初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続々・願昭寺・目白不動

2011年04月20日 20時06分03秒 | Weblog




やっとのおもいで願昭寺境内につきました





小さな山の中腹にあるお寺であるとはいえ

麓より気温が少し低いのでしょうか

麓の桜より遅れて、今が花盛りのようです






願昭寺には立派な鐘楼が出来ています



今度は何を建立するのかと思っていました









願昭寺に五重塔が建立されるのです



工事の覆いの外壁に五重塔の施工業者が

大成建設です



五重塔の完成は、今年の11月末ということが

記してあります



年末の五重塔完成で、

ここまで登ってこれるのでしょうか




続・願昭寺・目白不動

2011年04月19日 20時31分43秒 | Weblog


わが家から東に向かいます

外環状線(170号線)を渡って、

坂道を下ると、近鉄長野線・汐ノ宮駅に出ます




通り過ぎて、石川の橋を渡ると

いよいよ願昭寺の登り坂にかかります

この坂道に多くの住居があります



坂道も急になって左に曲がるところで

年配の女性が掃除をしていました




その女性と目があったので

会釈して通り過ぎようとすると

声を掛けられました





「この家に娘が嫁いでいます…」

「この坂道の家へ来るのは大変です…」




この女性と同じく私も登りの坂道は苦手です



坂道もさらにきつくなって右に曲がって

左に曲がるといよいよ願昭寺に到着です

>

この願昭寺には山門がありません

いきなり広い境内になります



麓で気になっていた工事現場は

五重塔の建立現場でした

なんと、「大成建設」が請け負っています

白い目隠しの塀に、木造建築の五重塔で

宮大工の棟梁、副棟梁のコメントと

写真が展示されていました






願昭寺・目白不動

2011年04月18日 23時19分21秒 | Weblog


うちの窓から東の方を望むと小さい山が見えます

晴天の朝は日の出を拝めます

この小さな山にお寺の屋根が見えます

屋根の左側に工事中の囲いが見えます




なにを工事しているのか気になっていました

昨日、天気も上々で暖かいので散歩に出掛けました



数年前に良く登ったのですが

いまの歳で大丈夫かなと思いながら

途中で無理となれば登るのを止めようと出掛けました





これから登るお寺は「願昭寺」です

インターネット、Wikipediaを引用します




願昭寺(がんしょうじ)とは、

大阪府富田林市にある寺院。山号は淨心山。本尊は目白不動。

真言宗系の新宗教である

八宗兼学真修教(はっしゅうけんがくしんしゅうきょう)の

大本山であり、

信者達の手作りによる寺院として知られている。



本尊は樹齢800年もののクスノキから

一刀彫りで彫り上げられたものである。

また、境内は梅の名所としても知られている




赤瀬川原平氏

2011年04月17日 22時51分41秒 | Weblog


昔はカメラ関係の展示会があちこちで開かれていました

毎年、春に百貨店の催し会場で開かれていた

カメラショーにはカメラメーカーの

ブースが並んでいます

新春からカメラ雑誌に新しいカメラの

記事が載せられています

その中の話題カメラのブースが会場にあります

そのブースに人が集まります

カメラショーの会場で世間でいま何に関心が集まっているのか

分かって楽しいものでした



特別コーナーに日本光学(ニコン)とキヤノンがあって

自動焦点のブースがありました

大きな装置でした。

自動焦点なんて出来るのかなあ

と思っていました




趣味のカメラを題材にしたエッセイストがいます

赤瀬川原平氏(尾辻克彦)です

ずばり「カメラが欲しい」は楽しい本でした

美術家の赤瀬川原平氏は手書きのイラストを添えて

金属人類学入門・『中古カメラの愉しみ』日本カメラ社

ちょっと触っていいですか 中古カメラのススメ 

中古カメラ あれも欲しいこれも欲しい 筑摩書房

老いてはカメラにしたがえ 実業之日本社

老人とカメラ 散歩の愉しみ 実業之日本社

などがあります



写真作品をユニークに解説した

鵜の目鷹の目 日本カメラ社




題名の面白いエッセイ

奥の横道 日本経済新聞社




赤瀬川原平氏の名前が

