初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

キヤノンVSフジノン

2011年04月13日 20時46分40秒 | Weblog


テーラーホブソンのズームレンズは

望遠域に入ると、開放F値が暗くなります

テレビ用に限らずズームレンズは、

コンパクトデジタルカメラでも

ズームレンズの望遠域は

暗くなります

私の使用しているデジタル一眼レフ用のズームレンズは

広角側でF3、5なのに望遠になるとF6、3になります




テレビの野球中継で、少し暗い球場だと

テレビ用ズームレンズの望遠側で開放F値が

暗くなる性質はズームレンズの望遠側で

光量が不足します

ホームベースのキャッチャーの大写しや

バッターの大写しは撮れなくなります



ズームレンズの開放F値が落ち込み始める

一歩手前の比較的ルーズなショットで我慢しなくてはなりません




このズームレンズの望遠側の開放F値を出来るだけ

なくする努力で

キヤノンとフジノン(冨士写真光機)は、

カラーカメラ用ズームレンズを開発します

何故か、日本光学(現・ニコン)はズームレンズ製造に

参加しませんでした。




レンズをカメラに取り付けるマウントは

最初のフィリップス・カラーカメラの

ホブソンレンズのマウントがそのまま引き継がれました




ホブソンマウントは、レンズを4本のビスで止めます

しばらくして、カメラの撮像管が

1吋管(プランビコン管)と

小さくなって、それが標準になります

それを機会に、カメラのレンズマウントに

大きなズームレンズの上の方を引っかけて

レンズ下側をビスで止める、

引っかけマウント形式になりました。