒に替えて
鳥取(境港)・千代むすび酒造
こなき純米
運転しなくて良いとなったら
飲むこと…。

って、お店のお客様たちは
ほとんどの方が
アルコールを飲んでいます。

そうよねぇ、
後は飛行機が運んでくれるから
乗っちゃえば
寝てればいいものねぇ。




サンチュと
サムギョプサル肉飯
これも美味しい。

これだったら
家で真似できるかも…。




しじみのチジミ
写真ではよく見えませんが
もちもち生地の中に
シジミが入っています。




〆は
牛骨ラーメン

鳥取のラーメンと言えば
そりゃ、「牛骨」。
量が多すぎず
二人でシェアして丁度でした。
旨し。




無事、家に帰って
不貞腐れた猫のカイ君とも
ご対面。

※ カイ君には、朝、昼、晩と
一日3回、10数年来のお馴染み
シッターさんに来ていただき
その都度ラインで
動画を送っていただきました。



そんな日の夕食です。



空港で買って来た、
こんなのをあてに。

吾左衛門(すし)
(昆布巻さば鮓(柿酢)

あかてんぷら
(魚肉練製品 揚げ蒲鉾)
びっくりするくらい
危険な辛さ !!



山陰の旅。
いろいろなところを見て
忘れられない旅になりました。
また、是非、
行ってみたいです。


長いブログになりましたが
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。




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山陰への旅 ホテルのディナーバイキング

2023年09月17日 | 中国・四国地方
Avancier (アヴァンシア)
島根県松江市千鳥町
ホテル一畑 2F


奥出雲に行った日の夜は
宿泊しているホテルでの
バイキング



宍道湖 (しんじこ)は
夕日が美しいことでも有名ですが
どうも、このホテルからは
見えにくいようです。

それでも窓際の席からは
暮れていく町の様子が伺え
それなりに楽しい。




レストラン内 Bar

アルコールは
こちらでお願いします (有料)。

カクテルなどの種類も
かなり多く
私が今嵌っている
ジントニックも
作っていただけるので
夫が何度も通う羽目に。




料理は、
和食、洋食、中華の三種類。












目が欲しがるので
もう、迷って迷って
持ってきてみれば…
なんと、
夫とほとんど同じもの。

「長いこと一緒に暮らしていれば
こんなことになるんだなぁ…」
なんて夫は言いましたが
たしかに…
こんなことになるのです。



 

北京ダック
ビーフステーキ(岩塩)

「うわぁ~、北京ダックだぁ~」
って喜んだら
中のダックは
皮じゃなく身だけでした…。

ビーフステーキは
一口大に切り分けてありましたが
これは柔らかくて
とても美味しかったです。



 

四川麻婆豆腐
パルミジャーノ パスタ

麻婆豆腐大好きとしては
食べないではいられませんが
かなり辛めで、味も本格的、
美味しかったです。

パスタは夫が食べました。




沢山飲んで
沢山食べました。


バイキングは
なんだか楽しい ♬




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山陰への旅 「VIVANT」の奥出雲へ 

2023年09月16日 | 中国・四国地方


松江市のホテルで朝を迎えました。
起きてすぐに、
窓から宍道湖(しんじこ)を見れば
小さな船がいっぱい。
宍道湖は汽水湖ですから
シジミ漁が盛んです。





暫く眺めたあと、
身仕舞いをして
朝食会場に向かいます。



バイキング 朝食




手前が私で
向こうが夫。

欲張って
茹で玉子まで取ったけれど
食べられず…。
大事に部屋に持って帰りました。




山陰ですから…
小さいけれど
のどぐろの干物
これがやたら美味しい。



朝食を済ませたあとは
テレビドラマ「VIVANT」で観た
奥出雲の櫻井家に行きます。

今回の旅行の
第一目的でもあります。


奥出雲に行くには
いくつかのルートがあるようですが、
私たちが車で向かったルートは
行けども行けども深い山の中。

とにかく右も左も濃い緑一色の中を
くねくね一時間ちょっと。

後で思えば、
これがとても良かったです。








「櫻井家住宅」お隣の建物
可部屋集成館」というところで
入園券を購入しますが
ここにも島根版の
VIVANT」ポスターが。




櫻井家住宅 (重要文化財)
櫻井家庭園 (名勝)
( 島根県仁多郡奥出雲上阿井内谷 )




VIVANT」では
堺雅人さん演じる
主人公・乃木憂助の
父の生家「乃木家」として描かれ 
何度か登場しましたが
この主屋は1738年に
建てられたそうです。









庭園は
1803年から1804年頃の
作庭と言われているようです。

写真ではお伝え出来ませんが
勢いのある長い滝は
不昧公(松平家七代藩主 松平郷)より
『岩浪』の銘が与えられています。

















 