世間に広まったのは

老人力」でしょう



尾辻克彦名義での芥川賞受賞作

「父が消えた」は普段着の文章で

面白く読みました





カメラショー

2011年04月16日 21時13分50秒 | Weblog


私は写真を撮るのは好きです

それに劣らず珍しいカメラや雑誌にでる

新製品のカメラが気になります



私は毎年、大阪なんばの高島屋で

開かれるカメラショー

心斎橋大丸百貨店で開かれていた

アクセサリーショーに

かさず出掛けていました。



高島屋の当日、開店時刻10時前から

大勢の人出です。格好を見ると

カメラマニアらしい雰囲気です





どうして、そんなに早く来ているのでしょう

まるで、安売り大売り出しで

年配女性の行列に似ていました



やがて開店時刻がきて、

シャッターが上がると

それらカメラマニアは

全速力でエレベーターに殺到しました

初、その行列をみて、

そんなに行列を作るのか合点がいきませんでした



新製品のカメラを出した話題のコーナーに

カメラマニアは集まりました



そこにお目当てのカメラが並んでいるのです

その話題のカメラの手触りを確かめたり、

シャッター音を聴くのです





話題のカメラ台数に限りがありますから

皆に遅れをとると、順番待ちに時間がかかります

開店前の百貨店のカメラマニアの集まりに

合点がいきました。




レンズVSカメラ

2011年04月15日 22時31分43秒 | Weblog


テレビカメラも優秀なレンズがついて

はじめて運用が出来ます。

カメラとレンズにはそれぞれ値段があります

最初は、カラーカメラも高価なものでした

カメラは、電子回路の塊です

回路の改善や合理化などで

価格がどんどん下がっていきました



レンズはいつまでも光学ガラスの塊です

レンズメーカーも価格を下げるように

努力はしているのでしょう

しかし、レンズはいくら進歩しても

光学ガラスを使わなければなりません



レンズの開放F値は決まっていますから

ズームレンズでは、

ズーム倍率を伸ばしてレンズの価格を

維持しています



最近のズームレンズのズーム倍率は最初は10倍から

遂に100倍になりました

私は、そのズームレンズを覗いたことはありませんが

野球場の外野からホームベースのバッターやキャッチャーの

大きなサイズが撮れるのではないでしょうか



デジカメのレンズも、高倍率のズームレンズは高価です

また、開放F値の明るいF2、8クラスのズームレンズは

高価です。



中古のデジカメ(一眼レフ)は年数によって、

どんどん安価になっています

しかし、名の知れた中古レンズは結構高値のままです



最近のデジカメは、レンズアダプターで

昔の有名なレンズが使えますから

段が崩れないのかも知れません。




家庭用のビデオカメラ、コンパクトデジカメなどでも

カメラの価格に含まれるレンズの値段は

カメラメーカーにとって

レンズVSカメラは問題なのです









続・キヤノンVSフジノン

2011年04月14日 23時08分24秒 | Weblog


テーラーホブソンの

ズームレンズは10倍でした

国内レンズメーカーのキヤノンとフジノンが

新たにカラーカメラ用にテーラーマウントの

高倍率のズームレンズの生産を開始します

まず、ズーム比18倍レンズが出現します




キヤノンが18倍レンズを出すと、フジノンはすかさず

20倍のレンズを出します

22倍、25倍、やがて30倍が出ます



テーラーのズームレンズの筐体(そと箱)は鼠色でした

キヤノンレンズも筐体は鼠色でした



フジノンがクリーム色の筐体にしました



真夏の高校野球中継は、

ディゲームです

ゲーム中に太陽の直射がレンズや

テレビカメラに降り注ぎます




試合の途中でテレビカメラを触ると

傷しそうな熱さになっています




レンズ筐体が白っぽいと太陽光を反射して

いくらか、レンズが熱を持つのを防ぐかも知れません

間もなく、キヤノンもレンズはクリーム色になります

カメラも白っぽく塗装されるようになりました

そして、日本のテレビカメラのズームレンズは

キヤノンとフジノンが過半数を占めるようになりました





キヤノンVSフジノン

2011年04月13日 20時46分40秒 | Weblog