やっぱり
ドラマを観ていらっしゃらない方には
少しつまらないかもしれませんが…。


この地方は良質の砂鉄が採れ、
それを製鉄にするための燃料となる
広葉樹が容易く手に入ったため
製鉄業(たたら製鉄)が盛んで
松江藩の重要な財源だったとか。

ゆえに、こんな山奥にある
櫻井家は
藩主から鉄師頭取の職を
命ぜられていたとのこと。


本宅、庭園、
客殿とその庭園

これらの家や庭園が作られた頃は
険しい山道を
往復せざるを得なかったのに
どの造りも手が込んでいて
素晴らしいものでした。


久しく感動など
したこともありませんでしたが
ドラマとの相乗効果もあって
とにかく感動しました。


櫻井家を拝見した感動も
冷めないままに
奥出雲たたらと刀剣館
にも寄って
いろいろ見聞きしたので
たたら」のことが
少し詳しくなりました…。



そもそも出雲地方は
蕎麦で有名ですが
奥出雲は、
もうもうお蕎麦屋さんだらけ。


そんな中
こんなお店でランチ。



純そば 一風庵
( 島根県仁多郡奥出雲町下横田)




夫が食べました。

野の香
石臼挽き自家製麺
手打ちそば

手前右は「湯葉の天ぷら」




私が食べました。

冷たい 鳥月見そば

右下に見える瓶、
奥出雲 おろち 唐辛子」は激辛。

※ 出雲神話の
「やまたのおろち」から
名づけられたものと思われますが
とにかく辛い‼︎
辛い物好きな我が家のこととて
このお店で売られていたので
一瓶買いました。


少し大きく

蕎麦の上には
削り節、浅葱、針海苔、生卵
そして、煮込んだ鶏肉

いゃあ~、
この鶏肉が柔らかい上に
味がよくしみていて
美味しかったです。


奥出雲・櫻井家の興奮が
なかなか冷めません。
あんな山深いところに行ったのも
初めてでした…。


この日のことは
私に意識がある限り
忘れることはないと思います。




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山陰への旅 鉄板焼き『葵』

2023年09月15日 | 中国・四国地方
鉄板焼 葵
ホテル一畑 
(島根県松江市千鳥町)


夕食は宿泊するホテルにある
レストランを予約していたので
時間になればEVで降りるだけ。







まずは
シャブリのボトルをお願いして
スタート







前菜は
ハムのチーズ巻き
サーモンのタルタル
糸もずく酢



 

サラダ&パン

ガーリックライスかパンを
選びますが
夫はガーリックライス、
私はパンで。




用意されているのは

伊勢海老、雲丹、
茹でたほうれん草




シェフが説明しながら
焼いてくださいます。








焼き上った海老に
レモン汁をかけて。




伊勢海老のバター焼き

レストラン特製の
ポン酢をつけていただきます。


海老は勿論美味しかったですが
特筆すべきは
左上に置かれた
パセリのフライ」。

ま、フライと言っても
パン粉を付けて揚げたものじゃなく
バターで焼き上げたもので
パリッパリッ 。

パラパラ崩れることもなく…
ワインのおともに
よく合いました。




「ニンニクは大丈夫ですか ?」
と、訊かれました。

そんなぁ
大丈夫もなにも
山ほど食べたいので
「大好きなので沢山お願いします」。


だけど
そうお願いした割には
少ないなって思ったりして




用意されているのは
テンダーロイン
玉葱、南瓜、エリンギ、
小松菜、人参


ステーキは
2回に分けて供されました。



ファイアー !!

「今からフランベしますが
写されますか ?」と、
丁寧に教えてくださったので
カメラを向けたら
凄い炎で びっくり !!




ステーキその1

ポン酢、岩塩2種、大蒜醤油
この三種類が用意されましたが
やっぱり、塩が美味しい。




ステーキその2

やわらかいお肉で
もっと食べたかった…。




ガーリックライスを調理中。
真ん中は特製味噌だとか。

ほとんど油は使われていません。
具材はマッシュルーム。




ガーリックライス
(夫の分)
伊勢海老の赤だし、香の物

私は自分の分の
パンを食べてしまったので
本来、
このガーリックライスは
夫のものですが
シェフが気を利かせて
「奥さまにも少しお分けしますから」
と、三口分ほど
お茶碗に入れてくださいました。

赤だしは二椀用意してあり
私もいただきましたが
これも美味しかったです。




デザート
キウィのシャーベット
珈琲


贅沢な夕食も
コーヒーでオシマイ。


このあと、
ホテル内のバーに行ったら
なんと…
「バーは17時まで」とのこと。

えぇーーーーっ !?

コロナ渦以来、
ホテルもいろいろな事情を抱えて
タイヘンなんでしょうね。
なんて思ってしまったけど
ま、仕方がないので
売店で冷えた地ビールを買って
部屋に戻りました。



どじょうすくい」と
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」。

ま、好みですが…
どちらかはとても美味しく
どちらかはとても不味かった。


夜も更けて…
窓から外を見れば
真っ黒い宍道湖の向こうに
キラキラ輝く
町の灯りが美しかったです。




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