テーラーホブソンのズームレンズは

望遠域に入ると、開放F値が暗くなります

テレビ用に限らずズームレンズは、

コンパクトデジタルカメラでも

ズームレンズの望遠域は

暗くなります

私の使用しているデジタル一眼レフ用のズームレンズは

広角側でF3、5なのに望遠になるとF6、3になります




テレビの野球中継で、少し暗い球場だと

テレビ用ズームレンズの望遠側で開放F値が

暗くなる性質はズームレンズの望遠側で

光量が不足します

ホームベースのキャッチャーの大写しや

バッターの大写しは撮れなくなります



ズームレンズの開放F値が落ち込み始める

一歩手前の比較的ルーズなショットで我慢しなくてはなりません




このズームレンズの望遠側の開放F値を出来るだけ

なくする努力で

キヤノンとフジノン(冨士写真光機)は、

カラーカメラ用ズームレンズを開発します

何故か、日本光学(現・ニコン)はズームレンズ製造に

参加しませんでした。




レンズをカメラに取り付けるマウントは

最初のフィリップス・カラーカメラの

ホブソンレンズのマウントがそのまま引き継がれました




ホブソンマウントは、レンズを4本のビスで止めます

しばらくして、カメラの撮像管が

1吋管(プランビコン管)と

小さくなって、それが標準になります

それを機会に、カメラのレンズマウントに

大きなズームレンズの上の方を引っかけて

レンズ下側をビスで止める、

引っかけマウント形式になりました。






テーラー&テーラーホブソン社

2011年04月12日 19時56分42秒 | Weblog


テレビのカラー化は

フィリップスのカラーカメラ(プランビコン管)の輸入で

始まりました

このカメラには電動ズームレンズがついていました

レンズは、イギリスのテーラー&テーラー・ホブソン社の

バロタールズームレンズでした



レンズプリセットボックスが付いています

押しボタンがいくつか付いています

ズームレンズの使用する焦点距離を記憶させておきます

プリセットボタンを押すと記憶された焦点距離に

ズームレンズの焦点距離が決まります




モノクロ時代の晩年、キヤノンから7倍のズームレンズが

作られていてレンズターレットに取り付けて使い出していました




キヤノンのズームレンズの構造は

ズームレンズに長いシャフトがつながっていて

カメラ後部につきだしています

シャフトの手前には掌の大きさの円盤がついています

シャフトを手で押すと、レンズのズームは望遠側に動きます

シャフトを引くと、ズームは広角側に動きます

シャフトについた円盤を右手で廻して焦点を合わせます。



手動の簡単な構造のズームレンズに慣れているカメラマンに

テーラーの電動ズームレンズに戸惑いました。



キヤノンからテーラーマウントの手動ズームレンズが

現れます。

と同時に、銀塩フィルムメーカーの冨士写真光機から

押し引き手動のフジノンズームレンズが発売されます





続・ヴィンテン・カムヘッド

2011年04月11日 20時33分52秒 | Weblog


独創的なアイデアのヴィンテン・カムヘッドは

使い勝手の良さから全国のテレビ局に導入されました




映画キャメラのミッチェルのフリクション・ヘッドから

テレビカメラはやっと開放されました



テレビカメラにはフィルムはありません

一度、ヴィンテン・カムヘッドでカメラの重点調節を

すれば、番組中はフリーになります




スポーツ中継では中継が始まる前の

カメラ調整時間にカムヘッドに乗せられた

カメラのバランス(重心位置)を調整します

50倍、とか100倍の大きなズームレンズを使用する場合も

レンズとカメラの総合重心の調整が

キチッととれていれば、

カメラから手を離してもその位置(角度)で

止まっています。




映画キャメラは銀塩フィルムに撮影されます

そのフィルムはマガジンに装填されています

未感光のフィルムが詰まったマガジンは

マガジンの前に目方がかかっています



そのマガジンも撮影が終わるころは

露光済みのフィルムがマガジンの後に巻き取られて

今度は、マガジンの後が重くなります



映画キャメラはマガジンの状態によって

キャメラとフィルムマガジンの総合重心の位置が

連続的に変わっていきます



テレビカメラ用のヴィンテン・カムヘッドは

映画キャメラでは使えません